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2021.04.12

犬の手作り食レシピ　アスパラガスと彩り野菜の肉巻き

犬の手作り食レシピ　アスパラガスと彩り野菜の肉巻き

穏やかな陽気で、日中はぽかぽかとして気持ちがいい春。今回は、そんな春が旬のアスパラガスを使った肉巻きレシピを紹介します。

作り方はとても簡単。アスパラガスやにんじん、オクラを切って肉で巻き、焼いたら完成です。様々な野菜の食感が楽しめ、満足感のあるメニューになっています。

犬に与える時のポイントは、写真のように犬が食べやすいよう一口サイズに切ること。
犬は本来食べ物を丸飲みする生き物ですが、ひと口サイズにカットすることでお肉も歯応えのある野菜も食べやすくなります。また彩り豊かな野菜の断面が見えて、とっても可愛らしい印象になりますよ。
飼い主さんは犬用に取り分けた後、お好みで酒、砂糖、醤油を使って味付けしてから召し上がってください。甘辛だれがご飯によく合うおかずになります。

春は旬のアスパラガスを使ったレシピをて、ぜひ犬と一緒に召し上がってください。

＜材料：2頭分＞（1頭分の出来上がり重量：100g）

※5kgの犬を想定した材料となっています。

豚バラ肉（薄切り）：100g（6枚）
アスパラガス　　　：2本
にんじん　　　　　：1/3個
オクラ　　　　　　：6本
サラダ油　　　　　：少々　

作り方のご紹介


1.アスパラガスは根元のかたい部分を切り落とす。根元から3cmの部分はピーラーで皮をむき、3等分に切る。オクラはヘタの先端を切り落とし、ガクを薄くむく。にんじんは皮をむき、細切りにする。


2.豚バラ肉の上に1を1/6量ずつのせ、端からくるくると巻き上げる。

※飼い主さん用として作るなら、豚肉の両面にお好みで塩こしょうを振ると肉自体に下味がつきます。


3.フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、2を肉の巻き終わりを下にして入れて両面に焼き色がつくまで焼く。

※飼い主さん用として作るなら、犬用に取り分けたあと、お好みで酒・砂糖、醤油でとろみがでるまで中火で焼くと甘辛い味に仕上がります。


4.3を犬が食べやすい大きさに切り、器に盛る。

本日のメニュー『アスパラガスと彩り野菜の肉巻き』の栄養計算をしてみよう

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977）最低値と比較。(%)は充足率

調理時間約15分
AAFCO栄養推奨係数で計算した代謝エネルギー：201kcal/約100g

《三大栄養素》出来上がり約100g中
たんぱく質：8.7g
脂質　　　：18.9g
炭水化物　：7.1g

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977）最低値と比較。(%)は充足率

《その他、気にしたい栄養成分》
食物繊維　：4.1g
カルシウム：60mg
リン　　　：120mg
鉄　　　　：0.8mg

DOG's TALK

POCHIのペット栄養管理士

人間のお弁当のおかずやおつまみとしても人気のメニューですが、犬にとっても食べ応えのある一品になります。ちょっと脂質の量が気になる場合は、ロース肉を遣ったり、焼き上る直前にキッチンペーパーで油だけを吸い取ってください。豚肉自体はビタミンB群などの栄養が豊富な食材ですので、オススメです。中身の野菜を季節ごとに変えても楽しいですね。

■ 管理栄養士がアドバイス。次の日作るときフォローしたい栄養素とおすすめメニュー

ちょっと気になる栄養素：ビタミンD、脂質

アスパラガスの肉巻きで不足している栄養素はビタミンDです。
犬にとってビタミンDは、体内で合成する効率が悪いため食事からの摂取が非常に重要です。不足を補うためには別の食事で補いましょう。ビタミンDはキノコ類やツナや鮭などの魚類に多く含まれるので、魚のきのこあんかけなどにして与えるのがおすすめです。
また、今回脂質の量がかなり多くなっているので、次の食事では脂質を抑えた食事を意識するのもいいですね。

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