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2019.03.14

【知るという、栄養】酸性食品とアルカリ性食品。犬の尿pHのコントロールは食事で可能?

【知るという、栄養】酸性食品とアルカリ性食品。犬の尿pHのコントロールは食事で可能?

犬たちにも多いオシッコトラブル。尿pH値が犬たちの健康に深く関係していることをご存知の方も多いのではないでしょうか。
そんな尿pHをコントロールしていく上で、一つの考え方として食品を「酸性食品」と「アルカリ性食品」に大きく分類し、その両方をバランスよく摂取していくというものがあります。
では、どんなものがそれぞれ酸性食品とアルカリ性食品に含まれるのでしょうか?簡単にご紹介致します。

犬たちの尿pH値の変化のリズム。

犬たちの尿pH値は、一日を通して変化していきます。一般的には、食事を取ることにより、一般的に尿pH値はアルカリ性に傾き、その後の運動や遊び、睡眠などをしている間に徐々に酸性に傾いていく、といわれています。
また、夜の睡眠の間に尿pH値が酸性に傾くことで、小さな結晶であれば膀胱内で溶かされ、朝のオシッコによって排出されます。

また、犬たちの健康管理のために、尿pH値をチェックするアイテム(ロールpHチェッカー)を使用されている方も多いかと思いますが、チェックのタイミングも重要です。
食後のタイミングは、一時的にアルカリ性に傾いていることが多く、正確な数値が出ない可能性があります。きちんとした食事だけではなく、オヤツでも同様に尿pH値が変化します。
そのため、調べる際の条件は一定の条件であることが最も重要であることを前提として、尿pH値は、朝、起きて食事の前にしたオシッコでチェックすることをおすすめしています。

■ 酸性食品とアルカリ性食品の分類について。

酸性・アルカリ性の分類はどのように行われているのかというと、実は、食品に含まれているミネラルが酸性なのか、アルカリ性なのかで決められています。
酸性を示すミネラルには、塩素、リン、硫黄などが含まれ、アルカリ性を示すミネラルには、ナトリウム、カリウム、カルシウムなどが含まれています。

そのため、酸っぱい食品=酸性食品、苦味がある食品=アルカリ性食品とは限りませんので、注意してくださいね。

酸性食品に含まれるもの。

犬たちにとって身近な食材の中から、酸性食品に含まれるものをピックアップしました。食品名の横の数値が大きくなるほど、酸性度が高い食品ということになります。

卵黄  19.17
玄米  15.47
マグロ  15.28
鶏肉  10.41

カキ 8.00
サーモン  7.9
豚肉  6.16
牛肉  5
ソラマメ 4.35
白米  4.31

アルカリ性食品に含まれるもの。

犬たちにとって身近な食材の中から、アルカリ性食品に含まれるものをご紹介します。酸性食品同様、食品名の横の数値が大きいほど、アルカリ度が高い食品となります。

コンブ   38.9
インゲン  18.82
シイタケ  17.48
ホウレン草 15.6

大豆    10.2


バナナ   8.82
ニンジン  6.4
イチゴ   5.61
ジャガイモ 5.35

DOG's TALK

ペット栄養管理士 O

ペット栄養管理士 O

食品の中の酸性食品とアルカリ性食品をご紹介いたしましたが、これらの食材をバランスよく組み合わせることこそが、犬たちの健康維持には大切なこと。もちろん、尿がアルカリ性に傾きやすい犬たちなど、体質的なものもありますが、基本的な方針としては「酸性もアルカリ性もバランスよく」を心がけたいものですね。犬たちの体には、もともと尿pHの調整機能が備わっています。尿pH値が偏り、結石などができてしまう時には、極端に「酸性」あるいは「アルカリ性」に食事内容を変更するのではなく、今までの食事の内容が偏っていないかなどをチェックするようにしたいですね。

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