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2021.12.03

【#大きな犬と】インドア派や老犬も楽しい!軽井沢でサステナブルな手作り体験&河畔散歩(軽井沢ポッティングシェッド)

【#大きな犬と】インドア派や老犬も楽しい!軽井沢でサステナブルな手作り体験&河畔散歩(軽井沢ポッティングシェッド)

同じ犬でも小型犬と大型犬では、育て方や食事など気をつけたいポイントがちょっと違います。でも世の中にある知りたい情報は小型犬向けが多いのが少々残念…。そんな飼い主さんのために、大きな犬にフォーカスした、遊びや食事や健康といった暮らしの情報を集めて紹介します。(POCHI編集チーム・大きい犬班)


今回のお役立ち情報「お出かけスポット」

長野県軽井沢町にある「KARUIZAWA POTTING SHED(軽井沢ポッティングシェッド)」で、大きな犬を足元でゆったりくつろがせながら飼い主さんが楽しめるワークショップと、御影用水の遊歩道散策プランを紹介します!

木々とハーブに囲まれた“種まき小屋”でゆったり過ごす

軽井沢の中心部から車で数十分ほど離れた追分に、「種まき小屋」を意味する「Potting Shed」があります。その佇まいは、まさに店名のとおり。四季折々に表情を変える木々や草花に囲まれた“小屋”は、自然の生命力を感じさせる赤い外壁と、雨や近くの用水路の水の豊かさを想起させる青い扉が印象的です。
ここは、2020年の夏に誕生したワークショップハウス。常時体験できるノーマルなワークショップのほか、季節に合わせたイベントが開催されています。



大きな木々とハーブガーデンに抱かれた一軒家

大きな木々とハーブガーデンに抱かれた一軒家

Potting Shedのオーナーである石原惠さんは、かつては2頭のゴールデン・レトリーバーと、2021年現在は20歳のトイ・プードルと元保護犬のポメラニアンと暮らしている、大の犬好き。
「ワークショップもイベントも、大きなワンちゃんと一緒に参加していただけます。飼い主さんが楽しいひとときを過ごしている間、ワンちゃんはその足元でほっと一休みかもしれませんし、興味深く観察しているかもしれませんね」と、ほほ笑みます。



Potting Shedのハーブガーデンや店内ではハーブティーなどもいただけます

Potting Shedのハーブガーデンや店内ではハーブティーなどもいただけます

ワークショップは建物の中で行われるので、大きな犬との軽井沢滞在中に雨が降ってしまっても心配いりません。
また、アクティブな旅行を卒業した高齢犬とでも、ゆったりした旅のひとときを共有することができるでしょう。

サステナブルなミツロウラップ作りに挑戦!

「POCHIサステナブル元年」の活動にあわせ、今回Potting Shedでミツロウラップ作りのワークショップを取材しました。
「ミツロウラップは、再生可能な天然素材から作ります。野菜や果物などをラップしたり、食器の蓋にしたり、おにぎりを包んだり……。抗菌と保湿効果があるミツロウのラップは、生活のあらゆるシーンで役立ちます。
繰り返し使えるミツロウラップを活用すれば、きっとこれからの地球環境を守る一助になることでしょう」(石原さん)

(左)24cm角の好みの柄の生地を2枚チョイス (右)インストラクターのレクチャーを受けながら作業

(左)24cm角の好みの柄の生地を2枚チョイス (右)インストラクターのレクチャーを受けながら作業

ミツロウラップ作りの所要時間は、およそ30分。
まず、好みの柄のコットン生地を2枚選びます。
続いて生地の上に、インストラクターの指示通りにオリジナルミツロウチップを載せます。
その上から、アイロンでコーティングすればできあがり!

(左)アイロンでていねいにプレスして、抗菌撥水のミツロウラップに (右)完成品は、カップの保温用キャップにも最適(店内ソファにて)

(左)アイロンでていねいにプレスして、抗菌撥水のミツロウラップに (右)完成品は、カップの保温用キャップにも最適(店内ソファにて)

飼い主さんの手作り体験を、途中ウトウトしながら見守っていたアイオナちゃん(ボルゾイとボーダー・コリーのミックスの元保護犬)も、完成品を前に笑顔をこぼすママを見て、どことなくうれしそうでした。

Potting Shedではミツロウラップの完成品をはじめ、隣接するハーブガーデンで穫れたハーブを使った製品、ガーデニング用品、インテリア雑貨、ドッグトリーツなども販売しています。

北欧のような景色が広がる御影用水の水辺を散策

Potting Shedから3分ほど歩くと、御影用水の遊歩道に出ます。
御影用水は、江戸時代に御影新田(現在の小諸市の南東部)の灌漑水として開削され現在に至ります。
御影用水の水源は浅間山麓の伏流水なので、稲作用としては水温が低すぎるのが難点でした。そこで農作物の低温障害を防止すべく、1967年、軽井沢町追分付近に温水路が作られました。全長約1km、幅20m、水深20cmの温水路にゆっくりと水が流れているうちに、水温が1.5度ほど上昇するしくみです。



御影用水の周辺に整備された遊歩道

御影用水の周辺に整備された遊歩道

温水路のゆるやかな流れを見晴らせる遊歩道を散策すれば、風にそよぐ木々の葉音や小鳥のさえずりが耳に心地よく、すがすがしい気分になれることでしょう。
水辺で、カモやサギに出会えるかもしれません。
Potting Shedでのワークショップやショッピングの前かあとには、まるで北欧の運河を思わせる景色が広がる御影用水の周辺を、大きな犬と散歩するのもおすすめです。

ライター:臼井 京音



■ DATA:

Potting Shed
https://potting-shed.net/
3台分の駐車場あり。
長野県北佐久郡軽井沢町追分56-70
ワークショップは要予約(インターネットまたは電話にて)金曜・土曜・日曜営業(※12月25日から3月末まで冬期休業)

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