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2025.11.27
【管理栄養士が徹底分析】POCHI ボディヘルスを試食レビュー
「うちの子には、いつまでも健康で美しい体を維持してほしい」
多くの飼い主が願うなかで、毎日の食事であるドッグフードの選択は非常に重要です。
本記事では、プレミアムドッグフード「POCHI」の新シリーズ「ボディヘルス」について、ペット栄養管理士・管理栄養士が、原材料や成分を徹底分析しました。さらに、我が家のチワワが実際に試食したリアルな口コミ、評判を交えて、ボディヘルスの魅力をレビューします。
POCHI ボディヘルスとは?
POCHI ボディヘルスは、「丈夫で美しい体づくり」をコンセプトに、病気に負けない丈夫で引きしまった体づくりと、抱きしめたくなるようなツヤ毛並みの両立を目指して開発された成犬のための次世代ドッグフードです。
ボディヘルスが犬の理想的なコンディションをサポートする理由は、以下の3つの特徴的なアプローチに集約されます。
1.美しい筋肉のための高タンパク設計(32%)
犬の体の基礎となる筋肉の維持、増強をサポートするため、タンパク質含有量を32%に設定されています。さらにその主なタンパク源となる第一原材料に、「肉類」や「○○ミール」など紛らわしい材料ではなく、生肉を使用し、美しい筋肉のためにアプローチしています。日々のお散歩や運動を、しなやかで引き締まった体づくりへとつなげます。
2.健康を内側から支える「プラズマ(アミノ酸源)」
注目の機能性素材「プラズマ(アミノ酸源)」を配合しています。主成分はタンパク質で、ビタミン、ミネラルも豊富に含みます。また、免疫グロブリンも含まれ、犬が本来持つ免疫力の維持をサポートします。
3.輝く皮膚・被毛のための多彩な美容成分
吸収性に優れた「コラーゲンペプチド」をはじめ、自然由来のビタミンやミネラルが豊富な3種の藻類(スピルリナ、ケルプ、シゾキトリウム)などを贅沢に配合しています。内側から輝く毛艶と、健康な皮膚の維持に役立ちます。
従来のフード以上に「内側からの健康」と「外見的な美しさ」の両方で、複数の獣医師たちが動物栄養学を含む獣医学の視点で設計したという点が、ボディヘルスの最大の強みといえます。
【実食レビュー】うちの子にPOCHI ボディヘルスを与えてみた
ここからは、我が家のチワワ(7歳)が実際にボディヘルスを試食した際のリアルな反応や、飼い主目線での評価を客観的にレビューします。
✓食べやすい粒の大きさ・硬さ・香り
粒の大きさ・形状
直径約8mm、厚さ約3mmの小粒なタイプです。小型犬の小さな口でも無理なく咥えることができ、丸呑みを防ぎやすい形状だと評価できます。
硬さ
指で比較的簡単に割れる程度の硬さです。顎の力が弱い超小型犬やシニア犬でも、問題なく噛み砕けます。
香り
人工的な香料は使用されておらず、主原料であるラムやサーモンの香りが楽しめます。とくに「サーモン」は魚の風味がしっかりと感じられ、犬の食欲を刺激していました。
✓実食!食いつき抜群
発売前にテスト製造品の「サーモン」と「ラム」、「ポルトリー」の3種類を試食し、食いつきの良さを比較しました。


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サーモン
袋を開けた瞬間から魚の良い匂いに気づき、強い興味を示しました。お皿に出すと躊躇なく食べ始め、夢中で完食しました。

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ラム
初めての匂いだったためか、すぐには食べ始めず、しばらくフードを嗅いで警戒している様子でした。しかし、一度口にすると味が気に入ったようで、最終的には綺麗に完食しました。

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ポルトリー
最も馴染みのあったようで、躊躇なく食べ始め、約1分で完食しました。
結論として、魚由来のフードを好む我が家のチワワは「サーモン」が抜群の食いつきを見せました。
一方で「ラム」は、食べ慣れない味に最初は戸惑いを見せたものの、フード自体の美味しさから最終的には食べ切りました。犬の好みや性格によって最初の反応は異なるため、複数のタンパク源から試せるのは大きなメリットといえます。
✓1週間後の変化
継続して与えることで見られる変化として、最も顕著だったのは「便の状態の安定」です。
もともと日によって便の状態が変わる子で、今回、いい状態が続いていたときを選んで与え始めましたが、ボディヘルスを与えても、毎日適度な硬さのある、処理しやすい理想的な便が継続しています。プレ、プロバイオティクスがしっかり配合されているので、それらが便の安定に貢献しています。
【管理栄養士の目線】POCHI ボディヘルスのメリット
ここからは専門家の視点で、ボディヘルスの原材料と成分を詳細に分析・評価します。
★プラズマ(アミノ酸源)配合で32%の高タンパクフード
本製品の強みは、犬の体づくりを獣医師チームが本気で考えた栄養設計にあります。
タンパク質含有量32%は、日常的な運動によって筋肉を維持・強化したい犬にとって理想的な数値です。さらに、タンパク質源でありながらグロブリン含有で健康な免疫系の維持もサポートする「プラズマ(アミノ酸源)」が配合されていることで、病気に負けない丈夫な体づくりという付加価値が生まれています。日々の食事で手軽に免疫ケアができる点を、高く評価しました。
★機能性素材がバランス良く配合
ボディヘルスには、健康と美容をサポートする多様な機能性成分がバランス良く配合されています。
❏ プラズマ(アミノ酸源)とコラーゲンペプチド
「プラズマ乳酸菌(アミノ酸源)」が内側から体を守り、低分子で吸収しやすい「コラーゲンペプチド」が皮膚や関節の健康をサポートします。2つの組み合わせは、体を守りながら美しくなるというコンセプトを体現しています。
❏ 3種の藻類
スピルリナ、ケルプ、シゾキトリウムという3種の藻類が、ビタミンやミネラルを補給し、皮膚や被毛の健康維持に貢献します。
これらの成分が多角的に働くことで、体の内側から健康状態を底上げし、美しい毛艶や引き締まった体つきとして表れるといった好循環が期待できます。
POCHI ボディヘルスがおすすめの犬
ボディヘルスが特にどのような犬におすすめできるか、また考えられる注意点をあげてみました。
+成犬用に変えたい・丈夫でしっかりとした体つきにしたい犬
ボディヘルスは、活動的で引き締まった体づくりを目指す犬に最適なフードです。筋肉の主成分であるタンパク質を32%と豊富に含み、毎日のお散歩や運動で使われる筋肉の維持・発達を効率的にサポートします。
さらに、免疫力を保つ「プラズマ(アミノ酸源)」を配合しているため、体の内側からアクティブな毎日を支えます。
しなやかで筋肉質な体格を維持したい犬におすすめです。
+食べムラがある犬
食べムラや好き嫌いのある犬にも、ボディヘルスは頼れる存在です。サーモン、ラム、ポルトリーの3種類のタンパク源を用意しているため、犬の好みに合わせて選ぶことができます。ひとつの味に飽きてしまった場合でも、別の味に切り替える「ローテーション給与」が可能。食事への新鮮な興味を保ちながら、アレルギー体質にも配慮した選択ができます。複数の味から選べる点は、食べムラに悩む飼い主にとって大きなメリットです。
+消化機能が弱い犬
お腹の調子が安定しにくい犬には、消化器への負担を減らすよう設計されているので、ボディヘルスがおすすめです。腸内環境をサポートするプレ、プロバイオティクスや、健康的な排便を促す適度な食物繊維(セルロース、アルファルファ)が配合されています。
フードが合わずにお腹が緩くなりがちな犬でも安心して続けられるため、体の内側から消化機能を整えたい方はぜひ検討してみてください。
+皮膚や被毛を健やかに保ちたい犬
美しい毛艶や健やかな皮膚を維持したい犬には、ボディヘルスは理想的。皮膚や被毛に欠かせない良質な油脂をバランスよく含み、オメガ3脂肪酸(DHA・EPA)やオメガ6脂肪酸を含むボラージ油が潤いをサポートします。
乾燥やフケといった悩みに、内側から輝くコンディションを整えるのに役立ちます。毛並みや皮膚の状態を気にかける飼い主は、ぜひ試してみてください。
まとめ
本記事ではPOCHIの新フード「ボディヘルス」ペット栄養管理士で人の管理栄養士でもある筆者が直に試食し、レビューしました。本製品は、筋肉質な体づくりから免疫ケア、皮膚・被毛の健康まで、犬の見た目と中身の美しさを複数の獣医師たちが「監修」ではなく開発者として設計した新定番フードです。
単なる食事ではなく、将来の健康を見越した「質の良い日常食」として、犬のコンディションを高いレベルで支えることになります。犬が健康で美しい体を保つことは、飼い主にとって何よりの幸せ。後悔しないフード選びのために、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。


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今回評価してくれた人: 村瀬由真
5匹のチワワと3匹の保護猫に囲まれて生活中。管理栄養士の知識を活かし、「大切なペットの栄養も」と、動物栄養学を学ぶ。動物看護師として子犬の食事やフード選び方法など食をテーマにセミナーの開催経験も。 動物想いな人があふれた世の中になりますようにと願いを込めて記事を執筆しています。


