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 ●レモンバーム
学名:Melissa Officinalis
別名:メリッサ/セイヨウヤマハッカ/コウスイハッカ
科名:シソ科
使用部位:葉部

有効成分
精油成分(シトラ―ル、リナロール、シトロネラ―ル、ネラ―ル、ゲラニオールなど)、苦味質、ロスマリン酸、タンニン、フラボノイド、コハク酸、ウルソール酸など
やさしい春風と日差しが気持ち良い季節となり、犬、猫たちが気持ち良さそうに日向ぼっこしている姿を見ると心もなごみます。
木々の緑も花々も生命力を開花し、更に輝きを増すこれからの季節は、自律神経のバランス調整とデトックスのために、犬とお散歩しながらの森林浴がとても有効なケア方法のひとつです。

また、新しい生活をスタートさせる人も多く、様々な不安、緊張、無力感などから、体調を崩す方も多いと聞きます。
飼い主さんの不安や恐れといった心の状態は、犬、猫たちの心身に影響を与えてしまうことがあり、 落ち着きをなくしたり、お腹を壊すといった不調がでているようです。
こういった時こそ、心のバランスや平静を保つ助けをしてくれる植物の力を積極的に利用していきたいと思います。

そこで、今月ご紹介させていただくハーブは、春一番に芽吹き、晩夏まで柔らかい活き活きとした緑の葉を繁らせ、レモンに似た柑橘系の香りと、フローラルグリーン系の華やかで繊細な芳香を放つ「レモンバーム」です。
「レモンバーム」の歴史

レモンバームの歴史は古く、古代ギリシア・ローマの時代から価値あるメディカルハーブとして重用されてきました。
当時、レモンバームをワインに漬け込んで内用や外用で用いた記録が残され、16世紀に活躍したスイスの有名な医師であり錬金術師であった パラケルススは、レモンバームのことを 「生命のエリキシル ( 不老不死の霊薬 )」 と呼び、 その後、炭酸カリウムと合わせて「プリムム・エンス・メリッサエ」として知られる合剤を作り医療に用いられました。

レモンバームは別名「メリッサ」と呼ばれ、この名前は「ミツバチ」を意味するギリシャ語から由来しています。 アロマセラピーで使用されるレモンバームから作られるエッセンシャルオイル(精油)はメリッサと呼ばれ、ハーブ療法ではレモンバームと呼ばれることが多いようです。




鎮静作用により神経を鎮めたり、気分を高揚させる優れた治療薬として用いられてきました。

神経系への適用としてはヒステリーやショックを受けた時やパニック状態の時に気分を静め、 落ち着かせてくれる高い効果があります。
神経系の緩和には、以前にご紹介させていただいたリンデンとも相性が良く相乗効果が望めます
もちろん普段の生活の中でも、気分が高揚してどうしようもなく、 気持ちを落ち着かせたい時やイライラやストレスの緩和にも有効ですので、 犬のストレス緩和や心のバランスを整えるために有効なハーブのひとつです。 

緊張や不安を解消し、自然な眠りを誘うことから不眠の改善にも有効とされ、 場合によっては、気分を高揚させ、軽い落ち込みや、鬱状態を改善し元気を回復するために有効です。

消化器系への適用としては、神経性胃炎や神経性の食欲不振ストレス性の胃腸の機能障害に用いられます。
更にレモンバームは、古くから強心薬として用いられてきた歴史があり、 緊張、不安感、落ち込みなどの精神的なことが要因となる心臓の痛み、動悸、不整脈などの心臓の不調の改善にホーソンなどの 他のハーブとブレンドして使用されます。その他、頭痛、偏頭痛、めまい、耳なりなどの改善にも用いられてきました。




フレッシュハーブ
レモンバームのフレッシュハーブは、ハーブティーはもちろん、料理やデザートなどにも多く利用されています。
例えば、サラダに加えたり、ソーセージ、オムレツ、レモン風味のお菓子に添える他、細かく刻んでケーキやクッキーに。 さらに、ドレッシングやソースに混ぜて爽やかな風味をプラスしたり、ティーで作る爽やかなゼリーにと、様々な料理に使われています。


ドライハーブ
フレッシュのレモンバームの葉と花に含まれる精油の含有量は、およそ0.05%と極めて少ないため、 ドライハーブに加工し、保存する際の品質管理がたいへん重要になります。
実は、レモンバームは、ほのかな甘みと爽やかな風味があるので、小児の嗜好にも合い小児科領域でも症状の改善に内用や入浴剤などの方法で利用されています。
また、レモンバームの温かいハーブティーは発汗、解熱作用に優れ、子供の感染症、風邪、インフルエンザ、咳、カタル症状に利用されていて、 さらに、急性および慢性の気管支炎や喘息の改善にも他のハーブと組み合わせて使用されます。

それから、花粉症の方は、まだ辛い季節が続きますね。
以前のハーブだよりでもお話させていただきましたが、花粉症にはミントなどのシソ科のハーブに含まれるポリフェノールが有効という研究結果が出ており、数あるシソ科のハーブの中でも、レモンバームの抗アレルギー作用は高いということがわかっています。
レモンバームに含まれるロズマリン酸というポリフェノール化合物が、鼻づまりなど不快な症状を和らげながら、 鎮静効果や神経の疲れをとる効果があり、憂鬱な気分を明るくしてくれる働きがあるので、花粉症の方は、ぜひ、レモンバームのハーブティーをどうぞ。


エッセンシャルオイル(精油)
アロマセラピーで使用されるエッセンシャルオイル(精油)を抽出するためには、 非常に多くレモンバームの葉や花が必要となるため、貴重で高価な精油になります。
レモンバームのハーブティーと同様に、メリッサのエッセンシャルオイル(精油)の香りには、 気分を落ち着かせる優れた働きがあると同時に、心を明るく高揚させ、強い精神的ショックやパニック、ストレス、 混乱などの場合にも心強い支えとなります。
エッセンシャルオイル(精油)のもう一つの特徴は、 抗菌作用と抗ウィルス作用にあり、感染症の改善や口唇ヘルペスに対して適用されてきました。

レモンバームの精油成分含まれる代表的な有効成分であるロズマリン酸、ゲラニオール、ネラール、シトロネラールおよびオイゲノールは、 蚊などの虫よけに有効なため、 その年に手に入ったハーブで作る『アンチインセクトスプレー(毎年初夏に発売)』にも少量ブレンドされています。



ハイドロゾル
ハイドロゾルとは芳香植物から水蒸気蒸留法で得られる芳香蒸留水です。
エッセンシャルオイルほど高価ではなく、香りも作用もマイルドですし、スキンケア効果もあり、同時に心の対する香りの効果も得られるので、 飼い主さんは化粧水の代わりに、そして、日頃の犬たちのケアに安心して使用することができます。
ちなみに、その年に手に入ったハーブで作る『アンチインセクトスプレー(毎年初夏に発売)』には、メリッサハイドロゾル(フローラルウォーター)を使用しています。


エッセンシャルオイルはハイドロゾルに含まれているオイル成分が飽和濃度(極微量)を超えたために、 分離した芳香水溶液上に分離層を形成したものです。
精油(エッセンシャルオイル)が精製される多くの場合(ほぼすべての場合)に、副産物として生成されます。 芳香蒸留水は、フローラルウォーター、アロマウォーター、ハーブウォーター、フレグランスウォーターなどとも呼ばれ、 希釈せずに使用できる安全な水溶液です。



ハーブにはハーブの得意分野があり、エッセンシャルオイルにはエッセンシャルオイルの、ハイドロゾルにはハイドロゾルの得意分野があります。 それをよく理解して、状況や用途により、適切に使ってゆけると良いですね。


アドバイス


○ 心身の状態を穏やかに調整したい
○ 神経性性の食欲不振に
○ ストレス性の胃腸機能の障害に


 フレッシュのレモンバームを刻んで、食事にトッピング。

 フレッシュレモンバームのハーブティーにほんの少しハチミツを入れて飲ませると犬たちも大喜びです。

 飼い主さんのため。ドライハーブのハーブティーもおいしく楽しめますが、精油成分が少ないためドライハーブになると若干芳香が薄れます。 フレッシュレモンバームのハーブティーの香りと味は格別ですので、ぜひ、同じようにハチミツを入れて、味わっていただけたらと思います。


レモンバームの落ち着きのあるグリーンの香りと甘みと爽やかさのあるレモンの香りが、心と身体の緊張をやわらげ、きっと新しい季節に向けて背中を押してくれると思います。
皆が出来る限り、心を安定させ、大変な思いをされている方々をいつも思いやるその気持ちを常に持ち、 それが周囲の多くの人にも伝わって広がり、温かな想いが大きな輪となってゆくことを願っています。

【この特集の資料提供】Urara Herb Design Lab. フィトセラピスト 堂山うらら氏
現在、ホリステックケアアドバイザーとして人と犬へのフィトセラピーを中心としたカウンセリング 『Dog Life Design(東京・駒沢)』のインストラクターとして、人と犬のクオリティ・オブ・ライフに役立ち、犬と一緒に楽しめるフィトセラピー講座、ハーブ講座を行っている。

さぁ、ハーブのやさしいチカラをかりて、今よりもっとHappyな毎日をスタートしましょう。

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