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2026.06.08

右ばかり、左ばかり...になっていないかどうか 行動クセのパターン①《RETRIEVER + POCHI archive064》

右ばかり、左ばかり...になっていないかどうか 行動クセのパターン①《RETRIEVER + POCHI archive064》

写真=岡崎健志
構成・文=RETRIEVER編集部

「RETRIEVER」は、ゴールデン、ラブラドール、フラットコーテッドを中心とした、レトリーバー種の専門誌。
陽気で明るい性格は家族に笑いをもたらし、豊かな表情は言葉が通じなくてもコミュニケーションを可能にしています。
何と言っても、人間に対する愛情がとても深い。そんな犬種との暮らしを紹介する「RETRIEVER」さんの素敵な記事をピックアップしてPOCHIバージョンでご紹介。
犬種が違っても読めばきっと皆さんのドッグライフがより充実したものになるはずです。(POCHI編集チーム)

■ 日常の中で自分や犬の行動を見直し、偏りがないか確認することが大切

姿勢のクセや日常の行動パターンは、無意識の繰り返しによって形成され、動きの偏りの原因となります。例えば、散歩時にいつも同じ側でリードを持つ、同じ方向に回る、片側ばかりで噛むといった習慣が左右差を生みます。こうしたクセは犬だけでなく人にも見られ、利き手や扱いやすさによって固定されがちです。日常の中で自分や犬の行動を見直し、偏りがないか確認することが大切です。

引っ張りっこ遊びなどで口の片側ばかりを使う

引っ張りっこ遊びでは、オモチャをくわえる際に左右どちらの口を使うかで、首の使い方や姿勢に偏りが生じます。同じ側ばかり使い続けると、その積み重ねが体のゆがみの原因になります。飼い主は左右どちらもバランスよく使わせることを意識して遊ぶことが大切です。

「オテ」でいつも同じ手ばかり出させる

犬は視覚でものごとを認知し、特に動きに対して高い反応を示します。そのため、飼い主がいつも利き手側を差し出していると、犬は近い側の足ばかり使うようになり、行動のクセとして定着します。こうした偏りはカラダのゆがみの原因にもなります。「オテ」と「オカワリ」などを取り入れ、左右の前足をバランスよく使わせることを意識することが大切です。

散歩時、飼い主の左右どちらか一方について歩かせている

毎日の散歩でアイコンタクトを取りながら歩く際、犬を常に同じ側で歩かせていると、見る方向が偏り体のゆがみの原因になります。例えば左側で歩かせ続けると、犬は右上ばかり見ることになります。安全面に配慮しながら、左右どちらとも歩くことを意識することが大切です。

《ポイント》飼い主が左右均衡になるよう意識してあげることが大事!

同じ動きを繰り返すうちに、行いやすさから犬の行動が左右どちらかに偏るのは自然なことです。中にはカラダの利き側が影響している場合もあります。そのため犬任せにせず、散歩やケア、遊びの中で飼い主が左右や前後を意識し、バランスよくカラダを使わせることが大切です。

出典:『RETRIEVER』 vol.121/「疲れやすさや痛みの連鎖…ゆがみが及ぼす影響」

*1 監修=岸陽子(きしようこ)。獣医師、『ONE自由が丘どうぶつ整形外科・リハビリセンター』センター長。日本大学生物資源科学部獣医学科卒。テネシー大学公認CCRP(リハビリテーション認定資格)取得。『日本動物リハビリテーション学会』理事。