2020.11.10

エイジングケアシリーズに今話題の原材料ヘンプシードを入れたわけ

エイジングケアシリーズに今話題の原材料ヘンプシードを入れたわけ

ヘンプとは「大麻草」であり、葉と花穂に幻覚成分のTHC(テトラヒドロカンナビノール)を含み、大麻取締法によって厳しく管理されています。種子と茎(繊維)はTHCを含まないため規制外で、バイオマスや衣料品、食料品、建築材料など、多用途で環境負荷が少ないサスティナビリティな自然素材として注目を集めています。そして、種子であるヘンプシードは食生活でもとても馴染みがある食材です。七味唐辛子の中に入っている大きめの丸い粒が麻の実、ヘンプシードです。
どうして「POCHI ザ・ドッグフード エイジングケアシリーズ」にこのヘンプシードを入れたかったのかを、POCHIの中の人からお届けします。

ヘンプが注目される3つの理由

POCHIでは、ヘンプシード関連商品を2008年から輸入中止となるまでの数年間販売していました。
殻をむいたヘンプシードナッツ、油を搾った後の麻の実を粉にしたヘンプシードフラワー、ソフトカプセル入りのヘンプシードオイルの3種類です。
残念ながら10年前はヘンプシードに対する注目度は高くはなく、数年間で販売中止となってしまいましたが、ここ数年、ヘンプが3つの観点から再注目されています。

1.優れた栄養価を持つスーパーフード
必須アミノ酸をすべてバランスよく含み、タンパク質含有量が30%以上。
リノール酸、αリノレン酸、γリノレン酸をバランスよくすべて含む、オメガ6:オメガ3は理想的な3:1
デトックス効果の高い不溶性食物繊維をサツマイモの7倍含有。

2.持続可能な農産物
米、コーン、綿、大豆、麦等のように、育成に大量の水を必要とせず、防虫剤や除草剤等も一切不要。
生育が速く約90日で3~4mの高さまで成長し、年中収穫可能。
温暖化の原因とされる二酸化炭素の吸収力が森林の木々の5倍以上。

3.カンナビジオール(CBD)
CBDとはヘンプに含まれるポリフェノールの中の1つの物質を指し、様々な薬効が注目されている。
すでに海外では医薬品として認可されている国も。
痛み・炎症止め、神経変性疾患、癲癇、心臓疾患、ガンなど今後の研究が期待される。

と、ヘンプは古代から3000年近くにわたり人類の暮らしに活用され続け、さらに今、上記の3つのことにも注目されているすごい地球上の植物なのです。

ドッグフードにおけるサステナビリティ

今回エイジングケアに配合する特別な原材料としてヘンプシードを選んだのは、医薬品の原材料としても期待されるほどのスーパーフードである点はもとより、実はサスティナビリティな農産物である点が大きかったと思います。
人間界ではサスティナビリティが商品開発の重要な項目になってきていますが、ペットフードでは、まだまだ意識されていないといった残念な状況です。
とはいえ、ペットフードはもともと人間の食品でもったいない、捨てる部分の有効利用といった側面を持って始まったともいえるので、大きな意味でサスティナビリティなカテゴリー商品と言えます。精肉の残渣から得られる動物性脂肪は人間用として活用され、そこから生まれた副産物であるミートミールはまさに食品残渣の有効利用となります。
しかし、POCHI ザ・ドッグフードのこだわりの一つは、ミートミール不使用です。「犬の健康と食べる楽しみ」を満足させることを第一に考えてレシピの設計をしているため、サスティナビリティからは外れてしまっています。
そんな中、意識の表れにはなるのではないかとの思いも込めてサスティナビリティな農産物であるヘンプシードを配合しました。
ヘンプシードがPOCHI ザ・ドッグフードの「犬の健康と食べる楽しみ」と「サスティナビリティ」をうまく融合させてくれる、夢のはじまりになったらいいなという、願いを込めて。

■ POCHIのサスティナビリティの第一歩として

原材料にはMSC認証やレインフォレストアライアンス認証など、さまざまなサスティナビリティにつながる認証がありますが、パッケージや梱包に関してもサスティナブルを実現できる項目のひとつです。
今回のエイジングケアシリーズの「ヘンプシード」をサスティナビリティの第一歩として、「犬の健康と食べる楽しみ」とサスティナビリティを実現できる部分を見つけ、未来につながる取り組みを今後も無理なく探していきます。