• コラム

2025.02.03

飼い主がインフルエンザに!柴犬はどうする?!〜柴犬あるある・憧れの看病犬編~

飼い主がインフルエンザに!柴犬はどうする?!〜柴犬あるある・憧れの看病犬編~

柴犬のちょっと不思議な生態を不定期にご紹介する、「柴犬あるある」シリーズ。
今回は飼い主がインフルエンザにかかってしまった時の様子についてお届けします。
自立心が強く、マイペースと言われる柴犬。
大好きな飼い主が寝込んでしまったときは、どんな様子を見せるのでしょうか。
皆さまもうちの子の様子を思い出しながらお楽しみください。

添い寝? 二度寝? 看病寝?

普段は「ちぇっ。飼い主が来ちゃったよ」と、げんなりした態度でベッドから去っていきます。寂しい……。

普段は「ちぇっ。飼い主が来ちゃったよ」と、げんなりした態度でベッドから去っていきます。寂しい……。

飼い主がインフルエンザにかかりました。今回は、そんな時でも柴犬らしさ全開で過ごしていた、うちの子の様子をお伝えします。
飼い主に対しても、自分の気分で柴的距離をキープするうちの子。いつもはベッドで寝ていても、飼い主がくると「邪魔だなぁ」とでも言うように不満そうにベッドを降りて行きます。
ところがこの日は、散歩から戻ってくるなり飼い主のベッドに飛び乗ると、足元で丸くなってクゥクゥと寝始めるではありませんか。
これは……憧れの看病犬?! 高熱でうなされる飼い主を心配してくれている?
それとも、寝室に閉じこもって飼い主の姿が見えないから、寂しくなって添い寝しているの?
なんと愛しい! 柴犬あるあるだなんて、言い続けてごめん。いざという時には頼りになるんだね。ありがとう。
と思ったのも束の間、ベッドの上で思い切りリラックスして寝だすと、全身をのびーっとしたへそ天寝相に。どんどんベッドを占領してきます。
それに合わせて、高熱の飼い主はどんどんベッドの端へ。……あれ?狭いよ。身体、休まらないよ?
看病寝でも添い寝でもなく、二度寝? ひょっとして、寒い季節のお散歩で冷えた体を、ぬくぬくベッドで温めたくなっただけなのかも。

高熱の飼い主vsおトイレ外派の柴犬

数日後、家族にインフルエンザがうつり、なんと家族全員が高熱に。
しかしここで大きな問題が。我が家の柴犬は完全おトイレ外派。雨がふろうが、槍が振ろうが、台風だろうが、インフルだろうが、行かねばならぬ、外トイレ。
和犬や大型犬の飼い主さんも、この問題は対峙したことがあるのではないでしょうか。
今回はインフルエンザということもあり、極力人に合わない時間を選び、少しでも動ける家族が散歩担当に。つまり、夜遅い時間や明け方がメインになるわけで、むちゃくちゃ寒い!
そして、いつもとは違う時間帯の散歩にめちゃくちゃテンションアップのうちの子、ダッシュしたり、普段は選ばないコースを歩きたがったり。あげく、トイレが終わったらすぐに帰りたい飼い主の提案をスルーし、「絶対に帰らない」の拒否柴発動です。
なぜに暗くて寒い道路にいたがるの? お家に帰ったらあったかいよ?

ある意味癒しのマイペースっぷり

柴犬の辞書に「看病」はなし。「飼い主、サボってる?  一緒に遊ぼう!」

柴犬の辞書に「看病」はなし。「飼い主、サボってる? 一緒に遊ぼう!」

飼い主と一緒にベッドで寝ていたのは1日だけ。翌日からは、いつも通りの暮らしに戻った柴犬さん。
飼い主はまだ熱が下がらず寝ていると、ダダダダ! と足音が聞こえてくるではありませんか。
目を開けると、お気に入りのオモチャを咥えたうちの子がいます。
「これあれだ! 犬の感動ストーリーで良くみる『心配して、自分の大切なものを持ってきてくれる』ってやつだ!」と感動しました。
「ありがとう。早く元気になるからね」と話しかけると、ぐいぐいとおもちゃを押し付けてきます。
ん? どうぞってこと? けれども、なんだか様子が違う気が。
飼い主におもちゃを押し付けると、ピョンピョンと飛んで走る準備。これ、投げろってか? 寝ているんなら遊べってこと? 飼い主、昼間から寝てサボってるって思われている?
「今は無理だよ」と話しかけると、今度は別のおもちゃを運んで来ました。どうやら、飼い主がわがままでおもちゃを選んでいると判断した様子です。
寝室にうちの子のおもちゃがどんどん集まる様子を見ながら、早く治さなくてはと思った飼い主です。

柴犬との暮らしは健康第一!

数日後、熱も下がり飼い主も通常生活に戻りました。人も犬も元気が一番!
改めて、柴犬との暮らしは健康第一と再確認した年末年始でした。みなさまも、お身体に気をつけてお過ごしくださいね。

柴犬も飼い主も、元気いっぱいでお散歩できるのが、一番の幸せですね!

柴犬も飼い主も、元気いっぱいでお散歩できるのが、一番の幸せですね!