新緑を愉しんだ心地よい季節は随分前のように感じます。
梅雨入りすると湿度も温度も高くなるので、嫌なニオイや皮膚トラブルの元、『菌』が繁殖しやすい環境になります。
実は、犬の体にとってもちょっと面倒なことに。たとえばこんなシーン。
雨の日や雨上がりに散歩に行く
⇒ お散歩あとは、足先が中途半場に湿った状態になりがち
(菌が繁殖しやすい環境[その1])
※ドライヤーなどでしっかり乾かしましょう。
⇒ 犬たちが気にして舐め続ける
いつも濡れている状態(菌が繁殖しやすい環境[その2])
⇒ 気づいたらその部分から強いニオイが…
ずっと舐めることで(舐め壊し)、指の間がふやけたようになり菌が入りやすくなります。
皮膚の薄いところ爪の生え際などだったりするとすぐに赤くなって面倒なトラブルに。
他にも雑菌や真菌が影響する皮膚、腎臓、お腹のトラブルは、獣医さんと相談しながら続ける療法食を知っておくとちょっと安心ですね。
ここでは、梅雨の季節の体調に合わせた療法食の種類をご紹介しています。
《皮膚と耳》専用フードをローテーションに入れてみよう。
とくにトラブルが多くなるのが《皮膚》と《耳》。皮膚は健康のバロメーターとも言われ、皮膚の健康を保つことは大切!
犬はかゆいとき「なめる」「咬む」「吸う」「引っかく」という4つの行動をしますが、耳の場合は頭をよく振るようになり、耳を後ろ足で引っかくようにカシカシ。
爪で耳を傷つけたり、赤くなったところを舐め続けることでそこから細菌が侵入し、いわゆる二次感染と言われる「感染症」になって赤くただれたり、腫れたりしがちに。
イタリア発、《フォルツァ10》デルモアクティブ 皮膚ケア と オトアクティブ 外耳炎ケアは、お悩み別に獣医師が開発した食事療法食で、低アレルギー性のフードとフィトセラピー効果のハート粒が各々のトラブルに役立ちます。
また、中身は健康な犬たちに与えても問題ないレシピで、フィトセラピー効果のハーブ類は外耳の健康と皮膚の健康維持に役立つサプリメントにも利用されています。梅雨時の予防のためのフードローテーションのひとつとしていかがでしょうか。
■オススメ専用フードはコレ!クリックして内容と説明を詳しく。
- ナチュラルハーベスト セラピューティックフォーミュラー カロン(スキンコートケア療法食) 玄米、ターキーミール(低灰分)、α化米、ホエイプロテイン。バランスのよい脂肪酸で身体が本来持っている健康な皮膚を維持する力をサポート。 脂肪酸 オメガ6:オメガ3 含有量 2.7%:1.2% 比率 2.3:1
- フォルツァ10 デルモアクティブ(皮膚ケア療法食) ポテトとヘリングミール(ニシン科ニシン目)、魚油を主原料のフード。ハーブにはバードック、アロエベラ、ブラックカラント、マロウブルーを配合。
- フォルツァ10 オトアクティブ (外耳炎ケア療法食) 米とヘリングミール(ニシン科ニシン目)、魚油を主原料のフード。ハーブにはローズヒップ、ガーリック、リンデン、エキネセア、ティーツリーを配合。
◎犬の体臭予防
なにはともあれ、皮膚と被毛を清潔に保つにはシャンプーが基本。ただ、犬の皮膚は人間よりもずっと薄くてデリケート。 なのに皮膚を守る被毛は、ときに皮膚炎の原因となる汚れや菌などを毛穴などに蓄えてしまい、においを拡散してしまうことも。犬は足の裏など一部を除き、汗をかきません。ですから定期的に汚れを洗い落としてあげる必要があります。
乾燥や湿気、暑さで菌は増殖します。できれば、ホームケアでのシャンプーで皮膚を清潔に保ちましょう。
皮膚が弱い犬や、毎日でも洗いたい方には肌に優しいタイプの低刺激シャンプーを。低刺激なのにしっかり汚れを落とすオススメしたい石鹸シャンプーは『無添加のスカルプケアシャンプー』を特集していますので、そちらもぜひご覧ください。
梅雨入りした頃から不調、、、《腎臓の療法食》
毎日の食事に神経を使う、腎臓ケアの療法食。
身体作りの基本である重要な栄養素「タンパク質」は、本来しっかりとりたいところ。最新フードのレシピも全般に高い傾向にあります。
ただ腎機能が弱っている犬たちにはそれが負担になることも。
梅雨に入った頃から、食欲がなくなったり、お腹を壊したり、嘔吐したり。ちょっとよくなったなと思ったら、また繰り返したり…。このような様子が見受けられたら注意が必要です。なるべく早く、獣医師さんに診てもらいましょう。
タンパク質は、分解されるときに老廃物が発生するため腎機能が弱っている犬にはアミノ酸バランスのとれた適切なタンパク質量を摂取することが重要です。
獣医師さんと一緒に相談しつつ、ちゃんと食べてくれる療法食を選んでください。
■腎臓のための健康維持の療法食
- アニモンダ インテグラプロテクト 腎臓ケア グレインフリー 特長:(グレインフリー)ポテト+ポルトリープロテイン+ポルトリーレバー+鶏卵+魚油
- フォルツァ10 リナールアクティブ(腎臓ケア療法食) 特長:白米+鶏脂肪、魚油とハート型のハーブの粒
- ナチュラルハーベスト セラピューティックフォーミュラー キドニア(腎臓ケア療法食) 特長:白米、α化米と鶏卵
- ハッピードッグ サノN (腎臓ケア療法食) 特長:コーン粉、米粉、ポテトフレーク+ミートミール(ビーフ・ポーク)+鶏卵+加水分解レバー(ポーク、チキン)
■腎臓ケアのウェットフード
《お腹ケア》敏感に反応してしまう。
元気でよく食べるけど、お腹が緩い。。。
体調が変化しやすい梅雨の時期、そんな個性の犬たちには消化に優しい食事を。
アニモンダはドイツの獣医師、フォルツァ10はイタリアの獣医師がそれぞれが信じる理由にこだわってつくったレシピです。
きちんと食事をさせても消化できないと栄養が乏しくなり、体だけではなく毛艶にも影響します。
一般食の原材料は大変魅力的ではありますが、季節の変わり目には、療法食を考えてみてはいかがでしょうか。
■お腹ケアのフード
- アニモンダ インテグラプロテクト 胃腸ケア グルテンフリー 特長:食物繊維により腸内細菌を整え、消化性に優れたタンパク質を使用し健康な消化に配慮したしています。
- アニモンダ インテグラプロテクト ウェット胃腸ケア七面鳥のみ150g
- フォルツァ10 インテスティナルアクティブ(胃腸ケア療法食) 特長:消化吸収性の高い低アレルギー性のレシピと胃腸に優しいハーブをセレクトしてハート粒の中に。
- フォルツァ10 インテスティナル アクティウェット(胃腸ケア)100g