• コラム
  • スタッフコラム

2020.07.22

犬の性格は「飼い主に似る」って本当?犬と人間の性格の研究

犬の性格は「飼い主に似る」って本当?犬と人間の性格の研究

犬にも様々な個性があります。同じ時に生まれたきょうだい犬でも、やんちゃな犬、クールな犬、おっとりした犬、自己アピールに余念がない犬…などなど、性格がまるで違うということもよくありますよね。

一緒に暮らしているうちに犬が飼い主に似てくる、ということは昔からもよく言われていましたが、このほど「犬の性格」には飼い主が大きくかかわっていることが研究(*1)でも発表されています。調査は、1681匹の犬とその飼い主を対象に行われたもので、飼い主の性格的な特徴と犬の様子を比較することで行われました。
結果では、犬の性格的な特徴と飼い主の性格的な特徴は似る傾向があるということです。

そういえば、アクティブに遊びに行く人と一緒に暮らしている犬は社交的だったり、穏やかな人と暮らす犬は穏やかな性格をしていたり。なんとなく、感覚的に「あるある」と感じていた方も多いのではないでしょうか。

この背景には、犬と飼い主は無意識に「性格的に似ている相手に惹かれる」という傾向があるのではないかと指摘されています。同じ家族の中でも、とくにのんびり屋さんの人と仲良くしたがったり、とくにアクティブな人と一緒にいたがる犬がいたりしますよね。これは性格的に「近い」相手と一緒に過ごしたがるためだと考えられています。

もちろん、しつけやトレーニングだけではなく、日常的な触れ合いや話しかける言葉、散歩や旅行などのさまざまな経験によっても犬の心は育ち、性格に影響していきます。
これらの犬への接し方は、飼い主の性格によって変化するようですから、犬自身が飼い主を選んでいるのか、私たちが犬を自分と似た性格に育てているのか…というちょっとややこしい話になってしまいそうですが、兄弟犬を子犬のころ同時に迎えたスタッフに言わせれば、いつもうろうろと家の中をパトロールするおしゃべりな子、用がない限りゴロっと横になって動かない慎重すぎる子、ふたりの性格はぜったい生まれ持ったものだと言い張っております。

研究結果から犬の性格は飼い主に似る傾向があるのだとしても、一緒に暮らすからには「犬がもっと一緒にいたいと思う飼い主」として仲良く過ごしていきたいものです。