●バードッグ 学名:Arctium lappa 別名:西洋ゴボウ バルダーヌ 科名:キク科 使用部位:根部 有効成分: タンパク質、糖質、炭水化物、リン、カルシウム、マグネシウム、カリウム、精油成分、イヌリン、フラボノイド、クロロゲン酸、緑原酸、アルカロイド、ポチアセチレン、アルクティイン
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新緑の色も増し、初夏を感じる空に心がはずむ季節になりましたが、そろそろ梅雨入りの声も聞こえてくる時期です。
梅雨時期は外気の湿度が高いために発汗がスムーズにできず、 余分な湿(水分)が身体に溜まりやすくなり、その状態が様々な体調不良につながることがあります。 代表的なのが、皮膚トラブルですね。 そこで、今月ご紹介するハーブはヨーロッパ原産の「バードック」です。 これから湿気が多くなる梅雨は、なんだか気分が冴えない日もあるかもしれませんが、 雨の季節ならではの楽しみを見つつ、トラブル回避が出来るといいですね。 |
ビタミン、ミネラルが豊富で、とくに根には、イヌリンが含まれています。イヌリンは、可溶性繊維の一種です。
学名の「Arctium 」は、ギリシャ語のarktos〔熊〕に由来。頭花が熊の毛の様な多数の針状の毛に 覆われている事からで、「lappa」は、ラテン語でlappare「つかむこと」に由来し、実が動物や衣服につくことからきています。 英名の「burdock」は、burが植物の「イガ」のことで、葉の形がゴボウとギシギシ「dock」が似ていることからきてるようです。
「バードッグ」は身近な食材「牛蒡(ゴボウ)」で、けしてめずらしいハーブとはいえませんが、 土壌の違いや栽培変種によっておいしく食べられるようになった根菜の「牛蒡(ゴボウ)」とは、含有成分がちょっと違ってくるようです。
ゴボウといえば「豊富な繊維質」じゃないの?と思っていた方、 ハーブとしての「バードック」にはもっとすごいはたらきがあったんですよ。
もちろん、スーパーに並ぶゴボウにも、水溶性食物繊維(イヌリンやヘミセルロース)が含まれ、 消化器系内に存在する様々な有益バクテリアに働きかけ、腸内環境を整えてくれます。
「バードック」は、昔から漢方でも生薬として扱われ、欧米では根菜としてではなく、身体の不健康な状態を、 通常の状態に戻す性質がある重要なメディカルハーブと位置づけられ古くから用いられてきました。
主に湿疹や腫れもの、ニキビ、じん麻疹など皮膚トラブルや 痛風などの代謝によるトラブルに対して、 体内から毒素を取り除くことによる血液浄化を意図して使われてきました。
古くからの外用法としては、葉に優れた抗バクテリアの成分があるので、 葉を揉んで患部に湿布したり、根の抽出液で火傷、白癬、水虫、湿疹、吹き出物、感染による皮膚トラブルの 皮膚洗浄としても使われてきた歴史があります。
「バードッグ」には、循環器系、呼吸器系、尿路系の働きを助け、リンパ系のうっ血を取り除き、 老廃物を排出させ、それぞれの器官の機能が正常に働くよう活力を与えることから「トニックハーブ」と呼ばれています。
また、バードックの抽出液は、抗バクテリア・抗真菌に対する有効な成分があるので、 感染による泌尿器・生殖器系トラブルの利尿剤として用いられてきました。
根の部分には、イヌリンやリグナン系の苦味配糖体アルクティインを含み、 近年の研究では抗変異原性や細胞増殖抑制作用が報告されています。
古くから欧米で使用されてきた伝統的な使用法を裏づける結果が、多く得られているんですよ。
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● 実はダイエットにもオススメ!
近年、イヌリンは、血糖値を下げるはたらきについても研究で明らかとなっており、ダイエットや糖尿病の予防に注目を集めています。
イヌリンの働きのひとつ、NK細胞の働きを活性化させ、低下した免疫力をアップさせることが知られています。
天然のインスリンとさえ呼ばれるイヌリンが持つ血糖値コントロール機能は、肝臓、腎臓、膵臓といった各臓器を丈夫にし、
血中に含まれる糖分がちょうど良い血糖値になるように、糖の代謝を調節する働きがあります。
血糖値の急上昇は、インスリンの過剰な分泌を招き、血液中の糖分を脂肪として蓄積しやすくなりますが、
イヌリンは、インスリンの分泌を調節することで、糖質を脂肪にする働きを抑えて、貯蓄された脂肪を燃焼させる働きを活発にします。
だから、ダイエットのサポートとして大いに役立つんですよ。
外用法として、ドイツではバードックとネトル抽出液をローションにして頭部にマッサージし、育毛の目的で用いる方法が知られています。
実はこの方法、犬の皮膚を清潔に、被毛を健康に保つために利用でき、 梅雨時期に起こりがちな皮膚トラブルの予防、改善など健康な皮膚と被毛を保つためにとても役立ちます。
梅雨時の皮膚トラブルで多いケースは、 湿度が高いことで皮膚が蒸れてしまい、菌が発生増殖しやすい環境になります。 そこに季節の変わり目で免疫力の低下が伴うと、感染での皮膚トラブルを起こしてしまう、という流れが多いようです。
少しでも気になることがあったら、オススメハーブ「バードッグ」をとり入れてみてはいかがでしょうか。
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○ 育毛、健康な被毛を保ちたい
○ 肝臓、腎臓、膵臓、脾臓などの消化器系機能に気を遣いたい
○ ダイエットをしている
○ 血液浄化、体質改善、デトックスを積極的に取り入れたい
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バードッグだけでは決して良い香りとは言えませんので、 良い香りと抗菌、抗真菌、殺菌力アップを目的に、 ラベンダー、ジャーマンカモミール、ネトル、カレンデュラ、セントジョンズワート、エキナセア、タイムなどのハーブのいずれかをブレンドしたもので身体を拭き、よく乾かしてあげるのがオススメです。
ハーブティーをスキンケアとして使う方法はコチラ
梅雨時期の体調不良の原因のひとつとして、外気の湿度が高いために発汗がスムーズにできず、 余分な湿(水分)が身体に溜まりやすくなり、その状態が様々な体調不良につながることがあります。
ですから、腎臓機能を活性化し、利尿作用のあるハーブティーを取り入れ、体内の余分な水分を少しずつ取り除くことで心身ともに元気に梅雨を過ごすことが出来ます。
室内にいる時間が多くなりがちな梅雨の季節は、是非、お部屋に広がる心地良い香りとともに、 犬と一緒にハーブティーを楽しんでくださいね。
さぁ、ハーブのやさしいチカラをかりて、今よりもっとHappyな毎日をスタートしましょう。
(
今回の特集にでてきた関連ハーブをこのページの右側に少しずつご紹介しています。 )
【この特集の資料提供】
Urara Herb Design Lab. フィトセラピスト 堂山うらら氏
現在、ホリステックケアアドバイザーとして人と犬へのフィトセラピーを中心としたカウンセリング 『Dog Life Design(東京・駒沢)』のインストラクターとして、人と犬のクオリティ・オブ・ライフに役立ち、犬と一緒に楽しめるフィトセラピー講座、ハーブ講座を行っている。
Urara Herb Design Lab. フィトセラピスト 堂山うらら氏
現在、ホリステックケアアドバイザーとして人と犬へのフィトセラピーを中心としたカウンセリング 『Dog Life Design(東京・駒沢)』のインストラクターとして、人と犬のクオリティ・オブ・ライフに役立ち、犬と一緒に楽しめるフィトセラピー講座、ハーブ講座を行っている。








