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2021.08.16

夏のスペシャルオヤツ 桃のオムレット【犬の手作り食レシピ】

夏のスペシャルオヤツ 桃のオムレット【犬の手作り食レシピ】

桃の美味しい季節になりましたね。
今回は、ふわふわの生地に豆乳ホイップクリームと旬の桃を挟んだスイーツ「桃のオムレット」のご紹介です。生地は電子レンジで簡単に、砂糖不使用、豆乳を使うので、ヘルシーでお腹の弱い子にもおすすめです。


調理のポイントは、生地を熱いうちに折りたたんでおくこと。
冷めてからだと生地が整えにくく、失敗しがち。熱いうちに折たたむことで、崩れにくく冷やし固める必要もないので時短にもなりますよ。
意外にも桃はバナナよりも食物繊維豊富なので、お通じや腸内環境をよくする働きも期待できます。

飼い主さんは、生地とクリームそれぞれに砂糖を加え、甘さを足してくださいね。今回は桃を使いましたが、バナナやイチゴなどアレンジ自在です。

犬と一緒にちょっと贅沢な特別な日の手作りスイーツを楽しんでみてはいかがでしょうか。

材料:2頭分(1頭分の出来上がり重量:約145g)

薄力粉        :100g
ベーキングパウダー  :小さじ1
卵          :1個
オリーブオイル    :大さじ2
豆乳         :大さじ4
桃          :1/4個

※桃の缶詰でも代用可(シロップ漬けになっているので缶詰の桃を使う時はなるべく糖度の低いものを選んでください)

豆乳クリーム     :100g
チャービル(飾り用) :適量

作り方のご紹介

1.ボウルに卵、オリーブオイル、豆乳を入れ泡立て器でよく混ぜる。薄力粉、ベーキングパウダーを入れ、ゴムベラでさっくりと混ぜ合わせておく。


2.深さのある耐熱皿にクッキングシートを敷き、1の半量を流し込み、均一に広げる。ふんわりとラップをかけ、500Wの電子レンジで2分ほど加熱する。

3.2の生地が膨らみ中まで火が通ったら、熱いうちにクッキングシートごと半分に折りたたむ。もう一度同じ作業を繰り返し、2つとも粗熱を取っておく。


4.桃は皮を剥き、半分は生地の中に入れる用に薄く切り、半分は飾り用に厚めに切っておく。

5.豆乳クリームでホイップを作り、3の間に絞り、4を挟んでのせる。最後にチャービルを飾る。


※飼い主さん用として作るなら、1の工程で生地に、5の工程でクリームを作る時にそれぞれお好みで砂糖を入れて味を調えてください。

本日のメニュー『桃のオムレット』の栄養計算をしてみよう

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977)最低値と比較。(%)は充足率

調理時間約20分
AAFCO栄養推奨係数で計算した代謝エネルギー:491kcal/約145g

《三大栄養素》出来上がり約94.5g中
たんぱく質:8.9g
脂質   :36.5g
炭水化物 :44.7g

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977)最低値と比較。(%)は充足率

《その他、気にしたい栄養成分》
食物繊維 :1.8g
カルシウム:75mg
リン   :165mg
鉄    :1.0mg

DOG's TALK

POCHIのペット栄養管理士

夏に美味しい桃を使った見た目も可愛らしいスイーツです。
カロリーや脂質を抑えるために生クリームではなく、豆乳クリームを使用してレシピを作成しましたが、やはり脂質は多くなってしまいました。
夏生まれの犬の誕生日や、うちの子記念日の特別なオヤツとして与えるのがよさそうです。
カロリーが気になる方は、2日に分けて与えたり、主食となるドッグフードの量やトッピングを調整するなどしてくださいね。
スペシャルデーは手作りでぜひ楽しんでみてください。

■ 管理栄養士がアドバイス。次の日作るときフォローしたい栄養素とおすすめメニュー

ちょっと気になる栄養素:ビタミンD

桃のオムレットでちょっと気になる栄養素、ビタミンD。

ビタミンDは脂溶性ビタミンで犬の骨の健康を保つために必要不可欠な栄養素であり、不足した状態が続くと骨や関節のトラブルにつながる可能性があります。栄養バランスを考えると、別の食事でビタミンDが豊富に含まれているしらすやいわしなどの小魚を使ったメニューを取り入ることで不足を補うようことをオススメします。

時短なら!バランス栄養食(総合栄養食)+おかずで、手作り感覚が楽しめます。