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 ●ヘンプ
学名:Cannabis Sativa L
和名:大麻草|漢方薬名:麻子・麻子仁
科名:アサ科|使用部位:種子

有効成分
リノール酸(オメガ6)・α―リノレン酸(オメガ3)・γ―リノレン酸・たんぱく質・ビタミンA、E、K、B1、B2、B6・ナイアシン・葉酸・パンテノン酸・クロロフィル・食物繊維・ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄・銅・亜鉛など
秋も深まり、日中の澄みきった青空や夕暮れが近づきはじめた時の陽差し、夕焼け、そして紅葉が美しい季節になりました。

そろそろ夏の疲れも取れ、犬たちも元気を取り戻していることと思いますが、寒暖差による不調に気をつけ、冬への準備をしてくださいね。

今月ご紹介させていただくハーブは「ヘンプシード(麻の実)」です。
「ヘンプ」ってこんな植物

● ハーブの歴史
ハーブティーとして利用されるのは、開花前の蕾と葉をドライにしたものですが、ヨーロッパでは、古くから開花前の蕾の苞片と花托は、タンパク質やビタミンCが豊富で、脂肪やアルコールの代謝を助けるとして、脂っこい料理や肉料理の付け合わせの野菜として利用されてきました。
現在でもアーティチョークの蕾はワインのつまみに最高の料理とされていますが、蕾や葉はギリシア・ローマ時代から肝機能、腎機能の促進や利胆(胆汁分泌の促進)の目的で用いられてきました。
その他の主な働きとしては、肝臓保護、黄疸改善、動脈硬化予防、コレステロール上昇抑制作用、血糖降下作用、解毒作用、利尿作用などが知られています。



ヘンプの特長とその成分
ものは20種類と言われ、このうち、「必須アミノ酸」と呼ばれる9種類のアミノ酸は、 身体の中で作ることができないので食物から摂る必要があります。
これらの9種類の「必須アミノ酸」をバランスよく含んでいるものが「良質なタンパク質」と言われ、 卵、肉、魚、乳製品など動物性の食材が代表的ですが、ヘンプシードは植物性ながらタンパク質が豊富で、 これらの必須アミノ酸がバランスよく十分に含まれて入ることが特長です。

ヘンプシードに多く含まれる油脂(ヘンプオイル)には、すべての動植物油の中で最も多く必須脂肪酸が含まれています(80%)。
オメガ3系脂肪酸のα-リノレン酸を約20%含むと共にオメガ6系脂肪酸のリノール酸とγ-リノレン酸を合わせて60%含み、 この比率が1対3と理想に近いことから生活習慣病予防やアレルギー体質の改善に効果が期待され、健康面、美容面でも注目されています。
γ-リノレン酸は、イブニングプリムローズオイル(月見草オイル)やボリジオイルにも含まれますが、 γ―リノレン酸以外の貴重な成分も含み、これらの脂肪酸がバランス良くすべて含まれている天然の植物油はヘンプオイルしかありません。


ヘンプのココが注目
ヘンプオイルは数年前、子供のアトピー性皮膚炎の治療に有効とされ注目を集めました。
アトピー性皮膚炎の原因は様々ですが、何らかの原因で酵素の働きが弱く、 リノール酸を代謝によりγ-リノレン酸に変化させる能力が落ち、 プロスタグランジンのバランスが崩れることがひとつの原因とされ、その場合にはγ-リノレン酸をほどよく含んでいるヘンプオイルの摂取が有効であることがわかっています。

ヘンプシードは、元気な犬へ毎日の食事と一緒に与えることができますが、 特にアレルギーがある犬や皮膚が弱い犬には、ハーブと一緒にヘンプシードナッツやオイルを継続して与えることをオススメしています。

他にも、ヘンプシードには食物繊維が豊富に含まれます。
古くから中国では、麻の実を「麻子仁(マシニン)」と呼ばれ、食用の他、整腸作用と血糖降下作用のある漢方薬として利用されてきました。
腸内環境を整えることは皮膚トラブルの改善にはかかせない要素ですし、免疫アップにも繋がります。

必須脂肪酸を含むオイルは色々ありますが、中でもヘンプオイルを皆さまにオススメする理由は、 私自身が若い頃にアトピー性皮膚炎になり、その時にヘンプオイルの恩恵を実感したからです。
現在でも疲れたり、体調を崩すと湿疹がでてしまうことがあるのですが、そんな時にはヘンプを食事に取り入れるようにしています。
もちろん、皮膚や被毛にお悩みがなくても、換毛期の季節には健康な艶、ハリのある被毛のためにも、ヘンプは期待出来ますよ。


ダイエットにも
「今年の夏はひどい暑さでお散歩時間が短かったせいか、運動不足から少し体重が増えてしまって…」というお声を耳にすることがありました。
食欲の秋、しっかりと栄養をとり、冬に備えたいところですが、少しダイエットも必要かなと思われる犬は、 お散歩や運動で身体を動かしつつ、ヘンプシードやオイルの摂取をオススメします。

少し詳しい話になりますが、ヘンプシードやオイルに含まれるα-リノレン酸(オメガ3)は体内でDHAやEPAに変化します。
DHAやEPAはFAS(脂肪酸合成酵素)の働きを抑制し、新しい脂肪の合成を防ぎます。 また、血中脂肪酸の分解を進める酵素の働きを活発化し、中性脂肪を低下させる働きがあるといわれています。
更にヘンプには植物ステロ―ル(β―シトステロ―ル、スチグマステロール、カンぺステロール)が含まれ、 この成分はコレステロールを減少させることがわかっています。


(さらに詳しく!β―シトステロ―ルとは…)
β―シトステロ―ルは、コレステロールと構造が類似していて、植物ステロ―ルはコレステロールの代わりに胆汁酸と結びつき、 コレステロールの吸収が阻害されるんですよ。
吸収されなかったコレステロールは便となって体外に排出されますので、ダイエットに役立ちます。

植物ステロ―ルは食物に含まれるコレステロールを体内に吸収されにくくする働きがあり、 小腸でのコレステロール吸収を阻害し、血中の悪玉コレステロール、LDL-コレステロール値を低下させる働きがあります。
さらに、β―シトステロ―ルには免疫機能を高める働きがあり、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)に働きかけることもわかっているので、 寒くなるこれからの季節に備えての免疫アップにも役立ちます。


ヘンプオイルは、ダイエットのためのサポート食材として、また、ヘンプシードのタンパク質にはさらにバリン、ロイシン、イソロイシンなど 筋肉を作る必須アミノ酸が多く含まれているので、アミノ酸ダイエットに役立ちます。


運動の秋ですね。
必須脂肪酸を補うと、骨・関節の健康にも役立つってご存知でしたか?
実は、必須脂肪酸を摂ると、腸からのカルシウム吸収が増加し、尿で排出されるカルシウム量が減ります。また、骨へのカルシウム貯蓄が増加し、 骨コラーゲンの合成が増加、骨の強度が向上することがわかってるんですよ。

「皮膚トラブル」、「ダイエット」、「関節」にと、とても優秀なヘンプオイルですが、光と熱に弱いため、 保存は日光を遮断できる遮光容器で密閉をして、開封後は冷蔵庫保存することがお約束。
加熱調理には不向きなため、犬の食事に加える時は、ご飯が冷めてからプラスするようにしてくださいね。
私も自分の食事に、オイルはドレッシングを作る時に使用したり、ナッツはご飯に混ぜたり、様々な料理、お菓子など幅広く使用しています。
是非、健康、美容のためにも、飼い主さんも一緒に取り入れていただけると嬉しいです。



○ 毎日の健康維持に
○ 皮膚、粘膜、被毛の健康維持、皮膚トラブルの予防に
○ アトピー・アレルギー体質の犬に
○ 腸内環境を整えるために
○ ダイエットサポートに
○ コレステロール沈着予防と心臓血管疾患予防に
○ 健康な骨、関節を保つために


 ヘンプオイルやヘンプシードナッツを、毎日の食事に混ぜて与えましょう。

 精製したヘンプオイルは、浸透性・保湿力に優れていることからオイルマッサージのキャリアオイルとしても使用され、アトピー治療にも役立っています。
軽い皮膚トラブルやパットの荒れ、傷の治癒促進を目的として作りました。

 色々な種類のオイルがあるけれど、うちの犬には何がいいのかしら・・・というご質問もよくいただきます。
私たちも料理によって今日はオリーブオイル、この料理にはゴマ油と色々なオイルを料理に合わせて選びます。
アレルギー体質や皮膚トラブルがひどい時にはハーブと一緒にヘンプオイルをしばらく継続することをお勧めしますが、 ヘンプオイル、サーモンオイル、フラックス、エゴマ油などたくさんの種類があり、 それぞれ脂肪酸バランス、栄養素、役割が少しづつ違うので、 今日はヘンプ、明日はサーモンといったようにローテーションして使用してみても良いかもしれませんね。

【この特集の資料提供】Urara Herb Design Lab. フィトセラピスト 堂山うらら氏
現在、ホリステックケアアドバイザーとして人と犬へのフィトセラピーを中心としたカウンセリング 『Dog Life Design(東京・駒沢)』のインストラクターとして、人と犬のクオリティ・オブ・ライフに役立ち、犬と一緒に楽しめるフィトセラピー講座、ハーブ講座を行っている。

さぁ、ハーブのやさしいチカラをかりて、今よりもっとHappyな毎日をスタートしましょう。

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