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2019.01.09

犬が吐いてしまった!慌てず確認しよう。

犬が吐いてしまった!慌てず確認しよう。

お正月など、冬休み中はごちそうをたくさん食べすぎてしまったり、いつもと違う場所を散歩したり、散歩の時間を変えたりと私たちもちょっと気が緩みがち。
そして、新しい場所では何にでも興味を持ってしまう犬たちや、食いしん坊の犬たちが起こしてしまいがちなトラブルの一つに「誤食」「拾い食い」があります。

ここでは、犬たちに良く見られるトラブルの一つである、吐き戻しについて、冷静に対処するためにチェックしたいポイントをまとめました。

犬が吐く時にみせる、吐出と嘔吐の2種類の現象。

実は、犬たちが「吐く」という動作をする際には、その動作の呼び方に2種類あることはご存知でしょうか。どちらも同じように「胃・食道内の内容物を吐き出す」動作なのですが、その違いを知ることが、犬たちの状態を知る上では非常に大切なこと。
慌てず、落ち着いて判断をするためにも、その違いはしっかりと確認しておきましょう。

・吐出

食べ物が胃に入る前、多くは食道から勢い良く吐き出されることを吐出と呼びます。
吐き出されたものは、胃で消化が始められる前の未消化の状態なので、ドライフードなどであれば粒の形が残っていたりします。
一気に食べ過ぎてしまった時や、喉・食道に引っかかってしまった場合のほか、喉や食道に何かしらの異常が見られる場合に見られるのがこの吐出という現象です。


・嘔吐

明らかに具合が悪そう、気持ちが悪そうにしている時に見られる吐き出し方です。
舌なめずりをしたり、水を多く飲んだり、お腹を大きく上下させてから下に向けて吐き出すことが多いです。嘔吐物は胃の中まで行っていることが多く、消化途中でどろっとしたものが出ることが特徴です。

空腹時の嘔吐では、胃液や十二指腸液が出てくることがありますので、吐いても元気なときは、少し何かを食べさせてあげると落ち着くことが多いようです。
また、わざと半消化状態にしてから食べる、なんて行動をみせることもあります。

吐いた後に元気がなかったり、ぐったりしている様子が見られたときには、吐き出したものを獣医師に持っていくか、持ち運ぶのが困難な場合には写真で撮影しておくと治療や診断の際に役立ちます。

ちょっと意外?こんなものが腸閉塞を引き起こすことも。

犬たちが誤飲、誤食してしまうものの中には、一見するとそこまで深刻な事態を招くとは想像しにくいものも含まれています。でも、だからと言って軽く見てはいけません。


・タコ糸のような細い糸状のもの
・タオルやブランケット
・カーペットなどの滑り止めの端など小さな布類など

これらは犬たちの胃の内容物や毛玉と絡まり、大きな毛玉となって胃腸を塞いでしまうこともあるため注意が必要です。特にカーペットやラグの下に敷いている端などは、齧られてしまっても気づきにくいこともあるので注意してください。1~数回の排便や嘔吐によって排出されたとしても、全てのものが出ているとは限らないので、誤飲や誤食をしてしまった・その疑いがある犬たちは、ウンチをしていたとしても、なるべく獣医師の診察を受けるように心構えをしておきましょう。

おわりに

お正月になると、私たち人間でもお餅などを注意深く食べるようにという話がニュース番組でされるようになったりしますよね。犬たちにとっても、お正月の期間は普段会えない人と会えたり、ちょっぴり特別なごちそうを食べさせてもらえたりと「いつもと違うな」と感じる期間なのかもしれません。
そういった状況下では、普段なら食べないようなものを食べてしまったり、ちょっと違う行動を取るようになることもあります。
また、どのような状況でも、誤飲や誤食に繋がる可能性があるものをくわえていたり、食べようとしているときには「オフ」や「放せ」などのコマンドがきちんと通るようにしておきたいですね。
犬たちの行動や食事、遊びの様子などを振り返って、新年も健康的で楽しく過ごしていきたいものですね。