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2026.03.09
察知能力・個性爆発・評価二極化の正体とは〜柴犬あるある・柴犬流お風呂事情編~
柴犬のちょっと不思議な生態を不定期にご紹介する、「柴犬あるある」シリーズ。
今回はシャンプー嫌いの柴犬さんのシャンプータイムについてご紹介します。
どこの家にもきっといるエスパー犬
柴犬と暮らすみなさん、シャンプーはどうしていますか?
我が家は自宅シャンプー派なのですが、うちの子はシャンプーが大嫌い。準備をしているのに気づくなり、ダッシュで部屋の隅に逃げこんでしまいます。そこで、別の部屋で寝かしつけて、こっそり準備。寝ている柴犬にそっと声をかけ、マッサージをしてうっとりしているところを抱き上げます。
不思議なことに、この時点で察するんですよね。「飼い主を信じた自分が馬鹿だった」とでもいうような絶望的な表情で見上げてくるではありませんか。
シャンプーとは言っていない、まだお風呂場に向かってもいないのに。
まるでエスパーのような、シャンプー察知能力。実はこれ、どの柴犬さんにも備わっているようです。
我が家のように逃げ出す子もいれば、ハウスの奥で気配を消す子、抗議のガウガウで応戦する子、なぜかおもちゃを持ってきて飼い主の気をそらす子、唐突にお手やおすわりを繰り出してとぼける子まで、その反応はさまざまです。けれども、どの柴犬にも共通しているのが、結局最後には風呂に入れられてしまうということ。
エスパーのような危機管理能力も、結局なんの役にも立っていないのが、柴犬らしい残念ポイントなのです。
個性がでまくるシャンプータイム
濡れた体と、うるんだ瞳でじっと訴えてくる柴犬さん。ちょっとだけ胸が痛む瞬間です
シャンプータイプも、個性が溢れ出る場面です。
この世の終わりのように叫ぶ子、泡だらけになりながらも脱走を試みる子、ピィピィと鳴いて飼い主に訴えかけてくる子、一刻も早く終わるように心を無にしてやり過ごす子。
我が家の柴犬さんは、若い頃は虚無派でしたが、年齢とともに我慢耐性が弱まってきたようです。洗いはじめると、逃げ道を探して飼い主によじ登ってきます。
泡だらけの柴犬によじ登られるので、飼い主は泡だらけ。落ちないように抱っこしたままシャワーで流すため、飼い主も一緒にびしょ濡れです。
ストレスが少なくなるように、できるだけ早くシャンプーを終わらせてあげたいのですが、よじ登り抱きついてくる柴犬相手では、かえって時間がかかるのが悩みどころでした。
ところが先日、うちの子がトリミングに挑戦した時のこと。
「とってもお利口さんにできましたよ」という言葉とともに、なんとも可愛いバンダナをつけた写真をいただきました。
いつもお世話になっているデイケアのレッツさんでお願いしたからでしょうか。はじめてのことが苦手な柴犬とは思えない、こなれ感のある写真です。
しかも、被毛は別犬のようにフワフワ、めちゃくちゃいい香りがします。自宅シャンプーと違いに驚愕! これがプロというものか……!
トリミングでつけてもらったバンダナを、こなれ感たっぷりに着こなしていました。
敵か味方か? 柴犬的ドライヤータイム
シャンプーが終わると、待っているのがドライヤータイムです。長毛種のわんこたちに比べると被毛が乾くのは早いですが、それでもダブルコートなのでドライヤー時間はそこそこ必要です。
ここで問題になるのが、柴犬にとってドライヤーは敵か味方か問題。
我が家の柴犬さんは、ドライヤー苦手派です。音が嫌なのか、温風が嫌なのか、どちらも嫌いなのか、抱っこしてもうなぎのように逃げ回ります。
ドライヤー時間を短くするために買ったタオルマント姿のまま、半乾きの体で飼い主のベッドに入り込み、ドヤ顔するうちの子。やめて ……
「なぜこんなひどいことを……」飼い主を信じられなくなった柴犬さんが、呆然と過ごすのもお決まりの時間です
そこで、おやつを入れるタイプの知育玩具を用意。この時にしか出てこない、スペシャルおやつを大盤振る舞いです。
我が家では、こうしてなんとかドライヤータイムを乗り越えています。
一方、お友達の柴犬さんは、ドライヤー大好き派。
うっとりと温風を受け、被毛をなびかせているそうです。「乾いたよ」と言っても、その場を離れず、ドライヤーの続きを待っているのだとか。
ドライヤーは、柴犬にとって評価が真っ二つに割れるアイテムのようです。
ふわふわ柴犬の時間はいと短し
プロの技でフワフワになったうちの子がかわいくて、撮影大会開催!
飼い主にとっても、柴犬にとっても、戦いの時間であるシャンプー。戦い後の姿は、フワフワで可愛いのですが、お気に召さないのか、その日のお散歩でゴロゴロすりすり。フワフワで良いニオイの時間は、はかなくも短いものなのでしたとさ。


