11月8日は、語呂合わせから「いい歯の日」とされています。犬の歯の健康を考える絶好の機会です。犬が健康で長生きするためには、毎日のオーラルケアが欠かせません。

歯磨きが難しい場合の強い味方が「デンタルガム」です。デンタルガムには硬い「ローハイドガム」や「アキレス素材」もありますが、消化への負担や歯が欠ける懸念もあります。

本記事は、口臭予防などに役立つ成分を配合し、犬に合わせて硬さも選べるなど、機能性に優れた「成形ガム」に焦点を当て、魅力と選び方を詳しく解説します。

犬の歯と口の健康が大切な理由

犬の口腔ケアは、口の中だけの問題にとどまらず、全身の健康状態に深く関わっています。

口臭の原因となる歯垢を放置すると、やがて歯周病へと進行します。歯周病は歯茎の炎症や痛みを引き起こし、食事が摂れなくなることもあります。とくにシニア犬は、免疫力の低下から歯周病のリスクが高まるため注意が必要です。

さらに深刻なのは、歯周病菌が炎症した歯茎から血管に入り込み、全身を巡ってしまうことです。菌が心臓や腎臓などの重要な臓器に達すると、心内膜炎や腎臓病といった全身疾患を引き起こすリスクが高まります。犬の健康寿命を守るためにも、口の健康維持は非常に重要です。

デンタルガムの役割とメリット・デメリット

毎日の歯磨きが基本ですが、あわせてデンタルガムを上手に活用することが有効です。ここでは、デンタルガムがもたらすメリットと、与える上での注意点を解説します。

デンタルガムを噛むことで唾液の分泌が促され、口の中の細菌繁殖を抑える働きがあります。唾液は口腔内を洗浄する役割を持ち、歯垢が付きにくい環境づくりに欠かせません。

また、噛む動作自体が歯垢を物理的にこすり落とす効果を持ち、歯石の形成を防ぎます。毎日の歯磨きが難しい犬でも、デンタルガムを活用すれば自然な形で口腔ケアを習慣づけられます。噛む楽しさと健康維持を両立できる点も大きな魅力です。

一方で、デンタルガムには注意すべき点もあります。硬すぎるガムは歯が欠けるリスクも高く、ローハイド素材のように消化に時間がかかるタイプは、胃腸への負担になることもあります。

また、犬の体格や口の大きさに合わないサイズを選ぶと誤飲の危険性があります。与える際は必ず飼い主が見守り、1日の目安量を守ることが大切です。年齢や噛む力に応じて、柔らかいタイプや小さめサイズを選ぶなど、犬に適したガムを選ぶことで安全に続けられます。

注目すべき成分解説

デンタルガムには注目すべき成分が多く配合されている商品があります。

日本で古くから親しまれてきた「クマザサ」は、抗菌・消臭作用に優れた天然素材です。口内の雑菌増殖を抑え、歯周病の原因となる細菌の繁殖を防ぐ効果が期待できます。

また、粘膜を保護する作用もあるため、デリケートな口内をやさしくケアできます。人工成分に頼らず、自然の力で清潔な口内環境を保ちたい犬におすすめです。

毎日口にするものだからこそ、素材の安全性は重要です。ポチのデンタルガムは、人工香料や保存料を使用せず、素材本来の香りと栄養を活かした設計されており、安心して続けられるナチュラルさが特徴です。

嗜好性が高く、毎日の習慣にしやすいため、無理なく口腔ケアを継続できるでしょう。健康を第一に考える飼い主さんに選ばれています。

POCHIサイトで買えるデンタルケア商品4選

ここからは、POCHIサイトの中で買えるデンタルケアの商品を4つ紹介します。犬の嗜好や目的に適した商品を選ぶ参考にしてくださいね。

「POCHI デンタルプロバイオガム」シリーズにはすべてこの菌が配合されており、シニア犬でも噛みやすいソフト設計のタイプもあります。歯と腸、両方の健康をサポートします。

乳酸菌は、口内の善玉菌を増やし、悪玉菌を抑えることで「口内フローラ（菌バランス）」を整える働きがあります。とくに「エンテロコッカス・フェカリス菌」は、歯周病菌の抑制に効果があるとされています。

まとめ

11月8日の「いい歯の日」は、犬の歯と口の健康を見直す絶好の機会です。デンタルガムは、歯磨きが苦手な犬でも続けやすい口腔ケアの味方になるうえ、噛むことで唾液分泌を促し、歯垢や口臭の予防に役立ちます。

POCHIのデンタルプロバイオガムシリーズなら、年齢や目的に合わせて選べるラインナップで、毎日のデンタルケアを手軽に楽しく続けられます。ぜひ試してみてください。