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2026.09.24
犬が咬んだ時、咬まれた時、さぁどうする!? 咬み犬110番! ①《RETRIEVER + POCHI archive079》

イラスト=meeg
監修=奥田順之
「RETRIEVER」は、ゴールデン、ラブラドール、フラットコーテッドを中心とした、レトリーバー種の専門誌。
陽気で明るい性格は家族に笑いをもたらし、豊かな表情は言葉が通じなくてもコミュニケーションを可能にしています。
何と言っても、人間に対する愛情がとても深い。そんな犬種との暮らしを紹介する「RETRIEVER」さんの素敵な記事をピックアップしてPOCHIバージョンでご紹介。
犬種が違っても読めばきっと皆さんのドッグライフがより充実したものになるはずです。(POCHI編集チーム)
犬が「咬む」問題行動は飼い主の問題でもある
「吠える」「咬む」は、犬の問題行動の代表格です。中でも咬むことは、ケガにつながる可能性もある深刻な問題。特に大型犬は、その力を制御する難しさを感じることもあるでしょう。犬は理由なく咬むわけではありません。そこには犬なりの理由や背景があります。犬が置かれている状況を見極め、適切な対策やトレーニングに取り組むことが、解決への第一歩です。
読者アンケートで聞いた犬の咬傷問題
【Q1】犬が飼い主や他の人を咬んだことはありますか?

【Q2】犬が咬まれたことはありますか?

【Q3】その時、犬が咬んだ理由は何だと思いますか?

獣医師・奥田先生が解説 犬が咬むのはしつけの問題か?
【Q4】うちのコは突然、咬んできます。何が原因でしょうか?
【A4】獣医師・奥田先生
犬が突然咬んでくるように感じられても、ほとんどの場合は「寝ているところを邪魔された」「お手入れがしつこかった」など、犬なりの理由が存在します。また、今まで咬まなかった犬が急に咬むようになった場合、体の痛みや内分泌疾患、脳腫瘍といった病気が隠れていて、体をかばおうとして攻撃的になっている可能性もあります。理由がわからないまま繰り返し咬まれる状況は大変危険ですので、問題行動のサポートを専門とする「行動診療科」へご相談することをオススメします。
【Q5】散歩の途中で、犬が飼い主の腕やリード散歩バッグを咬んでくることがよくあります。たいてい同じ公園、同じタイミングです。なぜ咬むのでしょうか。
【A5】獣医師・奥田先生
「広い場所」に入ると興奮して腕やリードに咬みついてしまうのは、犬によくある行動です。過去にその場所で遊んだ記憶や、逃げたりリードを引っ張ったりする飼い主様の反応を「追いかけっこ」などの楽しい遊びだと学習してしまうことが原因として考えられます。
対策としては、まずはその場所に近づかないことが一番です。どうしても通る必要がある場合は、オヤツやオモチャを使って気をそらしながら通り抜けてみてください。それでも解決しないときは、無理をせず専門家にご相談することをオススメします。
出典:『RETRIEVER』 vol.122/「犬が咬んだ時、咬まれた時、さぁどうする!? 咬み犬110番!」
*1 監修=奥田順之 おくだ よりゆき。獣医行動診療科認定医/鹿児島大学共同獣医学部講師。ぎふ動物行動クリニック院長として年間150件以上の問題行動を診察する傍ら、犬のしつけ教室「ONELife」の運営や、NPO法人「人と動物の共生センター」理事長としてペット産業の適正化に取り組む。動物行動学の専門家として講演活動も多数。著書に『犬の問題行動の教科書』『犬の咬みグセ解決塾』など。