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2018.11.29

犬たちと楽しむ冬のお花見・イルミネーション。

気付けばもうすぐ年の瀬、冬の気配が街を包むようになってきましたね。この頃になると、いろいろなところでイルミネーションが始まり、より一層クリスマスムードを盛り上げてくれるようになります。
まるで春に咲き誇る桜のように、季節の移ろいを感じさせてくれる存在としてすっかり定着しましたね。
さて、そんな冬の楽しみの一つであるイルミネーションを、犬たちのお散歩コースに組み込んで一緒に楽しんでみるのはいかがでしょうか。
犬たちの目には、イルミネーションの灯りはどのように映るのか……ちょっぴり気になる豆知識もございます!

増えてきている犬たちも楽しめるスポット

近年、犬たちを連れて楽しめるお出かけスポットが増えてきています。代表的なものとしては、大型ショッピングモールなどに併設されているドッグランやドッグカフェですが、それ以外の施設でも犬たちを連れて入れる場所が増えています。

特に、イルミネーションが開催される場所は屋外が多いため、犬たちもお散歩やお出かけのついでに立ち寄ることが可能なケースも。
いつものお散歩コースの近くにも、イルミネーションされている街路樹などがあるかもしれませんね。少しだけ足を伸ばして、犬たちと相談しながら立ち寄って写真撮影をしてみるのも、きっと良い思い出になるはずですよ。

イルミネーションを楽しむ時の注意点!

暗いので車などにも気をつけましょう。

さて、犬たちと一緒にイルミネーションを楽しむときには、やはり暗い夜のお出かけであることと、人通りが多い場所や交通量が多い場所に出かける時の注意が必要になります。
特に、人が多い場所ならトイレは訪問の前に済ませておくなどの配慮は心がけたいですね。

犬たちと同行できるスポットでは、同じように犬を連れた人と会うことも少なくはないでしょう。昼間であれば気付く距離であっても、暗闇の中では距離感を掴むのが難しかったり、段差や側溝、危険な落ちているものなどを見落としてしまうことも。
人見知りの犬たちや、他の犬たちが大好き過ぎてついついはしゃいでしまいやすい性格の犬たちの場合は、対策としてバギーカートなどの中から楽しむのも良いかもしれません。

また、被毛が黒や暗い色の犬たちであれば、暗闇の中では気付かれないこともあり、悪意はなくても通行人に足や尻尾を踏まれてしまうこともあるので、注意してあげましょう。

もちろん、イルミネーションを楽しみにしているのは、犬たちばかりではありません。小さなお子さんを連れている方や、犬が苦手という方もいらっしゃるはずですので、その辺にも気遣いながら楽しみたいですね。

豆知識:犬の目にはイルミネーションは見えるの?

どんな風に見えているの?

実は犬たちは私たち人間よりも視力が低いとも言われています。全体的にうすぼんやりとした形で見えているとも考えられています。
でも犬たちは動体視力は非常に優れていて、動いているものに対してはすぐに察知することができるだけではなく、嗅覚や聴覚など、私たちにはない能力で世界を把握することが可能なのだそうです。
もしかしたら、私たちとは違う感覚だからこその楽しみも、感じているのかもしれません。

さて、暗い中で優しく光るイルミネーションは犬たちにはどのように見えているのでしょうか?

現在の研究では、犬たちの目はあまり多くの色を認識することが出来ない構造になっているといわれています。それは、私たち人間とは網膜の構造の違いがあるためのようです。

とある実験で、犬たちの世界は全体的にグレーがかった色合いで見えているらしいことが分かったとの情報もありました。
そして、犬たちが認識できる色が非常に限られていることも判明しています。
正しく認識できる色は、青~黄色で、それ以外の色はほとんどグレーに見えていて、その明暗程度しか分からないのだそうです。

そのため、犬たちの目には青や黄色のイルミネーションの光は見えていると考えられますが、赤や緑などの色の差は認識できていないかも…。
とはいっても、もしかするとそれだけでも十分なのかもしれません。犬たちにとっての楽しみは飼い主さんとのお出かけですから、きっと一緒のお散歩は楽しい思い出として残ってくれるはずです。

イルミネーションを楽しんだ後のオヤツに…。

お散歩の後には可愛い☆型クッキーはいかがでしょうか?