体調や材料・季節に合わせてフードローテンションを知っておこう!
気候の変化で体調が変わるのかいつものフードを食べなくなる、と言う声が多くなってきました。
また同時に、「犬にも人の健康と同じで様々な食材をなるべく多く与えたい。」
「同じブランドだとレシピに偏りが出て、長年食べさせることで蓄積されるアレルゲンのリスクを回避したい」
「鶏インフルエンザなどが発生すると輸入がストップしたり、異常気象で配合素材が収穫できなかったりと
その国の事情もでてくるのでお気に入りを増やしたい。」という飼い主の方も非常に増えているようです。
確かに、自然と湧き上がる親の気持ちですね。
食物アレルギーや獣医師から制限がでているなど、特別なトラブルがないならドライフードをひとつに決めないで
3,4種類を順に回して与える《フードローテーション》という考え方があります。
食欲減退でいつものフードを食べなくなってもお気に入りがいくつかあったら安心ですね。
大まかには、
自然で生きる動物たちのように、できるだけ季節にあったレシピでローテーション。
身体を作るタンパク源を、様々な肉や魚の食材から摂れるようにするローテーション。
気候の違う製造国から選んでローテーション。
基本的には一度に何種類かの違うフードをミックスするのではなく、慣れたフードを2,3種類に増やし順繰りに与える感覚です。
最近では味のバラエティで《ローテーション》をすすめるフードブランドも多くなりました。
スタッフやポチのペット栄養管理士がピックアップしたパターンを参考に、
皆さまもぜひ我が家の犬たちに合った《フードローテーション》を考えてみてはいかがでしょうか?
季節に合わせて
多様な食材になるように
気候の違う生産国からチョイスして
人気フードから
穀類が入っていない、オーガニックなどの特長から
ポチスタッフは何を使ってる?
(ご注意)ローテーション切り替え時は便が柔らかくなる場合があります。変える最初のうちは、少なめに与えた方がよいでしょう。
季節ごとにドライフードのレシピを変え、4種類をローテーションするという考え方です。
春のフード、夏のフード、秋のフード、冬のフード、とひとつづつ決めて、季節の変化に合わせてフードを変えてみるという選び方です。
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冬に溜め込んでいた毒素の排出のためデトックスフードがオススメ。
とくに春先は、フィラリアやノミ・ダニなど犬たちの健康にとっては 病気でなくとも結構たくさんの薬やワクチンを犬のカラダにいれていることに!肝臓が酷使される季節はぜひデトックスフードを。 -
夏場は運動できる時間が少ないので、カロリー低めのフードがオススメ。
主食はカロリー低めにし、夏バテ具合で嗜好性の高いウェットフードやサプリメントを加えるのが理想的。 -
秋は冬に備えてカロリー高めのフードがオススメです。
人と同様、食欲が増す犬たちが多い季節。カラダが栄養を求めている証拠ですね。換毛期もありますから美しい被毛のためにもしっかり食べさせましょう。 -
冬は、栄養価高めのフードがオススメ。
冬は気温の低下により、夏に比べ20%くらいカロリーを増やす必要があるといわれています。 できれば消化効率がよい動物性タンパク源をしっかりとって冬の寒さを凌ぎたいですね。
■ ぽっちゃりが気になったら
季節にかかわらず肥満傾向のときは低脂肪ダイエットフードの中から2,3種を選んでローテーション。
原材料別様々な材料を選んで
ドッグフードには肉類、魚類、たまご、穀類、イモ類など動物性、植物性と様々なタンパク質が含まれていますが、ポチが厳選したドッグフードで、主原材料を順に変えていく、たとえば、チキン⇒ラム⇒ベニソン⇒魚⇒ターキー・・・などお好みに合わせて順にローテーションする選び方です。
すでにローテーションしているポチスタッフではこのパターンが一番多いです。
(ご注意) ボタンを押すと、商品ラベルに記載されている原材料で、《1番目》に表記されている、割合が多い動物性タンパク質をセレクト基準にしていますので、肉の種類が複数になっているフードが場合があります。
原産国世界の国から選んでみよう
ナチュラルなドッグフードは原材料や地元産にこだわっていたりするので、鶏インフルエンザなどが発生すると輸入がストップしたり、異常気象で配合素材が収穫できなかったりと天候や国情勢などの影響で長期欠品したり、価格が高騰したりする場合も!
リスク回避のため、様々な地域からひとつずつ選んでローテーションしている飼い主の方もいるようです。
人気ランキング皆さまが選んだ人気ランキングから
いろんなフードを食べれるようにしておきたい…そんな方なら、
まずは、人気フードからローテーションしてみてはいかがでしょうか?ポチの人気フードランキングでは根強い老舗ブランドが選ばれています。(2015年1月_更新)
グレインフリー穀類が入っていない、オーガニックなどの特長から
穀類が入っていないフードで、かつ、動物性タンパク質が多いフードは、犬の身体にとって消化しやすく比較的嗜好性が高いというのは頼もしい限りですが、
ナチュラルな原材料を使用しているためメーカーによっては長期欠品もあることから、
それ以外食べなくなるのが不安という飼い主の方も多いようです。
穀類を使用していない原材料を限定したシンプルレシピのフードに、
老舗で安定供給しているブランドもあるので、2つを組み合わせて順に与えてみるのはいかがでしょうか。
ポチスタッフはどんなローテーションをしているのでしょうか?
栄養管理士も含むスタッフのローテーションパターンのコメント紹介!
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パピーが加わって、3匹のダックスたちと一緒に暮らしている栄養管理士(A)さんは、
育ち盛りの子犬には「パピーフード」を。先住犬たちには肉や魚のトッピングを考えて、中くらいのタンパク質フードでローテーションしているとのこと。
できるだけ野菜やフルーツが入っているのを選んでいるそうです。 -
シニア犬(14歳)と暮らす栄養管理士(O)さんは、シニア犬用フードで、かつ、なるべく生産国別でのローテーションをしているそうです。
ナチュラルフードならではのリスク回避と、その地域の様々な材料の恵みを味あわせたいとか。 -
迫力の大型犬2匹と暮らすカスタマーサービス(T)さんは、ダイエットフードとお魚フードで大袋があるブランドをローテーション。
1匹がちょっと肥満気味のダイエット系を1匹がお魚が大好きだから魚メインのフードを選んでいるということでした。
いかがでしたか?フードローテーションという考え方。 スタッフの中で、朝と夜でフードを分けている、という声もありました。
皆さまも、犬たちの好みや得意な消化などから選んでぜひチャレンジしてみてください。