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2021.08.05

【#大きな犬と】夏は室内エクササイズで脳トレと筋トレをしながら犬と遊ぼう!

【#大きな犬と】夏は室内エクササイズで脳トレと筋トレをしながら犬と遊ぼう!

同じ犬でも小型犬と大型犬では、育て方や食事など気をつけたいポイントがちょっと違います。でも世の中にある知りたい情報は小型犬向けが多いのが少々残念…。そんな飼い主さんのために、大きな犬にフォーカスした、遊びや食事や健康といった暮らしの情報を集めて紹介します。(POCHI編集チーム・大きい犬班)


今回のお役立ち情報「室内の運動」

熱中症のリスクが高まる夏は、無理して屋外で運動させないほうが安全なことも。その代わり、夏は室内で身体や脳を使って、大きな犬でも心身の充足感を得られるようなエクササイズに取り組むのがおすすめです。

ゴールデン・レトリーバーと暮らすドッグトレーナーの倉岡麻子さん自身も実践している、ココロとカラダのとっておきの室内エクササイズを教えていただきます!

散歩量が減る夏は、室内で筋トレと脳トレを

大型犬の健康維持のためには、十分な運動量を提供してあげなければなりません。とはいえ、日本の高温多湿な夏は熱中症のリスクが非常に高め。涼しい季節と同程度の散歩時間を無理してキープしないほうが安全に過ごせると言えます。

そこで、夏はエアコンの効いた室内で身体や脳を使って、大きな犬でも心身の充足感を得られるようにしてあげましょう。

踏み台運動で下半身を鍛えよう

犬は身体の構造上、前半身に力がかかりがちです。積極的に下半身の筋トレをして、下半身も鍛えてあげましょう。

  • おやつで踏み台に上るように誘導を。踏み台の上には滑り止めマットなどを敷くと安心です。
  • 踏み台に前足を載せ続けられるように、しばらくおやつをなめさせたり食べさせたりしましょう。
  • 飼い主さんがおやつを見せながら踏み台を軸に回り、犬が後足を一歩でも動かしたらほめておやつをあげます。
  • 犬が後肢を動かしながら下半身だけ回るよう導いて。左右均等に筋肉が使えるように反対回りも行って。

お辞儀ポーズでストレッチ

お辞儀のポーズ“バウ”は、お客さんの前で披露しても愛らしさ抜群! 飼い主さんもドッグダンス競技会に出場した気分でノリノリで、ストレッチになる“バウ”を犬と一緒に楽しみましょう。

  • 犬の胸元におやつを持った手を押し付けるようにしていくと、上半身だけ伏せる体勢になります。
  • お尻を上げながら前肢だけ伏せたポーズになったら、“バウ”と言いながらおやつをあげましょう。
  • “バウ”と合図を出しながら、飼い主さんも身体を伸ばしてお辞儀のポーズをとってストレッチ!

オスワリ→フセ→タッテの連続運動

滑らないカーペットやマットの上で、犬にオスワリからフセ、フセからタッテ(立て)と、3つの姿勢を連続して取らせれば、簡単に全身の筋トレができます。

どの姿勢も合図でできるようになったら、順番はランダムに、たとえばフセからオスワリ、オスワリからタッテと行えば、さらに筋トレと脳トレの効果が高まるはず!

  • まずは大好きなおやつの匂いを嗅がせながらオスワリをさせて。もちろん、ごほうびもあげてOK。
  • オスワリした犬の鼻先におやつを持ち、床に向かって垂直に手を下ろしていくとフセの姿勢になります。
  • おやつを持った飼い主さんの手を、犬が立ち上がるように誘導しながら動かしましょう。
  • “タッテ”の言葉の合図と飼い主さんの手の動きで犬が立ち上がったら、ごほうびをあげて。

ベルを鳴らすトリックで脳トレしよう

100円ショップなどで販売されているベルを使い、それを押すトリックを覚えさせながら脳トレを!

ベルではなく保存容器のフタなど、特定のものを前足や鼻先でタッチすることを覚えさせるのが、実は介助犬の作業や、飼い主さんから離れて行うアジリティーの練習のファーストステップでもあります。

  • 犬の行動を待ち、ベルに犬の前足が触れたら“ベル”などと言いながら、おやつをあげてください。
  • 犬と離れたところから“ベル”と合図をかけて、犬がベルを慣らすのを待ってあげます。
  • ベルを犬が慣らしたら、ほめておやつをあげて。犬の作業意欲も満たされることでしょう。

スティックを追いながらドッグダンス

ターゲットスティックと呼ばれるような棒の先端に、犬の鼻先がタッチするトリックを教えましょう。そのターゲットを追いながら犬が身体を回しながら動かせば、室内でも簡単に脳トレとちょっとした運動ができます。

これをマスターして、飼い主さんもぐるんと回れば、ドッグダンスの大会にも出場できるかも!?

  • スティックに犬の鼻が触れるのを待ち、触れたら“Yes”などとOKのサインを出してごほうびをあげて。
  • 犬が出されたスティックに鼻先をタッチするようになったら、少し離れたところからスティックで誘導を。
  • 飼い主さんはスティックをうまく動かしながら、犬が回転しながら動くように導きましょう。
  • ひと周りできたら、おやつのごほうびを。身体を均等に使えるように、逆回りも行うのがベストです。

トレーニングはコミュニケーション

エクササイズは、方法をマスターさせる過程も含めて、飼い主さんと大きな犬のコミュニケーションタイムとしてもぴったりです。

悪天候の日や散歩に行けない日は、ぜひ室内で犬の筋トレと脳トレをしながら、笑顔の時間を過ごしてあげてくださいね。

ライター:臼井 京音



■ 指導:倉岡麻子さん

bigdog-how-to-exercise_150.jpgアメリカのサンディエゴに3年間滞在し、デイケアセンターCanineToFiveを運営するHiromi Suzuki氏に師事。犬に負担をかけないトレーニング方法を学ぶ。帰国後2012年に独立し、ドッグトレーニングレッスン、NAGURIでの犬の幼稚園の運営などを行う。



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