ペットウエルネスクリエイティブセンター（PWCC）」を新設

オリジナルのペットフード等（犬用猫用）の研究開発及び充填～包装・加工までの生産工場の新拠点として、首都圏にほど近い千葉県八千代市に「ペットウエルネスクリエイティブセンター（PWCC）」を開設しました。
衛生管理能力・生産能力を向上させ、より安心なフードの安定供給を実現します。

新拠点の主な特徴PWCCのここがすごい。さらに衛生面も強化！

既存の工場は、倉庫・配送センター（千葉県印西市）と同じ敷地内に専用充填区域を設けて稼働していましたが、拡張性が限界になってきたと同時にオリジナルフードの商品開発に伴い、ラインナップもこれからどんどん増えていくことを考慮した上で、新工場では、大型充填機や金属探知機、エアシャワーなど人間の食品工場と同等レベルの設備を完備し、衛生面と検品体制をより強化、そして私たち独自の製品を作り出す研究開発部門も包括し、より安心な商品を生み出します。

■ エアシャワーなど、人間の食品工場と同等の設備を完備

この工場は、オランダから到着したオリジナルドライフードの搬入から出荷まで工場内をゾーニングし、充填包装作業を行う区域を清浄区域として確立し、清浄区域入室前には、作業員の手洗・消毒、ローラー掛けはもちろん、エアシャワーが設けられているなど、人間の食品工場と同等の設備により、異物混入防止対策を徹底しました。

例えば、作業者の衛生管理のため、作業者専用の出入口から工場に入ります。
通用口は2重扉になっており、ねずみや虫などが侵入しにくい構造になってます。

ここで外靴から工場用の外履きに履き替えます。
そして、粘着テープを使用し、作業着に付着した髪の毛などを粘着テープで取ります。
粘着テープは粘力が落ちる為、2回使用したら取り換えます。

さらに、清浄区域入室前に作業場用の内履きに履き替えます。
履き替え後、粘着テープで作業着の付着物をもう一度取り除きます。
こちらも粘着テープは2回までの使用で取り換えます。
次に、手洗い・消毒を実施します。手洗いはタイマーによる時間管理までされた決められたマニュアル通りに行います。
それから、エアーシャワーを通って内部へ、という導線になります。

品質を守りながら働く、様々な機器

■ 最新の充填包装機の導入により、生産能力を380％向上

新規導入された大型充填包装機は、従来よりもスピードアップし、加えて、今まで手作業でしか対応が出来なかったサイズの充填作業も自動化が可能となり、生産能力の380％向上が実現いたしました。

ドライフードは490キロまで耐えうるクレーンを使ってフレキシブルコンテナバックに入れ充填機に投入されます。
投入後は、いくつものバケットが連なり充填機まで運ばれ、その間ふるいにより細かい粉などを落としていきます。
バケット輸送されたフードは、自動計量を経て金属探知機を通り、重量検品されていきます。
この間も人の目でしっかり目視検品しています。

随所に人による丁寧な検品、エアコン完備の保管室も。

■ 機械だけでは十分とは言えません。だから様々なポイントで人による検品が行われています。

複数のスタッフによる作業は、異物・異粒の除去や金属探知機による確認、耐水性試験によるシーリング検査等を行っています。

また、厳しいチェックを通過したパックは、空調管理された部屋に保管されます。

新商品開発のためのスペースも。

■ 健康でおいしいフードを開発し続けるため、研究開発室の開設を計画

今まで「POCHI ザ・ドッグフード」のベーシックシリーズとエイジングケアシリーズが生まれています。
今後もウェットタイプの総合栄養食など、他にはない独自視点のレシピを開発すべく、そのスペースを設けました。
「自然」「健康」「安心」をキーワードに、おいしいフードやオヤツの新商品研究開発の拠点として活用していきます。

【新拠点「ペットウエルネスクリエイティブセンター」の概要 】

・名称：ペットウエルネスクリエイティブセンター（PWCC)
・所在地：千葉県八千代市
・敷地面積：約7900㎡、延床面積　約1,340㎡
・構造：鉄骨造　地上1階建て
・製造品目：ペットフード（犬猫用）の研究開発・検査・充填包装加工生産
・主な設備：自動給袋充填包装機2台、自動縦ピロー包装機2台、金属探知機、空調設備、高速2重オートシャッター
・出荷可能量：268トン（月産）