《開発ストーリー》POCHI 食事療法食腎臓ケアフレッシュチキン

腎臓ケア療法食は低タンパク、低リン、低ナトリウムが条件となります。
そのためほとんどの腎臓用療法食の第一原材料は植物性のものとなっているようです。低タンパク処方にするためのレシピなのでしょうが、一般食のスーパープレミアムフードなら、ヴィーガン食を意識していない限り動物性タンパク質を第1に考えてあります。従来通り植物性タンパク質でおいしく作れるのか？治療中だからこそせめて美味しいごはんで笑顔にしてあげたいと私たちは思いました。

病気の影響で食欲が落ち、痩せていくのを見るのは私たちにとって何よりもつらいことです。低タンパク、低リン、低ナトリウムの必須条件をクリアした上で美味しく食べてくれる、さらに工夫を凝らした原材料で腎臓の負担を軽減させたい。
今回の腎臓ケア療法食はそんなレシピを目指しました。

おいしくする工夫とは？

これまでPOCHIのオリジナルドライフードでは動物性タンパク源は生肉を第一原材料として採用しています。原材料としてのコストも上がり、粒の形成も難しい生肉をあえて使うのは、美味しくしたい思いに加え、レンダリングという高温加工製品であるミートミールにはない、分析値には表れない生肉の持つ力に期待しているためです。
今回の腎臓ケア療法食も第一原材料は生の鶏肉。また、生の鶏肉に加え動物性タンパク質としてはリンの含有量が低い鶏卵と、植物性タンパク質の中で最もタンパク質の消化率の高い大豆タンパクを配合しました。
鶏肉、鶏卵、大豆のアミノ酸スコアはいずれも100であり腎臓に負担がかかりにくくなっています。

タンパク質を抑えた代わりに脂質を高め、カロリーをアップさせています。高カロリーにすることで給与量が少なくて済み、結果として摂取するリンが抑えられます。
お腹の健康維持のために、プレバイオティクス（イヌリン）、プロバイオティクス（フェシウム菌）を配合しています。

腎機能が低下してしまい、一般の総合栄養食は食べられなくなってしまっても、愛犬が食事を楽しみにしておいしい顔を見せてくれるPOCHI 療法食腎臓ケア。
皆さまにもぜひ試してほしい自信作です。

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