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2022.01.26

犬にお酢を与えても大丈夫?サイダービネガーを使うメリット

犬にお酢を与えても大丈夫?サイダービネガーを使うメリット

人間用の健康食品でもある酢。犬の健康管理にも役立つってご存知でしょうか?
定期的に酢を取り入れることで、さまざまな栄養を手軽に取り入れることができますが、犬の食事に酢を取り入れる時に知っておきたいポイントがあります。酢を与えることで犬にはどんなメリットがあるのか、注意するべきことはあるのかなど調べてみました。
「犬って酢を嫌がったりしないの?」「どんな風に取り入れるのが良いの?」と疑問をお持ちの方も多いと思いますので、そういった面でもご紹介していきます。

犬の食事にお酢を使っても大丈夫?

基本的に、犬にお酢を与えることで健康上に悪影響がみられることはありません。ドッグフードでもたびたび〇〇ビネガーという形で使用されることがありますし、犬用の酢というものも販売されています。

酢を作るためには、糖分を含む食材を原料として、それをまずアルコール発酵させる必要があります。その後、お酒に酢酸菌を加えてさらに発酵させて酢が作られます。
製造工程では一度アルコールを含む酒になりますが、さらに発酵させることによってアルコール分は酸味成分である酢酸に代わります。そのため、酢にはアルコールは(一般的な酢の場合:約0.02%)ほとんど含まれません。

酢の基本的な成分は、酢酸やクエン酸、グルコン酸、リンゴ酸などの有機酸が中心です。

酢酸やクエン酸などは栄養素の代謝に役立つ成分であり、とくにクエン酸はエネルギー代謝に深く関係する成分であることが知られています。
そのほかにも、原材料によってさまざまなアミノ酸やミネラル類、ビタミン類などが含まれます。

犬用の酢、アップルサイダービネガーに含まれる栄養

犬などの動物に与えることを前提として作られている酢もあります。犬のように嗅覚が鋭い動物にとって、人間用の酢は刺激臭が感じられて避ける傾向があるため、比較的マイルドなリンゴなどの果物を発酵させて作った果実酢であることが多いです。
ポチでも取り扱っている代表的な犬用の酢、ヒルトンハーブ サイダービネガーに含まれる栄養素についてみていきましょう。

ヒルトンハーブ サイダービネガーの主成分は酢酸やクエン酸などの有機酸などのほかにも、カリウム、リン、ナトリウム、カルシウム、鉄、微量元素などが含まれます。
また、サイダービネガーの特長は酵母もそのまま含まれているということ。酵母は近年犬にとってのタンパク源としても注目されつつある原材料のひとつで、ミネラル類と一緒に摂取することでより互いに嬉しい働きを引き立てあう関係にあるともいわれています。

リンゴ酢を作る際には果実の食べられる部分を取り除き、捨てるはずの部分を使って作られることが多いのですが、ヒルトンハーブのサイダービネガーはそのまま食べられるリンゴを丸ごと使って酢を作っていますから、リンゴに含まれるビタミン類やポリフェノールなどの成分がたっぷりです。

犬のための「酢」あります!

犬のための「酢」あります!

ヒルトンハーブ サイダービネガー

●原材料:リンゴ酢(酸度最低5%)

●給与目安量
1日2~5ml食事あるいは飲み水に混ぜて与えます。


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体調管理だけじゃない活用法

犬に酢を与える時はどのようにすれば良いのでしょうか?

ヒルトンハーブ サイダービネガーでは、1日あたり2ml~5mlを食事や飲み水などに混ぜて与えることを推奨しています。(1mlは約20滴)ただ、犬によっては敏感に酸味を感じ取ることもありますので適量は異なります。最初は数滴、フードや飲み水に混ぜることから始めて、徐々に量を増やしながら量を調節してみてください。

もう一つ、簡単にできるビネガーの活用法では、塩を使わずに作れるナチュラルチーズ、カッテージチーズを作るという方法もあります。

■ カッテージチーズの簡単なレシピ

①牛乳500mlを沸騰寸前まで温めすこし冷まします。
②サイダービネガー50mlを加えかき混ぜ10分ぐらい蒸らします。
③タンパク質が凝固してきたらザルにキッチンペーパーなどをひき漉します。
④ビタミン・ミネラル豊富なカッテージチーズのできあがりです。手作り食、おやつなどにご利用下さい。

※人間用には塩を少量添加すると美味しくなります。冷蔵庫で保存し早めに使い切りましょう。
※漉してボールに残った水分は栄養分豊富な乳清(ホエイ)です。こちらも手作り食の際にご使用下さい。

カッテージチーズはそのままトッピングに使えるほか、犬の手作り食でもオススメの食材です。手作りカッテージチーズを使った手作り食レシピもご紹介していますので、ぜひお試しくださいね。

おわりに

本日は犬に酢を与える時に知っておきたい基本的なポイントについてご紹介しました。酢は犬の健康維持に役立つ成分も含まれますが、酸っぱいので食べてくれる量を知ることがポイントになります。
また、犬が嫌がってうまく取り入れられない、という時にはナチュラルチーズつくりや犬の手作り食で使用する、例えば肉にあらかじめもみこんでおく、などがオススメです。