クッキー派?ガム派?それともチーズ派?種類豊富!犬のおやつ特集

犬のオヤツについて語っています。

犬のおやつは何がいいのか、悩む飼い主の方は多いと思います。アレルギーの有無や年齢、健康状態に応じて適切なおやつを選びたいものです。 栄養面だけで考えれば、犬におやつは必要というわけではありませんが、しつけのごほうびや信頼関係を深めるコミュニケーションとして賢く活用できますし、なにより犬の喜ぶ顔が見れてこの上ない幸せを感じますよね。ここでは、ペットショップなどで売られている一般的な犬用のおやつを特集します。クッキーやガム、チーズなど多種多様なおやつの中から、犬にピッタリのものを選んでくださいね。

 【犬のおやつ選びのコツ1】栄養のバランスを考える

犬用のおやつは、通常の食事と同様に栄養のバランスを考慮して選びましょう。市販されているものの中には、添加物が含まれたものがあります。犬の健康を気遣うのであれば、無添加のおやつを選ぶことが大切です。 脂肪分や塩分が高いおやつを与えすぎると、栄養過多になることがあります。高血圧や糖尿病の原因となるため、含有量に注意してください。 また、与える量については、商品パッケージに記載された栄養成分をチェックし、必要な食事量の1〜2割以下に調整するべきと言われています。

 【犬のおやつ選びのコツ2】留守番やしつけに活用する

おやつを自由に与えてしまうと食べ過ぎの原因となります。与えるタイミングを計算することで、留守番時やしつけ時に活用することができます。 例えば、留守にする時間に合わせておやつの量を決めます。また与える際にも、クッキーやチーズなら細かく刻んだり、ガムは小さめのものを選んだりとひと工夫すれば、食べ過ぎを防止できます。 しつけをする際も、ご褒美としておやつを与えると効果があります。なかなか言うことを聞かない犬には、おやつを有効的に活用してみましょう。

 【犬に人気のおやつ1】クッキー

肥満気味の犬に合うおやつとして、低カロリークッキーがあります。噛みごたえのあるクッキーやビスケットなどのおやつは、犬が満腹感を得やすく食べ過ぎを防止する効果が期待できます。小麦粉のアレルギーを持っている犬には、米粉を使った商品などもおすすめです。試してみるとよいでしょう。 高齢犬向けのおやつとして、ブルーベリー・クランベリー配合のクッキーも売られています。視力が低下し、健康に不安がある犬にピッタリのおやつです。不足しがちなカルシウムやビタミンなどの栄養素が含まれており、体力が衰えてきた犬向けの商品となってるものもあります。

 【犬に人気のおやつ2】チーズ

ささみやマグロなど、犬に人気の食材とミックスしたおやつチーズがあります。栄養価が高く、食欲不振気味の犬でも食べやすく仕上がったおやつとして、人気があります。 おやつチーズの中には、消化吸収に優れたパウダー状のチーズがあり、食事に混ぜて食べさせることも可能です。また、棒状の食べ応えがあるタイプもあります。固めのチーズを与えることで、犬のストレス解消手段に効果が期待できます。

 【犬に人気のおやつ3】ガム

犬用のガムは、おやつの中でも特に種類が豊富です。ベーシックタイプからお徳用タイプまで、幅広いラインナップとなっています。 定番商品としては、白色で昔からあるタイプの牛皮を使ったガムがあります。最近は健康に特に配慮した商品も増えており、塩分控えめのもの、防腐剤や漂白剤などを一切使わない無添加の牛皮ガムが販売されています。 ペットショップやスーパーなどで手軽に購入できるタイプのため、日常的に与えるおやつとして利用可能です。いろいろなサイズや固さから選べるため、犬の体型や年齢に合ったものを探すことができます。 小型犬から大型犬まで食べやすい棒状のガムも、定番商品として人気があります。1パックに50〜100本程度入っているお徳用のガムも売られており、食後のおやつとして与える人が多いです。

ポチのペット栄養管理士からひと言


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手軽なオヤツはついつい多めに与えがち。犬との暮らしにおやつをとり入れるためには、飼い主さんのちょっとした心がけも肝心。おやつを上手に活用しているかをチェックしてみましょう。
□犬にせがまれたからでなく、ごほうびとして飼い主さん主導で与えている
□一緒に暮らす犬の好きなおやつを3種類は知っている
□数種類のタイプを状況に応じて使い分けている
□オヤツのカロリーをチェックしている
□1日に必要な総カロリーを把握し、その範囲内になるように工夫している
□原材料や成分分析をしっかりチェックしている

すべてにチェックが入ったら、申し分なくおやつ管理上級者! ただ、おやつはたのしいコミュニケーションであるべき。せがまれるままではいけませんがあまり神経質にならず、適度な量を状況に応じたご褒美に使うことで信頼関係もグッと高まります。上手に利用してくださいね。

 おわりに

最近は機能性成分入りのヘルシーおやつを多く見かけます。様々な種類のおやつを目的や状況に合わせて与えれば、犬の健康を維持しつつ、犬たちが喜ぶおやつを与えることができます。たとえば、クランベリー入りでオシッコトラブルを持った犬用とか、グルコサミン入りで関節トラブルを持った犬になど。
人が健康のため食事に気を遣うように、犬の健康にも気を遣う飼い主の方も増えています。犬たちはオヤツが大好き。でも、ヘルシーだからといって制限なく与えるのは禁物ですよ。(食事量の2割、2割、忘れず、2割まで。。。)




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