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2026.06.04
病気やケガ、生活習慣や犬のクセ...解決しよう!ゆがみの原因《RETRIEVER + POCHI archive063》
写真=岡崎健志
構成・文=RETRIEVER編集部
「RETRIEVER」は、ゴールデン、ラブラドール、フラットコーテッドを中心とした、レトリーバー種の専門誌。
陽気で明るい性格は家族に笑いをもたらし、豊かな表情は言葉が通じなくてもコミュニケーションを可能にしています。
何と言っても、人間に対する愛情がとても深い。そんな犬種との暮らしを紹介する「RETRIEVER」さんの素敵な記事をピックアップしてPOCHIバージョンでご紹介。
犬種が違っても読めばきっと皆さんのドッグライフがより充実したものになるはずです。(POCHI編集チーム)
■ まずは、ゆがみの原因を正しく知ることが大切
ゆがみの原因は、ケガや病気によるものと、生活習慣やそのコのクセによるものがあります。ケガや病気が原因の場合は、まず適切な治療を行うことが重要です。一方、生活習慣やクセが原因であれば、日々の過ごし方を見直し、意識的にケアを行うことで、ゆがみの改善や進行の抑制が期待できます。まずは何がゆがみを引き起こしているのかを正しく知ることが大切です。
ゆがみの3大原因
その1病気・ケガ
病気やケガは、カラダのゆがみを引き起こす大きな要因です。この場合は、まず原因となる病気やケガに対する適切な治療が必要となります。また、まだ発覚していない不調が隠れている可能性もあるため、ゆがみに気づいた際は動物病院で診察を受け、痛みや疾患がないか確認することが大切です。
その2肥満
心臓や循環器への負担、無気力や活動量の低下など、さまざまな健康リスクをもたらす肥満は、カラダのゆがみにも深く関係しています。過剰な体重は正しい姿勢を保つことを難しくし、さらに肥満による関節炎などの骨関節疾患がゆがみの原因にもなります。そのため、適正体重を維持することがとても重要です。
その3運動不足
ゆがみのない正しい姿勢を保つために欠かせないのが筋力であり、筋力は運動によって維持・向上します。運動不足は筋力低下を招き、楽な崩れた姿勢を取りやすくなることで、ゆがみにつながります。一方で、特定の部位ばかりを酷使する運動も筋肉バランスを崩し、ゆがみの原因となります。全身をバランスよく使うことが大切です。
生活の中に潜むゆがみの原因
例えば…姿勢のクセ
体がゆがむとわかっていても足を組んだりあぐらをかいたりしてしまうのは、その姿勢が楽だからです。同様に人は、血流改善に効果的とわかっていても無理のない歩き方を選びがちです。こうした“省エネ”の心理は犬にも当てはまり、オスワリでカラダが傾いたり、フセで後ろ足を崩すのも楽な姿勢だからです。問題はそれがクセとなり、同じ姿勢を続けてしまうことです。崩れた姿勢が定着すると、ゆがみの原因になります。
《ポイント》許容のボーダーは意識すればきちんと正しい姿勢を取れること!
省エネな姿勢は犬がリラックスしている状態でもあるため、常に正しい姿勢を求める必要はありません。大切なのは、必要な場面で正しい姿勢が取れることです。「フセ」や「オスワリ」などの合図で、正しい姿勢をしっかり取れるかどうかが、カラダにゆがみがないかを判断する目安になります。
出典:『RETRIEVER』 vol.121/「疲れやすさや痛みの連鎖…ゆがみが及ぼす影響」
*1 監修=岸陽子(きしようこ)。獣医師、『ONE自由が丘どうぶつ整形外科・リハビリセンター』センター長。日本大学生物資源科学部獣医学科卒。テネシー大学公認CCRP(リハビリテーション認定資格)取得。『日本動物リハビリテーション学会』理事。


