会員の方へ

初めての方へ

会員登録する

閉じる

  • お気に入りリストを見る
  • 定期購入履歴を見る

ログアウトはトップページ
よりお願いします。

トップページはこちら

閉じる

商品アイテム数 0アイテム

商品合計:0円(税込)

あと3300円で送料無料

ショッピングカート

閉じる


By Rosser1954 (Own work)
[CC-BY-SA-3.0], via Wikimedia Commons

アイブライト
 「アイブライト」の歴史
 え、ほんと?! これから強くなる紫外線と気になる眼への影響とは?
 ハーブを利用した紫外線対策
 フィトセラピスト《ハーブ講座》の内容から。「アイブライト」更なる深み
紫外線の影響は、「紫外線が強い10~14時に対策をすれば大丈夫」と思いがちですが、眼に対する影響は肌とは少し違う要因を考える必要がありそうです。


 ●アイブライト
学名:Euphrasia officinalis
別名:コゴメグサ
科名:ゴマノハグサ科
使用部位:地上部

有効成分
イリドイド配糖体(アウクビン)、ケルセチン、アビゲイン、タンニン、ビタミンA、C、D、E、カルシウム、ヨウ素、マグネシウム、マンガン、ケイ素など


特殊な用途
収斂、強壮、消炎、抗カタル、アレルギー症状の緩和、眼精疲労の緩和や筋肉弛緩、肝機能促進など

※アイブライト使用時の注意事項は、
下部に記載
この季節は、太陽からの地上に届く紫外線が増加する季節でもあります。
犬との楽しいお散歩タイム、女性は、シミ、ソバカスを防いで美しい肌を保つために、 肌のサンプロテクトをはじめ、外出時には日傘や帽子、手袋やUV加工カーディガンを着用するなど、紫外線対策をされていることと思います。
顔や腕には万全な日焼け対策をしていても、意外と見落としがちなのが眼の日焼けです。

そこで、今月ご紹介するハーブは、目が輝くように綺麗になるという意味からその名がついたと言われている「アイブライト」。 犬たちの眼にも役立つ情報です。


● ハーブの歴史

「アイブライト」の原産はヨーロッパですが、アジアの西部や北アメリカなどでも見かけることができます。 このハーブはゴマノハグサ科の一年草で、葉は楕円で周囲に歯状突起があり、白や赤の花を咲かせます。 また、花びらの中には紫の縞模様が存在するものもあります。

和名を「コゴメグサ」といい、小さい白い花が米粒を散らばしたように見えることに由来しています。
コゴメグサは、日本ではポピュラーな高山植物の一種で、その種類は、ミヤマコゴメグサやヒメコゴメグサなど数種類あります。

アイブライトの学名のEuphrasiaは、ギリシャ神話の三美神(Three Graces)の一人で、喜びの女神エウプロシュネにちなんだ名前です。彼女には人類の目を癒すための植物が与えられたとされています。

アイブライトは非常に古くから利用されているハーブのひとつで、かすかに苦味のあるフレッシュリーフはサラダに利用されてきました。

薬草としての歴史も古く、ギリシャの哲学者、植物学者であり、植物学の祖とも言われているテオフラストスは眼感染症の治療に外用としてアイブライトの浸剤を処方していたと記録が残されています。
14世紀頃には目のあらゆる疾病に有効なハーブとして認識され、結膜炎、眼臉炎、ものもらいの外用治療薬として利用されていました。
17世紀には、イギリスの植物療法家であるカルペパーは、アイブライトのことを「もし、このハーブがもっとよく利用されていたら、眼鏡製造業者の半分は倒産していただろう」と言っていたそうです。
このハーブは、目のあらゆる疾病に有効なハーブとして認識され、内用、外用薬として利用されてきた文献が多数残されています。





紫外線の影響は、「紫外線が強い10~14時に対策をすれば大丈夫」と思いがちですが、眼に対する影響は肌とは少し違う要因を考える必要がありそうです。

ある研究によると眼への紫外線の影響は、あらゆる方向から進入するものの、一般的な歩行時の視線の角度(水平線より下方約15度)で、紫外線の強度がピークになるのは、太陽高度が40度前後であると報告されています。
調査によれば、その状況になるのは春、夏、秋の季節において、日中よりも朝・夕のほうが約2倍多くの紫外線をあびる危険性があるというデータが報告されたそうです。
この時間帯は犬とのお散歩タイム、通勤、通学、帰宅などで戸外にいる時でもあり、眼を守るために何かしらの紫外線対策を考える必要がありそうです。

紫外線の眼への影響は、様々な眼の障害の原因となることが最近の研究で明らかになってきています。
通常、紫外線の多くは眼球を守っている角膜で吸収されます。しかし、波長によっては水晶体や眼球の奥にある網膜にまで達する紫外線もあり、蓄積された紫外線は、光誘発性角膜炎という角膜の上皮細胞が壊死する状態や、水晶体が濁る白内障をひきおこす原因となり、眼の老化現象をも促進してしまうことがわかっています。

昔、犬たちは日が落ちたらその暗さの中で生活をするといったように自然のリズムの中いました。
しかし、現在は生活環境が変化していますので、若くて健康なうちからも、犬との生活の中で少しだけ意識をして眼の健康維持を考えてゆけると良いですね。




呼吸によって体内に取り込まれた酸素から発生する活性酸素や、食べ物の代謝の過程で発生する活性酸素、そしてこれ以外に外的な要因で発生する活性酸素があります。
紫外線が細胞に照射されると細胞内に活性酸素が発生します。過度に紫外線にあたると体内の活性酸素を必要以上に増やしてしまうことがあり、余分な活性酸素は老化、ガンや生活習慣病などの様々な病気の原因となります。
ですから、眼のためだけじゃなく、活性酸素を除去する成分であるSODを持つハーブを食生活に取り入れることは、紫外線対策として、また、健康維持のためにとても手軽で有効なことです。

陰陽五行説によると、目と肝臓は密接な関係があり、目の健康を考える際には肝臓のケアも大切とされています。 「アイブライト」は目の疲れ、視神経の炎症の緩和など目に働きかける成分を含み、更に一緒に肝臓をいたわる成分をも持ち合わせています。
「アイブライト」だけに限らず、多くのハーブの有効成分を見てみると、植物の中に陰陽五行が自然な状態で組み込まれていることが多くあり、フィトセラピーを勉強しはじめた頃、そして今でも、とても感動することがあります。

現在、「アイブライト」は目のためのサプリメントの原料としてよく使用され、相乗効果を期待してルテインやアントシアニンを豊富に含むブルーベリー、カシスなど目に良いとされているハーブと組み合わせてサプリメントとして販売されているものも多く見られます。

「アイブライト」はイギリスでは、一般的な小売店で販売される医薬品として認められていますが、ドイツの専門委員・コミッションEは安全性や有用性が証明されていないとしてアイブライトの外用は認められていません。
また、アメリカ食品医療薬品局(FDA)では、安全性が示唆されているケースとして、通常の食品に香料添加剤としての使用が挙げられています。


フィトセラピストのハーブ講座から


最近では花粉症による鼻水、涙目などのカタル症状の緩和にも有効とされ、また、「アイブライト」から抽出したエキスには、皮膚の湿潤作用や保護作用及び収斂作用や抗炎症作用があることから、スキンケア用品にも用いられています。
また、現代の研究でも「アイブライト」は、「アウクビン(イリドイド配糖体)」、そして「ケルセチン」「アビゲニン」「タンニン」などの フラボノイド類などの成分を含んでおり、アウクビンの持つ抗炎症作用は 炎症の痛みを鎮静させる成分である「インドメタシン」に匹敵するほどの炎症を緩和する働きがあることわかっています。
さらに、有効成分のひとつであるイリドイド配糖体も炎症を抑える働きもあるといわれています。

その他にも、「アウクビン」のアグリコンである「アウクビゲニン」の、黄色ブドウ球菌などの菌に対する抗細菌作用、 カンジダ・アルビカンス等に対する抗真菌作用、そして最後に、「アウクビン」による肝臓機能促進、保護する働きも期待されます。

年々強くなってきていると言われている紫外線。
目の健康維持や年齢による老化予防、白内障、緑内障の予防のためにも、 ルティンを含むカレンデュラや抗酸化作用に優れ、 血行促進作用のあるホーソン、目の疲れ、視神経の炎症の緩和に役立つアイブライト、 そしてローズヒップなどと組み合わせることで相乗効果が得られます。
そしてアントシアニン色素の補給として、ビルベリーのティンクチャーなどのサプリメントを生活の中に取り入れられてゆけると良いですね。

少しだけ意識してケアをし、安心して太陽いっぱい浴びてお散歩したいですね。

ハーブは身体に良さそうだし、気軽に利用してみたい。でも、いろんな組合せがあって難しそう…
そんなハーブ初心者も、ハーバルティなら安心してスタートできます。
使い方も簡単!

ハーバルティーのおいしい使い方




※「アイブライト」を使うときの注意事項

・妊娠中、授乳中の過剰摂取には注意しましょう。
・眼の治療をしている場合、外用で使用する際には、きちんとした殺菌が行われなければ、眼感染症のリスクが伴う場合があるため十分な注意が必要です。 
・糖尿病の治療を受けている場合とチトクロームP450系により代謝される医薬品の投与を受けている場合は、獣医師と相談してからの使用が安心です。

【アレルギー・過敏症や病気治療中の犬について】
ハーブに限らず、食品全般にわたって言えることですが、一般的に安全性が確認されていても、私たちや犬の体質や体調によって、まれに合わないものもあるということがあります。
皮膚がデリケートな犬や植物や食品などにアレルギーを持つ犬にハーブを使用する際は、ハーブティーをお腹の柔らかいところなどに少量つけてパッチテストしてから使用すると安心です。
また、病気で治療中の場合は、処方された医薬品の効果が減少してしまうハーブも中にはありますので必ず、獣医師に相談してその指示に従ってください。


【この特集の資料提供】Urara Herb Design Lab. フィトセラピスト 堂山うらら氏
現在、ホリステックケアアドバイザーとして人と犬へのフィトセラピーを中心としたカウンセリング 『Dog Life Design(東京・駒沢)』のインストラクターとして、人と犬のクオリティ・オブ・ライフに役立ち、犬と一緒に楽しめるフィトセラピー講座、ハーブ講座を行っている。

さぁ、ハーブのやさしいチカラをかりて、今よりもっとHappyな毎日をスタートしましょう。

  • 初回or2,500円以上 送料無料
  • 営業日14時までのご注文 当日発送
  • ポイント 5%還元