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2020.12.03

ドイツの街角から ~ケルンの散歩道のご紹介~

ドイツの街角から ~ケルンの散歩道のご紹介~

*1 この記事を書いた人:pochinski スペインのマジョルカ島で保護され、家族になった犬と現在ドイツで暮らす旅行&ファッションライター。趣味は犬の絵を描くこと、犬の首輪や冬用のセーターを作ること、たまに犬の手作り食やケーキ作りも。犬と暮らす日常のひとコマを不定期にお届けします。

今回は、ポチンスキー(今年13歳になる雄犬。おそらく、Bodeguero(ボードゲロ)と呼ばれる犬種の血を引くミックス犬)との散歩コースのひとつをご紹介します。
ドイツ・ケルン市は100万人以上の人々が暮らす、ドイツで4番目に大きな都市で我が家はその中心街に位置しますが、家の周辺には緑の多い大小の公園も点在しており、街も自然も満喫できる環境に置かれています。

ケルンの街の散歩風景

街も自然も楽しめるとはいえ、ポチンスキーは人や車の往来が多い街中よりも公園の散歩が大好き。ドイツでは公共のエリアでは犬にリードを付けるよう義務付けられていますが、公園の中では犬をリードから放して良い、いわゆるドッグランのようなエリアを設けているところもあり、それらドッグランまでの散歩がポチンスキーのお気に入りです。

公園にあるドッグランの多くは、柵などで囲ってはいません。このため、犬たちにとっては境界線が明確ではなく、エリア内外を自由に走り回ることは日常茶飯事。実際、ドッグランのない公園でもリードなしに散歩している飼い主がたくさんいます。これもドイツのお国柄なのでしょうか。

 

公園の自然を楽しんでいるのは人間や犬だけではありません。散歩中にはコマドリやシジュウカラ、キツツキ、カモや白鳥など、大半は野鳥で、ウサギやリスなどの小動物もよく目にします。犬たちが遊び半分で野生動物を追い掛け回さないことように、大抵の飼い主はマナーとして心がけています。

 




散歩中の犬のウンチの処理も飼い主のマナーの1つですが、ケルン市ではウンチを片づけるための処理袋が手軽に手に入ります。というのも、歩道や公園には犬のウンチの処理袋を収納したボックスがいくつも設置されているからです。これらのボックスは通常、ゴミ箱に取り付けられており、飼い主は処理袋を自由に取って使うことができます。

 

処理袋の理想的な使い方は、使用済をゴミ箱に捨てて、新しい袋を次回用に頂戴する、というパターンですが、残念ながら現実はそううまくはいきません。空になったボックスに新しい処理袋が何日も補充されず、「あそこまで歩けば袋が手に入る」という当てが外れることは多々あります。それでも、こうした行政サービスは犬の飼い主にとってはありがたいもの。本当に重宝しています。

今日は処理袋がゲットできず、なぜか自分までちょっとがっかりしているポチンスキーの後ろ姿。

今日は処理袋がゲットできず、なぜか自分までちょっとがっかりしているポチンスキーの後ろ姿。

DOG's TALK

ドイツでは文化的に犬との共生が根付いていますが、日々の暮らしの中でも犬と一緒に暮らす際に嬉しい配慮がされていて、うらやましい限りです。無料で利用できるウンチ袋も絵柄がちょっとコミカルで可愛らしいですよね。自然な形で犬と一緒に暮らすことが出来る環境には、やはりちょっぴり憧れを感じてしまいます。