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2021.03.08

風味豊かなブリを楽しもう　犬とシェアするブリ大根

風味豊かなブリを楽しもう　犬とシェアするブリ大根

冬に美味しい魚、ブリ。ブリを使った料理の定番といえば、ブリ大根ですよね。本日は、犬と一緒に楽しめるようにアレンジしたブリ大根を紹介します。

ふっくら柔らかなブリと、大根のみずみずしさが味わえる一品です。

調理のポイントは煮込んだ後に細かく食材を切ることです。
そうすることで口当たりが良くなり、犬も食べやすくなります。犬に食べさせる前にはよく冷ましてからカットして与えましょう。

飼い主と一緒に食べる場合は、犬用に取り分けた後のお鍋に調味料を加えて、味をととのえ、さらに少し煮込んでください。煮汁がブリと大根に染み込み、ついお箸が進む味になります。

もう少し寒い日は続きますが、犬と一緒にブリ大根を食べて温まってください。

材料：2頭分（1頭分の出来上がり重量：約50g）

ブリ（切り身）　　：30g
大根　　　　　　　：30g
小松菜（葉の部分）：10g
水　　　　　　　　：200ml
サラダ油　　　　　：少々

作り方のご紹介

※今回は犬が食べる食材のサイズで調理を進めます。

1.ブリは骨を取り除き、一口大に切ります。大根は皮をむき、厚さ0.5cmほどのいちょう切りにする。小松菜は根元を切り落とし、2cm幅に切る。下茹でし、水気を切り冷ます。
飼い主さん用として作るなら、少し大きめのカットがオススメです。

（犬用調理のポイント：小松菜に含まれるシュウ酸は水に溶けやすい性質をもつため、茹でることで大幅に減らすことができます。）


2.鍋にサラダ油を入れ中火で熱し、ブリ、大根を加え軽く焼き色がつくまで炒める。


3.2に水を加えフタをし、弱火にして10分煮込む。大根が透明になったら小松菜を加えて30秒煮る。


4.3を人肌程度に冷まし、小型犬の場合はブリ、大根、小松菜を食べやすい大きさに細かく切り、器に盛る。

飼い主さん用として作るなら、犬用を取り分けた後、お好みで酒、みりん、砂糖、醤油を加えて味を調整し、弱火でさらに10分煮詰めてください。

本日のメニュー『犬と楽しむブリ大根』の栄養計算をしてみよう

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977）最低値と比較。(%)は充足率


調理時間約30分
AAFCO栄養推奨係数で計算した代謝エネルギー：39kcal/約50g

《三大栄養素》出来上がり約50g中
たんぱく質：3.4g
脂質　　　：3.0g
炭水化物　：0.8g

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977）最低値と比較。(%)は充足率

《その他、気にしたい栄養成分》
食物繊維　：0.3g
カルシウム：13mg
リン　　　：25mg
鉄　　　　：0.4mg

DOG's TALK

POCHIのペット栄養管理士

他の栄養と比較すると脂質が若干高いように見えますが、ブリの脂はEPAがたっぷりです。皮膚や関節などに嬉しい栄養としてお馴染みのEPAのほか、良質のタンパク質も含むブリは犬にとって嬉しい食材です。食べ応えもあるので、ぜひ犬と一緒に楽しんでみてくださいね。

■ 管理栄養士がアドバイス。次の日作るときフォローしたい栄養素とおすすめメニュー

とくに気になる栄養素：ビタミンDとカルシウム
根菜も使用するので感覚的には意外に思いますが、ぶり大根で不足しがちな栄養素は食物繊維です。
食物繊維は腸内環境を整えてくれるはたらきがあり、体内の老廃物を排出してくれます。不足した状態が続くと便秘などに繋がりやすくなります。食物繊維はバナナやキノコ類などに多く含まれるので、おやつにバナナやキノコのスープなどを与えるのがおすすめです。

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