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2026.03.02
まさかの変化に飼い主もびっくり〜雪遊び大好き犬の軌跡編~
柴犬のちょっと不思議な生態を不定期にご紹介する、「柴犬あるある」シリーズ。
今回は、雪遊びが大好きな柴犬さんのシニア編についてご紹介します。
これまでの"柴犬あるある"
雪無し地方に雪が降りました!
若い頃は、深い雪の中でもダッシュで走り回ってました!
雪が大好きな我が家の柴犬さんのために、冬の旅行先は雪国が定番。けれども、今年の冬はいつもとちょっと違いました。
昨年、特発性前庭疾患を発症したうちの子。普段は忘れているくらいに元気ではありますが、今でも時折ふらつきが見られたり、パタンと倒れてしまったりすることがあります。
いつもの旅先へ行くには30分以上の山道ドライブが必須。三半規管への影響を考えると、雪遊びはさせたいけれど、やっぱり心配です。
さらに、昨年からは雪の上を歩くのが、少し苦手になっていたことも気になっていました。
踏ん張る力がなくなって、何度か転びそうになっていたのです。
悩んだ末、怪我や体調へのリスクを考えて、今年は雪遊びを諦めることにしました。
けれど「行かない」と決めた後も、飼い主はちょっとウジウジ。
雪遊びの時のうれしそうな顔を思い出すと、やっぱり連れて行ってあげようかと、毎日、揺れる飼い主心。
そんなある日のこと。日本列島が寒波につつまれ、雪の降らない我が家の地域にも、ほんの少しではありますが雪が積もりました。
今年は雪遊びを諦めていた我が家の柴犬さんに、まさかのプレゼントです。
加齢に負けない華麗なダッシュ!
14歳8ヶ月のパワフル・ダッシュ!
積雪量は3cmほど。一歩、外に出た途端に、テンション急上昇のうちの子。迷わず雪の道にダイブすると、そのまま走り出しました!
シニアとは思えないパワーで、雪道を走ります。加齢に負けない華麗なダッシュを見せてくれました!
ふわふわな雪は滑る心配もなく、3cm程度なので踏んだ足はしっかり地面につくのも安心です。
しかしそこはやっぱりシニア犬、ノリノリの散歩時間はそう長くは続きません。
うれしい楽しい、けれども体が動かない。ぴょんと飛ぶも、そのままその場に固まる。雪の不動柴の誕生です。柴犬の体に、ふわふわの雪が降り積もります。
不動柴に雪が降り積もります。雪の日の柴犬名物・揚げパンの出来上がり!
再びぴょん、からの不動。以下、繰り返しです。しばらくすると、前足をあげ、飼い主を見上げてきました。
まさかの、抱っこ要求でした。疲れたし、冷たいし、抱っこで帰りたい柴犬さん。
若い頃には、どんなに「帰ろう」と説得しても、何時間でもエンドレスで雪の中に居たがったのに。
帰宅後も、窓をガリガリして、外にだせ、雪遊びさせろと要求していたのに。
抱っこで帰宅した後は、あたたかな部屋で窓の外も見ずに満足して眠るうちの子。
ほんの一瞬の雪遊びに、「シニアになったんだなぁ」とちょっと切ない気持ちになった飼い主です。
まだまだ続く雪遊びのはずが……
雪のない道を選んであるく柴犬さん。えーー。せっかく来たのにー
翌朝のこと。すっかり体力が回復したうちの子を連れて、雪が残っている公園までお散歩に行きました。
きっとまた雪の中にダイブするのかな。はしゃいでダッシュしちゃうのかな。
そんな飼い主の思いと裏腹に、雪がすっかり溶けた道を選んで歩く我が家の柴犬さん。
「残った雪に気づいていないのかも」と思い、「ほら!雪があるよ〜」と言いながら、飼い主が雪道に飛び込んでみました。
うちの子の反応ですか?
真顔です。いや、どちらかというと、冷めた目で飼い主を見ています。
「雪ですか? 冷たいし、歩きにくいんで、もういいです」そんな心の声が聞こえてきた気がします。
雪遊びする気満々の飼い主、このテンションをどうしたらよいのでしょう。
これがシニアになるということか。雪国への旅も卒業で良かったのかも。そんな風に思いつつ、やっぱりちょっと寂しい気持ちになる2日目の雪景色でした。
また来年も雪が積もりますように
一瞬だけの雪遊びでも、キラキラ笑顔は変わらずかわいい。1日だけでも、雪のお散歩ができてよかったと、今年の冬の天気に感謝です。
どうか来年も、1日だけでも、我が家の柴犬さん地方にも雪が降りますように。
散歩時間はさらに短くなるかもしれないけれど、うれしい一瞬を一緒に味わえますように。
肉球スタンプは、雪の散歩のかわいいポイント


