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2025.02.03

お腹に優しい「韓国風・小豆と栗のおかゆ」[#犬の手作り食レシピ]

お腹に優しい「韓国風・小豆と栗のおかゆ」[#犬の手作り食レシピ]

韓国の伝統料理「パッチュク(小豆粥)」をご存じでしょうか?小豆を煮た汁にお米を加えて作るお粥のことで、冬至や小正月に食べられます。小豆は、薬膳の考え方では体を温める作用があるとされ、赤い色は邪気を追い払うと信じられており、願いが叶うという意味もあるそうです。
今回は犬用にアレンジした小豆粥をご紹介。甘くておいしい栗とお豆腐を加えて食べ応えもプラス。お腹と体、心も温まる美味しいおかゆはいかがですか。

小豆は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方をバランスよく含んでおり、整腸作用に効果があります。小豆は犬が食べやすいようにマッシャーなどでつぶしてから使います。小豆自体はそこまでカロリーは高くありません。(砂糖と一緒に煮込んだあんこは高カロリーで糖分が多く含まれます。ここでは、あんこは使いません)

小豆だけだと飽きてしまう可能性があるので、嗜好性の高い栗とお豆腐もいれています。栗は市販のむき栗で甘味のついていない無添加のものを選ぶとよいでしょう。豆腐は絹でも木綿でもOK。

冬の冷えた体を温めてくれるレシピで、寒い時期も元気いっぱい過ごしていきましょう。

材料のご紹介(材料:2頭分)

・小豆:20g
・生米:40g
・むき栗:2個
・豆腐:50g
・水:適量(小豆の煮汁+水=320g必要なので適宜調整)
・すりごま(黒):適量

<作り方のご紹介>

1.鍋に小豆をいれ、たっぷりの水(分量外)をいれ一晩おく。むき栗は小さくさいの目切りにしておく。

2.1.のあずきがふっくらしていたら火にかけ、沸騰したらアクをしっかり取り、小豆から5cmくらい上まで水を足して(分量外)沸騰したら弱火にして20分煮たら火を止めて小豆を冷めるまで放置する。

3.2.を小豆と煮汁にわける。小豆は食べやすいようにマッシャーなどを使って潰しておく。お米はといでおく。煮汁と水で320gになるよう計量しておく。

4.土鍋に3.のお米と計量しておいた煮汁+水をいれ、30分浸漬しておく。

5.4.を火にかけ、沸騰したら弱火にして45分炊く。米がふっくらしてとろみがついたら3.の小豆、1.の栗、豆腐をくずしながらいれ蓋をして10分蒸らす。

6.人肌に冷めたら、器に盛りすりごま(黒)をかけて完成。

<飼い主さんにおすすめの食べ方>
飼い主さん用に作る場合は、最後に塩を加えて塩味を調整してください。

本日のメニュー『韓国風・小豆と栗のおかゆ』の栄養計算をしてみよう

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977)最低値と比較。(%)は充足率

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977)最低値と比較。(%)は充足率

AAFCO栄養推奨係数で計算した代謝エネルギー:146kcal/1頭分
たんぱく質:7.5g
脂質   :5g
炭水化物 :25.6g
食物繊維 :3.4g

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977)最低値と比較。(%)は充足率

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977)最低値と比較。(%)は充足率

カルシウム:80mg
リン   :110mg
鉄    :1.7mg

■ ペット栄養管理士のアドバイス

お腹に優しい「韓国風 小豆と栗のおかゆ」に含まれる栗には、ビタミンB1が豊富に含まれています。
ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える時に必要な栄養素です。おかゆに含まれる糖質を効率よくエネルギーに変えてくれます。
食欲が落ちている時に、消化に優しくエネルギーになりやすい「韓国風 小豆と栗のおかゆ」を試していてはどうでしょうか。