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2019.04.24

[機能性成分メモ]消化器トラブルに効果的!ネバネバ成分・ムチンの働きを解説。

[機能性成分メモ]消化器トラブルに効果的!ネバネバ成分・ムチンの働きを解説。

ネバネバ食材に含まれる「ムチン」って一体なに?

私たち、人間の食事でも言えることなのですが、ネバネバした食材は健康食品としてたびたび注目を浴びます。例えば、山芋や納豆、オクラやメカブなど。それぞれ、種類も異なりますし、取れる場所や加工の過程も異なっていたり、共通点はといえば「ネバネバしていること」くらいのものですよね。

この「ネバネバ」の正体こそが私たち、犬たちの体に嬉しい成分・ムチンなのです。
実はこのムチン、植物や海藻類はもちろん、私たち哺乳類の体にも含まれています。鼻の中や消化器官などを保護するための粘膜を覆っているのが、ムチンです。
ムチンは、糖タンパク質と呼ばれるタンパク質とオリゴ糖が結合した物質。ムチンが表面を覆うことで細菌などが付着してもフィルターの役割を果たし、体内に異物を取り込むのを阻む役割も担ってくれています。

ムチンは腸内細菌の家となる物質です。

ムチンは消化器官の中にも多く存在している物質で、胃や腸などの表面を保護する働きを持っています。胃粘膜が荒れていたり、食欲が落ちてしまった時などにはムチンを含む食べ物で補給することで改善されることもあります。

一方で、腸の中でムチンは腸内細菌を定着させるという働きも果たしています。
ウンチの状態が安定しない犬たちの場合、腸内細菌のバランスが悪いということがあります。その時に乳酸菌などの有用菌を使用したサプリメントなどを活用する方も多いのでは。
有用菌を含むサプリメントを飲んでも、犬たちの腸でしっかり繁殖してくれなくては、腸内環境を整えることはできません。有用菌を少しでも長く腸内に留め、繁殖させるためにムチンは必要な栄養なのです。

プロバイオティクスを含むサプリなどを使っても、なかなかウンチが安定しない時などは、長引くお腹トラブルでムチンが減り、腸内で有用菌が十分に増やせていないのかもしれません。そんな時には、ネバネバ食材を合わせて摂取して、プロバイオティクスを助けてあげると良いかもしれませんね。

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