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ジンジャー


 ●ジンジャー
学名:Zingiber officinale
英名:ジンジャー 和名:生姜
使用部位:根部

有効成分:
精油(ジンゲノール、ボルネオール、シネオール、リナノール、フェラドレン、ジンギベレン)デンプン、樹脂、マンガンなど

こんな時に:
抗酸化、殺菌、抗菌、発汗、去痰、消化機能調節、循環機能促進、うっ血除去、消炎、鎮痛

※生姜は刺激の強い食材なので、摂取量に注意し適量を心がけましょう。

※ジンジャーには、身体を温める成分があるため、熱耐性が弱い人、胃炎や消化性潰瘍がある場合は過剰摂取には注意しましょう。
寒さがこたえる季節になりました。
女性の飼い主さんも「冷え」でお悩みの方が多いかと思います。
血液の循環は、自律神経によってコントロールされていますが、 寒さの影響で自律神経の働きが鈍くなると、血液の循環が悪くなり「冷え」が起こります。
犬も特にシニア犬や病中病後の場合は寒さの影響を受けやすいので、 生活環境を整えるとともに、身体の内側からも寒さ対策を考えてたいですね。
そこで、冬を元気に過ごすために内側からの冷え対策をご提案。
今回ご紹介させていただくハーブは、犬だけではなく飼い主さんにもおすすめ。
私たちの食生活にもかかせないとても身近なハーブ「ジンジャー」です。

少し長くなりますが、「なるほど!」や「使えるかも!」を、少しずつ説明していきますね。

ジンジャーは熱帯アジア原産のハーブで、古代から調理用スパイスや薬として用いられてきたんですよ。 東洋医学でも多くの薬の処方に含まれ、日本でも薬として用いられてきた記述が残されています。

ジンジャーは、心臓や血流を刺激し温かさや心地良さを呼び、活力を取り戻させるため寒さがこたえるこの季節には特にオススメ。
中国では生のジンジャーの根茎を生姜(ショウキョウ)、乾燥したものを乾姜(カンキョウ)と呼んで区別しています。これはジンジャーを乾燥させることによって根茎の有効成分であるジンジャロールが、消炎・鎮痛作用の強いショウガオールに変化するためで、主に生姜は主に胃腸の働きの停滞や吐き気、風邪の諸症状に用いられ、乾姜は関節痛、腰痛や胃痛緩和に用いられます。
最近の研究結果では、ジンジャーがエイコサノイドの生合成と放出に関与することが報告され、 リウマチや関節炎の痛みの緩和のために乾燥したジンジャーがカプセル剤などで用いられているんですよ。

(◎エイコサノイドとは?)

エイコサノイドは食事から摂取した不飽和脂肪酸が代謝されて細胞膜でできる最終の物質であり、様々な生理作用を行います。
身体の中で起きた炎症、血小板の凝集と凝固、血管の収縮と弛緩、傷の治癒など、 生体内で異変が起きたときに体を正常に戻そうとする働きがあります。
関節の痛みの緩和のサポートとして、不飽和脂肪酸をバランスよく含み 血行を促進するビタミンEが豊富なヘンプシードとエイコサノイドの生合成と放出に関与するジンジャーを 組み合わせて取り入れることがオススメです。
また、ジンジャーに含まれるマンガンは、骨の生成を促進し、肝機能を活性化に役立つとも言われ、 最近の研究結果では、疑血を防ぎ、血液をさらさらにするため、 血圧やコレステロール値を下げるのにも有効という研究結果も得られています。




さてさて、身近な食材でもあるジンジャーなら、すぐにでも暮らしの中にとり入れたいですよね。
そう例えば、冬は寒さと乾燥による免疫力低下により、感染症にかかりやすい季節でもあります。
手軽に出来るオススメは、温かいジンジャーティーを利用すること。自然な発汗を促します。
ハチミツにジンジャーを漬け込んだものを保存食としてストックしておくと便利ですよ。

ジンジャーは一般的に熱を下げ、咳や鼻水(鼻づまり)、咽頭(喉)の痛み、 また、肺へも働きかけ、痰の排出を促し、咳やカタル性肺炎を緩和したり、 風邪のひきはじめ、インフルエンザ、疲労、悪寒、痛みを和らげるのにも役立ちます。
また、ジンジャーの温める働きは消化機能にも素晴らしい効果があります。
胃腸の働きを活発にし、消化酵素の分泌を促進することにより、 食欲を増進し消化力を高めます。
食べたものの停滞やその結果として起こる毒素の蓄積を防ぐことにより、 健康や活力を増進し、免疫を高めるといった全身的な効果が期待出来ます。
だから、ジンジャーはデトックスにも役立つハーブのひとつと言われているんですよ。

あと、ジンジャーはむかつきや吐き気を抑えることでも有名で、 胃を落ち着かせ、消化不良や鼓腸、せん痛、腹痛、膨満感を伴う消化不良を緩和し、乗り物酔いにも有効です。

●知って得するフィトセラピストからのご提案

年末年始、長距離移動で車酔いになる犬の話しをよく聞きます。
そこで、車酔いを予防する簡単フィトセラピーを伝授。

(1) ジャーマンカモミールティーとペパーミントの薄めのブレンドティーに、2ミリほどのジンジャーのスライスを一枚加えて ハーブティーを作り、冷めたものを飲ませる。又は、食事に少量かけてあげます。

(2) 犬がハーブティーに馴染みがなく飲まない場合は、ハーブのパウダーとごく少量のジンジャーをみじん切り、又は、すりおろして食事に混ぜてあげます。




厳しい冬に備え、ジンジャーと組み合わせることでお互いを引き立てる相性の良いハーブがあります。
身体を温めてくれるハーブとして有名なジャーマンカモミールやエルダーフラワー、
免疫バランスを整えるエキナセアやローズヒップ、
皮膚・粘膜を丈夫保つために役立つカレンデュラ、
そして、リラックスと共に自律神経のバランスに呼びかけるレモンバーム、
血行と循環器に役立つホーソンやローズマリー
などのハーブも生活の中に上手に取り入れてみてくださいね。


それから、手作り食にするときは、 温める性質を持つ鳥肉、羊肉、イワシ、サンマ、鮭などの肉・魚からタンパク質をしっかり摂取し、 冬野菜をメニューに加え、身近なハーブであるジンジャーやニンニクなどの香味野菜をちょっとプラスしてみてください。

12月から1月にかけて、飼い主さんも食べすぎ、飲みすぎが気になる季節。
ぜひ、飼い主さんも犬と一緒にジンジャーを活用してみてくださいね。





今回ご紹介したジンジャーは特に以下の場合にオススメしたいハーブです。

・ シニア犬のために、健康な血液の流れを維持したいときに
・ 病中病後で免疫力が低下しているときに 
・ よく吐くときに
・ 長時間の移動後、胃腸のフォローに


【この特集の資料提供】Urara Herb Design Lab. フィトセラピスト 堂山うらら氏
現在、ホリステックケアアドバイザーとして人と犬へのフィトセラピーを中心としたカウンセリング 『Dog Life Design(東京・駒沢)』のインストラクターとして、人と犬のクオリティ・オブ・ライフに役立ち、犬と一緒に楽しめるフィトセラピー講座、ハーブ講座を行っている。

さぁ、ハーブのやさしいチカラをかりて、今よりもっとHappyな毎日をスタートしましょう。

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