ホリスティックな考えから、病気になりにくいカラダづくりのために”予防するコト”に注目が集まっています。
サプリメントもそのひとつの方法で、毎日の食事のバランスを補正したり、全身の体調調整機能に関わること(免疫力や抗酸化力など)をサポートしたり、
皮膚・被毛・関節の健康維持と種類もいろいろ。今回は「お腹の健康と消化酵素」について特集しました。
酵素はカラダの消化と代謝に関わっていて、その種類は「消化酵素」「代謝酵素」「食物酵素」の3つに分類されます。
炭水化物をブドウ糖に分解するアミラーゼ、たんぱく質をアミノ酸に分解するプロテアーゼ、 脂肪を脂肪酸に分解するリパーゼ、食物繊維などのセルロースを分解するセルラーゼなどがあります。
新しく細胞を作りかえるときや、糖質や脂肪からエネルギーを燃焼したり、 老廃物の排泄など、すべての細胞の生命活動はこの代謝酵素の働きによって行われています。
特に「抗酸化酵素」は重要で、活性酸素を分解してくれる酵素です。
その点でも生食(BARF)が期待される理由のひとつです。
食物を口にするとき、自ら体内で作った酵素を使うと同時に、食物自身が持っている酵素も利用して消化を行っています。
消化酵素は食物を消化するときに必要不可欠!だから、
加工加熱食品がメインとなる食事が多い場合、知らず知らずのうちに体内でつくられた消化酵素が使いすぎた状態になります。
体内でつくられる酵素は無限ではありません。
補助として利用可能な消化を助ける「サプリメント」が役に立ってくれます。
(*消化酵素を節約する利点は?…このあと出てきますので、最後までぜひ読んでくださいね。)
季節の変わり目や、ごはんを変えると緩くなる犬へ。
POCHIオリジナル HP-MAX
消化吸収を促すセルラーゼ、プロテアーゼ、ペクチナーゼ含有の複合酵素ドリセラーゼなどに、 腸内環境を整えるためのプロバイオテックスの納豆菌、酪酸菌、善玉菌の栄養源となる フラクトオリゴ糖や動物性食物繊維であるキトサンが配合されています。
とにかくお腹が弱くて…の方へ。
アミノコンプレックス ダイジェスティブサポート
基本の分解酵素に加え、ラクターゼ(乳糖を分解)も配合され、 プラス(+)善玉腸内細菌、ミルクカゼイン、ミルクオリゴ糖、リゾチーム、キチンキトサンが入っています。 未消化のタンパク質が、免疫系により異種タンパク質と判断され起こるアレルギーにもおすすめ。 異種タンパク質が吸収されてしまうのは、 腸内細菌のバランスが崩れていて腸壁が荒れているからです。 徹底的に分解!最高レベルの消化酵素パウダーです。
野生の動物は、調理をしませんから生の食物しか食べませんよね。
だから消化の際、食べ物自体が持っていた食物酵素をうまく利用して、自分の体内でつくる消化酵素をかなり節約することができます。
野生の動物に現代の犬が抱える病気が少ないのは、この節約した消化分の酵素を代謝酵素にまわすことができるからだと言う人もいます。
酵素の全体量は有限ですから、最も多くの酵素を消費する「消化」への負担を減らせば、
代謝酵素として使え、結果的に自己の管理・治癒力も向上するというわけです。
例えば、食べ過ぎて消化酵素を無駄遣いすれば、
使える代謝酵素が少なく、エネルギーがうまく燃やせなくなって太りやすくなったり、
古い細胞が新しく生まれ変わることができにくくなったら、
老化が進んで病気になりやすかったり…。
健康の維持、アンチエイジングを目的とするなら、代謝酵素を大切にする必要がありますが、
残念ながら、直接代謝酵素を増やしたり、節約したりすることは難しいようです。
そこでポイントになるのがやっぱり消化酵素。
消化酵素のサプリメントは、自然治癒力を高めるのにも期待できる手段と言えます。
皆さんが、普段から行なっている食事の工夫、例えば、
消化しやすいように生の野菜やフルーツをすりおろして食事に雑ぜたり、
発酵食品をトッピングしたり、サプリメントを利用したり、、、。
毎日の小さなことが、実は、体内でつくられる消化酵素を節約した食事となり、カラダへの負担の軽減につながっていたんですよ。
今まで、消化吸収について気にしたことがなかった方も、より健やかで負担のないカラダ作りのためにも、これから実践してみてはいかがでしょうか?
せっかく選んだいい内容の食べ物も、細胞の隅々まで運んでくれない…ということにならないよう、
少し気にかけるといいかもしれません。特にシニア期に入った犬におすすめします。
それから、なるべく嫌いなこと(ストレス)を避けることも重要。こちらは、悪玉菌の増加につながります。
また、加齢にともなって善玉菌は減っていき、悪玉菌は増えてきます。
悪玉菌が増えると分解できた栄養素もきちんと腸壁から吸収されずに大腸で留まり、悪い影響を与えるいろんな種類の毒素を作り出したりします。
普段の食事から少しずつ発酵食品を。