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2019.01.08

《日本初上陸!》世界が注目する近未来のタンパク源使用のおやつ「ジミニーズ」新登場。

《日本初上陸!》世界が注目する近未来のタンパク源使用のおやつ「ジミニーズ」新登場。

今後世界的にますます増えると予想される人口問題に伴い、食料危機も問題視されるようになっています。
この問題を解決するために、植物由来の人工食やフェイクフード、人工的な光合成からタンパク質を生み出す研究など、今世界中で新しい取組みがされています。なかでも経済的に非常に効率の良い動物性タンパク質の供給源として注目度が高いのが昆虫をベースにした食料品です。
今回ご紹介する「Jiminy's(ジミニーズ)」は、そんな最先端のタンパク源を使用したペット用トリーツやフードを作るメーカーです。 既にアメリカでは300店舗以上のお店で取り扱われるなど、ペット先進国でも今、注目の的となっている「Jiminy's(ジミニーズ)」。
さまざまな環境問題に直面する今だからこそご提案する、近未来のタンパク源を使用した全く新しいトリーツです。

今取り組むべき問題犬たちの「おいしい」を守るために

国連の発表によると、世界の人口は2030年には85億人、そして2050年には97億人を超えると予想され、食料の生産は今より70%増やす必要があるといわれています。犬たちに関しても、アメリカだけで約9千万頭の犬が暮らしており、この犬たちのために年間で15億キロのタンパク質が必要です。これは人間を含まず犬だけの数字なのだそうです。
そして上の表にあるように、ペットフードの原材料としてよく使われる牛と鶏だけで見ても、15億キロのタンパク質を生産するためには温室効果ガスが牛:200兆グラム、鶏:20兆グラム排出され、また生産に必要な水は牛:1514兆リットル、鶏:151兆リットルが必要になってきます。
温室効果ガスによる環境負荷(地球温暖化)や世界的に枯渇が心配される水の使用量にしても、「持続可能」とは呼べないものです。

こういった問題を目の当たりにして、生産効率もよく、タンパク質の元として優れた栄養のあるコオロギを使い、商品化する決意をしたのが当時大手ペットフードメーカー勤務だった「Jiminy's(ジミニーズ)」の社長や、獣医師、動物の栄養学博士などの「Jiminy's(ジミニーズ)」の主要メンバーたちです。

■ POCHIのジミニーズに対する思い

ジミニーズをPOCHIで販売するかしないか、POCHI内でもさまざまな意見がありました。どうしても昆虫と聞くとネガティブな印象を持ってしまう人のほうが多いと思います。
そうした中、なぜ今POCHIで販売を開始するのか、それは「未来のタンパク源」だからです。
POCHIでこのジミニーズを取り扱うことで、「今」を生きる人たちに少しでも「未来」のことを考えるきっかけになればと思いました。
こちらの記事でも取り扱いましたが、さまざまな環境問題が表面化している昨今において、ニュースで見るぐらいで日本ではそれを日常的に感じることはほとんどありません。それでも2030年には世界の人口は85億人を超えるといわれていますが、そうなったときに、「愛する犬たちのごはんはどうなってしまうんだろう?」と、心配になります。
「最先端のタンパク源」をよくよく考えてみれば、そんなに遠くない昔の犬たちにとっては、普通の食事だったかもしれませんね。

ブランドのご紹介ジミニーズについて

「Jiminy's(ジミニーズ)」は、世界的にも人気が出てきている、コオロギのタンパク質をベースにしたペット用トリーツやフードを作るメーカーとして2017年7月にアメリカのカリフォルニアで設立されたました。 使用するコオロギは全て食用に養殖されたもので、ワシントン州や、カナダで生産されており、それをベースにしています。

ここ数年世界的に昆虫をベースにした食料品が増えてきています。 昆虫は日本(イナゴの佃煮や、蜂の子などが有名です)を含め、世界88か国で食用とされており、細かく分けると、1000種以上になるそうです。 昆虫が食べた植物のエネルギーの体質量に変換する二次生産の効率は、平均40%で、魚類の10%や、恒温動物の1~3%に比べ、非常に優れているため、昆虫類は、生態学的、また経済的に非常に効率の良い動物性タンパク質の供給源になり得ます。

コオロギは、今現在AAFCOにはペットフードの成分として記載されていませんが、時間の問題とも言われており、働きかけも進んでいます。2013年には、国連食糧農業機関(FAO)が、「食用昆虫、食品と飼料の安全に関連する将来展望」という報告書を発表。世界的な人口の増加の中、タンパク源として家畜が足りなくなるため、代わりに栄養素の高い昆虫を食べることを推奨しています。

3種のテイストパッケージもスマートなジミニーズ商品ラインナップ

ジミニーズは栄養学、動物の行動、嗜好、ペットオーナーの要望など、いろいろな情報を研究し、現在の商品を作り上げました。味の種類は「オリジナル」、「ピーナッツバター&ブルーベリー」、「スウィートポテト&アップル」の3種類。3種全てにクリケット(コオロギ)が使用されています。

クリケットパウダーとビーフとの比較

クリケットパウダー 牛肉/肩肉(脂あり)
エネルギー(Kcal) 451 180
たんぱく質g/100g 59 19
脂質g/100g 21.6 10.6
粗繊維g/100g 7.7 0
灰分g/100g 8 1
ビタミンB12 ug/100g 19 2
オメガ3脂肪酸g/100g 0.65 0.12
オメガ6脂肪酸g/100g 7.71 0.18
ベータカロテンug/100g 15 0
AFFCOカロリー計算(Kcal/100g) 395 157

この比較表をみると、100gあたりのタンパク質は牛よりも多く、オメガ3、6共に高いことがわかります。 さらには各種アミノ酸も豊富に含まれているので、クリケットは一般的な食品より栄養価が高いスーパーフードといえます。
嗜好性テストの結果も良好で、それは発売から1年足らずで全米の300店舗で取り扱われている実績にもあらわれています。
高タンパク質、低脂肪、ノーグレインのおやつを求める犬や、食物アレルギーのある犬におすすめです。
地球の未来を考えた今までにない犬用オヤツをぜひお試しください。

■JIMINY'S クリケットクッキー 3種アソートセット 14.2gX3 1,620円
■JIMINY'S クリケットクッキー 170g 各2,700円

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