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 ●ケルプ
学名:Ascophyllum nodosum
別名:ノルウェージャンケルプ/ヒバマタ
科名:ヒバマタ科
使用部位:全草

有効成分
粘液、マンニトール、多糖類、精油、アルギン酸、ヨウ素、ケイ素、カリウムなどのその他ミネラル微量元素、ビタミンなど


特殊な用途
ダイエットサポート、利尿、免疫調節、代謝促進、甲状腺機能サポート、ミネラル・微量元素供給などに


※ケルプ使用時の注意事項は下部に記載
木々の梢も色づき、落ち葉が風に舞い、日増しに深まりゆく秋、そして冬の気配を感じる季節になりました。

食欲の秋、スポーツの秋、紅葉を楽しみながらの行楽の秋、芸術の秋・・・、秋の夜長は星空を眺めながらの犬との散歩もとても心がなごみます。
秋は空気の乾燥に伴い、夏の日差しによる肌や髪のダメージや乾燥が気になる季節です。
この季節は犬たちも夏毛から冬毛に生え変わるため抜け毛が増え、皮膚の乾燥からのフケや軽いトラブルがでやすいこともあります。

そこで今月ご紹介するハーブは、内側からのケアとしてお勧めの、ヨーロッパでは海のハーブとして古くから利用されてきた「ケルプ」です

● ハーブの特長
ケルプは、北大西洋で多く見られる褐藻類の海藻で、葉は2メートルに達します。
ヨウ素や、リン、カルシウム、亜鉛などのミネラルやビタミン、E、A、C、B12、タンパク質、水溶性の食物繊維を豊富に含んでいます。

ケルプや私たちの食生活で馴染みがある昆布に含まれる栄養素は、皮膚、被毛、爪を健康に保ち、脂肪燃焼促進に役立つ「ヨウ素」、神経系のリラックス、骨組織の強化をはじめ骨粗しょう症予防、細胞分裂を促進させる「カルシウム」、代謝促進、神経系をリラックスさせる「マグネシウム」、血行促進、疲労回復に役立つ「鉄」、血液中の酸とアルカリのバランスを保ち、疲労回復に役立つ「リン」、抗酸化作用に優れる「セレン」、体液のアルカリ度を調節、疲労回復に役立つ「ナトリウム」、被毛や皮膚の健康を保ち、貧血を予防する「銅」、体内の老廃物の排泄を促進する「カリウム」、脂肪代謝に必要な酵素や糖代謝の促進、抗酸化作用、疲労を回復させる「マンガン」が含まれています。

更に、海藻類のヌルヌルに含まれる成分で、多糖類のひとつであるフコイダンは、消化機能を助けたり、胃の炎症や潰瘍の予防・修復をする働きや、ガンの発生・進行を抑えることが注目されています。
また、体内のリンパ球を活性化させ免疫を向上、滋養強壮に有効なため、ケルプや昆布は低カロリーながらも、健康維持に有効な食材のひとつと言えます。




ヨウ素は、甲状腺ホルモンを作るのに必要とされ、不足すると基礎代謝の低下や、
貧血、低血圧、肥満を招く原因になると言われ、体内では合成することができないので食事から取り入れる必要があります。
甲状腺は、喉ぼとけのすぐ下にある内分泌線です。
そこから分泌される甲状腺ホルモンは、交感神経を活発にして新陳代謝を高める働きがあるため、全身の細胞に作用して、 エネルギー代謝を高め成長を促進させます。

甲状腺ホルモンが活発になれば、各種ホルモンに作用することによって、基礎代謝量がアップすることになるので、 老化防止にも繋がり、中性脂肪、コレステロール値、血糖値を下げ、血液をサラサラにし、心筋梗塞・脳卒中などの生活習慣予防に役立ち、 ダイエットサポートとしても注目されています。
シニア期に入り、気をつけたい病気のひとつは甲状腺機能低下もあげられますし、最近は犬の糖尿病などもよく耳にするようになりました。
こういったことは、私たち同様、なってしまってからではなく、出来る限り予防してゆくことによって、いつまでも元気に過ごしてゆけると思います。

様々な海藻類の中でもケルプや昆布には、被毛にとってタンパク質に次いで重要な成分であるヨウ素が多く含まれ、 アルギン酸も豊富なので血行促進に役立ち、身体全体の新陳代謝を活発にして、皮膚や被毛に艶や潤いを与え、皮膚の抵抗力を高めることができます。


これから冬に向かって。
空気は更に乾燥し、気温が下がると暖房器具を使用するようになるため皮膚が乾燥しがちになりますので、 今からしっかりと健康な皮膚を維持するためのケアをされるのが理想的です。

犬イメージ 美しい髪のためには海藻が良いと聞かれたことあるかと思います。
海藻類に含まれるヨウ素をはじめ各種ビタミン、ミネラル、食物繊維は被毛の生成と関与する部分も多いのですが、 海藻類だけ大量に摂取しても育毛が促進されるというわけではなく、それらの栄養素が髪の毛を作る毛母細胞の働きを活性化させる作用があるので、 艶のある健康な被毛を生成させ、維持する働きがあるというのが正しいようです。
夏の日射しで傷んだ被毛のケアや健康な被毛の育毛促進には、定期的なシャンプーとブラッシングを行い、皮膚の血行を良くして新陳代謝を活発にさせましょう。

また、健康な皮膚被毛を保ち、育毛を促進するためには内側からのケアも大切。
被毛の成分であるタンパク質の補給と、被毛、頭髪や皮膚、骨といった、常に新陳代謝を繰り返す細胞にとって、重要なミネラルである鉄や肌、髪、爪の健康を保ち、新陳代謝、成長を促進する亜鉛が必要です。

身体全体の健康維持に役立つヨウ素ですが、摂りすぎると今度は甲状腺疾患を引き起こしてしまうことがあるため食べ過ぎは禁物です。
甲状腺にヨウ素が過剰に蓄積すると、甲状腺ガンや自己免疫疾患の原因になる場合があり、適量のヨウ素を摂取する、という心がけが大切です




ケルプに含まれる水溶性食物繊維は、体内で水分を吸収し、食物の移動を緩やかにすることで、食後の急激な血糖値の上昇を防ぎます。
消化がゆっくり進むことにより、満腹感が持続するため食べ過ぎ予防に役立ちますので、食欲の秋、体重が少し気になる場合には、 ダイエットサポートとしてもケルプは役立ちます。

また、新しい研究では、この食物繊維のひとつであるアルギン酸が、身体の脂肪の吸収を約75パーセント減少させることを発見したそうです。 現在、ケルプや昆布、ワカメなどからアルギン酸を抽出し、食品添加物、安定剤、ダイエット食品などに利用されています。

外用としても。
海外では、ケルプの海藻エキス又は海藻抽出エキスは、保湿効果が高く育毛、脱毛防止、髪に艶を与えるということで、ヘアケア商品やスキンケア商品に 利用されています。
日本でも、ケルプに含まれるアルギン酸は、ヘアケア製品、石鹸、さらに、肌に潤いを与えるクレイパック、 クリーム、ローションなど化粧品にも利用されています。
また、医療分野でも歯科の印象材などに用いられているんですよ。


フィトセラピストのハーブ講座から

オイル  オイルとビネガー
皮膚の乾燥を防ぐには、良質の油を摂取すること大切です。
海藻は油との相性が良く、一緒に摂取すると吸収率がアップ。
また、新陳代謝を促進する働きがある酢(ビネガー)と一緒に摂取すると食物繊維が柔らかくなり、 フコイダン、アルギン酸などの成分が体内で吸収されやすくなります。

ケルプを使用する時には、必ずローズヒップと一緒に使用されるようにおすすめしています。
コラーゲン生成を助けるビタミンC摂取も大切なことですが、その他の理由のひとつが、 ローズヒップに含まれるクエン酸がケルプの吸収を高め、より代謝を促進してくれるからです。
以前にもご紹介させていただきましたが、皮膚、被毛の健康に役立つ良質の油であるヘンプオイルや サーモンオイル、アップルビネガーなども、上手に食生活に取り入れてくださいね。


ビネガー  手作りを保存して楽しむ
私が行わせていただいている講座では、ヘンプオイルに目的に応じたハーブを浸けこんだハーブオイル(インフューズドオイル)や アップルビネガーにハーブを浸け込んだハーブビネガーを作り、犬の食事に取り入れることをおすすめしています。
ハーブをそれぞれアレンジするのも楽しいですし、もちろん、犬だけではなく飼い主さんの料理にも使用できますので、一緒に楽しむことができ、 作っておくととても便利ですよ。

それから、余談ですが、これから鍋が美味しい季節ですね。
たまたま昆布を切らしてしまった時は、ケルプを使用して作ることがあります。
鍋、味噌汁、煮物・・・美味しく作ることができますよ。
機会がありましたらお試しください。


(注意事項)
・甲状腺腫、グレーヴス病(バセドウ病)、甲状腺機能亢進症の場合は使用できません。
・長期、過剰摂取すると、まれに鉄の吸収が低下したり下痢の原因になる場合があるため注意しましょう。


【この特集の資料提供】Urara Herb Design Lab. フィトセラピスト 堂山うらら氏
現在、ホリステックケアアドバイザーとして人と犬へのフィトセラピーを中心としたカウンセリング 『Dog Life Design(東京・駒沢)』のインストラクターとして、人と犬のクオリティ・オブ・ライフに役立ち、犬と一緒に楽しめるフィトセラピー講座、ハーブ講座を行っている。

さぁ、ハーブのやさしいチカラをかりて、今よりもっとHappyな毎日をスタートしましょう。

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