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作り手にインタビューしてきました。
| 最近よく目や耳にする「オーガニックコットン」という素材。ミュッターの商品にはどのようなこだわりがあるのだろう?海と緑に囲まれた場所にあるミュッターの工房までお伺いしました。
Q:まず、素材として使用されている「オーガニックコットン」とはどういうものですか。
A: オーガニックという言葉は“自然のままに”という意味が込められています。オーガニックコットンは無農薬有機栽培をした綿のことです。さらに、それが「オーガニックコットン」と名乗るためには、第三者認証機関によって認定されることが必要となります。いわば、「血統書付」とも言えるその綿は、世界の綿生産量のわずか0.04%であり、茶色や緑のカラーコットンはその中でもさらに少ない希少な素材なのです。
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Q:農薬を使用せずに、どのような方法で栽培しているのですか。
A: 他の農作物に撒かれる農薬の影響を受けないように隔離された専門の畑で行なわれています。広大な3年以上農薬を使ったことのない土壌にて栽培されるため、その産地は限られています。現在ミュッターで取り扱っている綿花の生産地はアメリカのテキサス州やインド・タンザニア・ペルーといった場所です。 栽培方法も具体例を挙げるとすれば、害虫駆除には、害虫の天敵であるカマキリやテントウムシ、クサカゲロウを畑に放ちます。刈り取りは機械は使いません。なぜなら、機械で刈り取るためには、綿花の背丈を揃える調整剤や枯葉剤が必要となってしまうからです。代わりに、現地の人達が1つ1つ手で.摘み取っているのですよ。 |
Q:多くの手間と時間、コストをかけて作られた綿花は、どのように加工されているのですか。
A:ミュッターでは「本当にナチュラルな商品作り」を目指し、製品の製造工程でも漂白や縮み防止加工などの化学処理をほとんど行いません。そのため、通常の綿製品よりも伸び縮みがありますが、それこそが安心、信頼の保証であると考えています。
またオーガニックコットン以外の綿製品も製造しておりますが、オーガニックコットン製品を縫うミシンはそれ専門のものとしておりますし、部屋も別々にしております。 本当はここまでナーバスになることはないのかもしれませんが、できる限り最高の状態でオーガニックコットンをお届けしたいと思い、このような品質管理をしています。ちなみに、ミュッターで働いていただいている方々はみなさん平均7~8年勤めていただいているベテランの方ばかりなんですよ。 |
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| Q:品質を守るというのは大変ですね。オーガニックコットンにはどんな良いところがあるのでしょうか。
A:大きく分けて「エコロジー」「健康」「リラクゼーション」の、3つの長所があるといわれております。まず、エコロジーですが化学農薬を使用しないため土壌がいつまでも活力を失わず、生態系も崩しません。また、世界でもっとも危険な薬品といわれている農薬類は水質汚染や、周辺住民の健康にも危害を加えてしまうのです。さらに、自然だけで作られたオーガニックコットンは土に還るため、もし不要になった場合でも環境にとても優しいのです。
そして、環境だけでなく人にも刺激が少なく優しいという点、つまり「健康」の部分ですね、それもオーガニックコットンの特長です。最近では「スローライフ」や「癒し」ブームによって、以前よりもオーガニックコットンが一般に広く知られるようになりましたが、オーガニックコットンは初めは赤ちゃんの肌着からスタートし、アトピーアレルギーの方や化学物質過敏症の方などの為の服として昔から利用されていました。
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また、天然の綿は皮膚ガンや白内障など体に悪影響を及ぼす紫外線をカットするUV効果があります。その数値は白色の綿では平均85%、茶色の綿では99%もの遮蔽率があるので、これからの季節にはぴったりです。 そういった機能的な面はもちろん、単純にオーガニックコットンは着心地がいいのも魅力です。適度な吸湿性、保温性があり静電気が少なく、自然のものはやはり肌にすっと馴染みます。そして柔らかさも通常のものよりも長持ちなのですよ。 また、そのほか近年では世界経済的な意味でもオーガニックコットンが見直されています。先進国が、発展途上国で栽培された綿花を高く買うことにより、発展途上国の人の生活も保障される。 こういった話を聞いたとき、地球にも、作る側にも、使う側にも優しい、オーガニックコットンはなんて素晴らしいものなのだろうと、是非自分の手でもっともっとオーガニックコットンを広めなければ、といった使命感のような思いに私は駆られたのです。 |
Q:ワンちゃんの服を始めたのはどうしてでしょうか。
A: ミュッターの工房で働いている方にもワンちゃんを飼っている方が多くいて、皮膚トラブルで悩んでいる飼い主さんの事を聞いてからです。家族なんだし、いいものだから一緒に使おうよ、といった感覚で作りました。
Q:お客様の声を伺ってミュッターさんに伝えるのが私たちPOCHIの役割ですね。最後となりますが、今後の目標や方向性をお教え下さい。
A:環境破壊が進んでいる今日、コットンに限らずともオーガニックのものは遅かれ早かれ今後必ず「必要とされるもの」になると思います。だから、オーガニックコットンを一刻でも早く、もっともっと広めたいと思っています。その為には少しでも多くの人にオーガニックコットンを手にとっていただき、その良さを実感していただきたいです。 |



