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2021.05.24

旬の枝豆の鮮やかな色合いのオヤツ おはぎ風ずんだおこわ

旬の枝豆の鮮やかな色合いのオヤツ おはぎ風ずんだおこわ

少し前に新年度や新学期が始まり、緊張もほぐれてきた頃でしょうか。
今回はそんなホッとできるタイミングに食べたい、今の季節にぴったりの枝豆を使用したおはぎ風ずんだおこわのレシピを紹介します。

作り方はシンプル。もち米を炊いて枝豆は滑らかになるまですり潰します。
炊いたもち米は犬が食べやすい大きさにして丸めてくださいね。器にもち米を並べて、潰した枝豆をトッピングしたら完成です。

シンプルなもち米に、枝豆本来の優しい味がアクセントになりますよ。

飼い主さんは枝豆を潰す時に、お好みで砂糖を加えてください。ほのかな甘みが加わり、スイーツらしい楽しみ方ができます。

見た目も枝豆の黄緑色が鮮やかで、初夏のこの時期らしいメニューですよね。犬と一緒に、昼下がりのおやつタイムでぜひ作ってみてください。

材料:2頭分(1頭分の出来上がり重量:約45g)

※5kgの犬を想定した材料となっています。

もち米     :50g
水       :80ml
枝豆(さや付き):30g

作り方のご紹介


1.もち米は水で洗い水気を切る。釜にもち米と水を入れ、炊飯する。

2.沸かした湯で枝豆を15分ほどかけて柔らかめにゆでる。ゆであがったらさやから豆を外し薄皮をむく。ボウルに入れて綿棒でなめらかになるまですりつぶす。

※茹でた枝豆についている薄皮は必ず外してください。薄皮が残っていると食感が悪く、犬の消化も悪くなります。

※飼い主さん用として作るなら、お好みで砂糖を加えてからお召し上がりください。

3.1を6等分になるよう丸く成形する。器に盛り、2をのせる。

※犬が食べやすい大きさに調整してください。

本日のメニュー『おはぎ風ずんだおこわ』の栄養計算をしてみよう

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977)最低値と比較。(%)は充足率

調理時間約30分(炊飯時間は含みません)
AAFCO栄養推奨係数で計算した代謝エネルギー:49kcal/約45g

《三大栄養素》出来上がり約45g中
たんぱく質:1.6g
脂質   :0.5g
炭水化物 :11.5g

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977)最低値と比較。(%)は充足率

《その他、気にしたい栄養成分》
食物繊維 :0.4g
カルシウム:4mg
リン   :15mg
鉄    :0.2mg

DOG's TALK

POCHIのペット栄養管理士から

爽やかな緑と風味が豊かな枝豆は、夏に向けて新鮮なものが手に入りやすくなります。枝豆を犬に食べさせる時のポイントは、しっかりと薄皮を取り除くこと。薄皮はほとんどが食物繊維ですが、残してしまうと食感が悪くなるだけではなく犬が消化しきれなくなってしまう可能性もあります。
犬の消化のことを考えると、しっかり滑らかになるまですり潰すのがオススメです。枝豆自体にはイソフラボンなどの犬の神経系に役立つポリフェノールも含まれていて、嬉しい食材になります。

■ 管理栄養士がアドバイス。次の日作るときフォローしたい栄養素とおすすめメニュー

ちょっと気になる栄養素:ビタミンD

今回ご紹介したおはぎ風ずんだおこわで不足している栄養素はビタミンDです。
ビタミンDは脂溶性ビタミンの一種で犬の骨の健康を保つのに欠かすことのできない栄養素です。ビタミンDは骨の形成するカルシウムとリンの吸収を促してくれるはたらきがあります。
人間では日光浴をすることで体内で合成することができるビタミンですが、犬は体内で作ることができないので食事から補う必要があります。

不足を補うためには、別の食事でビタミンDを補いましょう。ビタミンDはいわしなどの魚に多く含まれているので、魚を丸ごと使ったレシピやオヤツがオススメです。

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