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2026.04.06
ドイツの街角から~夏時間と冬時間の切り替え~
*1 pochinski: スペインで保護された犬と暮らす、ドイツ在住の旅行&ファッションライター。趣味は犬の絵を描くこと、犬の首輪や冬用のセーターを作ること、たまに犬の手作り食やケーキ作りも。犬と暮らす日常のひとコマを不定期にお届けします。
早咲きの桜やスイセンの花が散り出したころ、ヨーロッパでは夏時間が始まりました。ドイツを含むたいていのヨーロッパの国々に夏時間と冬時間があり3月と10月、それぞれ最終週末に時間が切り替わります。今年は3月29日の未明に冬時間が終わり、夏時間が始まりました。
公園のあちらこちらに黄色いスイセンの花が。
夏時間に切り替わる際は、時計の針を1時間進めます。つまり、冬時間で午前7時だった時間は、夏時間では午前8時になります。夏時間が始まった朝、以前は家中の時計の針を進めなければならなかったのですが、今ではスマートフォンや家電などインターネットに接続されているものは自動的に切り替わるため、時計を時間調整する手間もなくなりました。
今年のイースターは夏時間に切り替わった1週間後。デパートにはイースターバニーなどのチョコレートを扱う特設コーナーが開設されていました。
冬時間から夏時間へと、そして夏時間から冬時間から切り替わる夜は、睡眠時間を1時間得した、あるいは損したと、私は感じる程度ですが、この切り替えによる心身の不調を訴える方は少なからずいらっしゃいます。時差ボケのことを思えば、時間に身体のリズムを合わせるのが簡単でないことはよくわかります。こうした理由もあってか、夏時間と冬時間の切り替えを廃止しようという動きがEU内であったものの、いつのまにか立ち消えになってしまいました。
ワイン用のブドウ畑を散策。ブドウの葉が芽吹くまではもう少し時間がかかりそうです。
では、犬たちは時間の切り替えにどう反応するのでしょう。散歩や食事など、犬たちはオーナーさんが決めたスケジュールに沿って生活しているため、ある日を境にスケジュールが1時間ズレると、多少のストレスや不安を感じることもあるのだとか。ただし、人間のように体調を崩すほどでもなく、新しい時間にほどなく順応するようです。
そでても、犬へのストレスを軽減させたい場合は、時間が切り替わる日の前後で数日間かけて散歩や食事の時間を徐々に変えていくと良いという話も聞きました。幸い、わが家の飼い犬、タビィは散歩や食事の時間が変わったことに気づいているのか、いないのか、どうやら問題もなく、夏時間を受け入れているようです。
朝の散歩で見つけたカモも親子たち。野生の動物たちにも春が訪れています。
夏時間に切り替わった直後は日の出時間が1カ月ほど後戻りし、朝の散歩時間はちょっぴり冬に引き戻された気分になります。ですが、日の出が遅くなった分、日の入りも遅くなるうえ、これから6月の夏至まではますます日が伸びるかり。明るい夜を満喫できる日々がやってきます。


