• コラム
  • スタッフコラム

2023.03.08

「ポーカーフェイスと思いきや喜怒哀楽が顔に出る」柴犬あるある~柴犬の感情表現は独特編~

「ポーカーフェイスと思いきや喜怒哀楽が顔に出る」柴犬あるある~柴犬の感情表現は独特編~

柴犬のちょっと不思議な生態を不定期にご紹介する、「柴犬あるある」シリーズ。

今回は「クール」「冷静」とも表現されることがある性格を持つ柴犬の感情表現についての「あるある」。
本当にクールで孤高の存在…なのでしょうか?実際に暮らして初めて分かった柴犬のリアルをお届けいたします。
柴犬と暮らす飼い主ならきっと「あるある!」と声を揃えてくれそうな「感情表現も独特」な柴犬の日常をお届けします。

見てる方まで幸せになる「柴犬の喜」

ふと気が付いた時に口元に浮かぶにっこり笑顔。見ているだけでこちらも幸せ気分になってきます。

ふと気が付いた時に口元に浮かぶにっこり笑顔。見ているだけでこちらも幸せ気分になってきます。

柴犬といえば、家族を迎える前にイメージしていたのは、和犬らしくポーカーフェイスで凛とした感じです。
しかし実際に一緒に暮らしてみると、気持ちを隠すどころかすべてダダ漏れで顔に出まくるということが判明!柴犬ってなんとも表情豊かなのです。

柴犬の表情で印象的なのが「柴犬の喜」の象徴である柴スマイル。
楽しくてたまらない満面の笑みから、なんだか穏やかなスマイルまで、笑顔のバリエーションもとっても豊富です。
柴スマイルは起きている時だけではありません。
寝ている時も口角をあげてにっこり寝顔になっていることも。
この寝顔を見るだけで癒し度マックス、日頃の疲れも吹き飛ぶ飼い主さんも多いですよね。

怖いんだけど可愛さ増し増し「柴犬の怒」

改めて見てみると、確かに怖い。ヒっ…!となるのもちょっと分かります。

改めて見てみると、確かに怖い。ヒっ…!となるのもちょっと分かります。


柴犬の表情といえば浮かぶもう一つの表情が「柴犬の怒」が爆発するムキ顔!
鼻にシワを寄せて歯茎を剥き出しにしたその顔は、柴犬の飼い主以外が見るとあまりの怖さにビックリするのだとか。

一方、このめちゃ怖い顔でさえ可愛いく見えるのが柴犬の飼い主。
もちろん、本当に怒っている時は別ですが、ちょっと駄々をこねたり、わがまましたりする時にもするこのムキ顔。
我が家の柴犬は、大好きな雪の散歩中に「帰ろう」と声をかけると、ムキ顔で抵抗してきます。
顔が怖すぎですが、主張は「もっと遊ぶー。帰らないー」です。
ちなみに、撫でるのを途中でやめた時にも「もっとなでて!」とムキ顔で主張します。
それ、怒ってるの?甘えてるの?どっちなの?

どうしてこの顔をしているのかを分かれば、かわいくて仕方がなくなるのかも…?

どうしてこの顔をしているのかを分かれば、かわいくて仕方がなくなるのかも…?

思わず抱きしめたくなる「柴犬の哀」

まるでチベットスナギツネのような眼差し…。なぜここまで虚無になれるのかは、謎です。

まるでチベットスナギツネのような眼差し…。なぜここまで虚無になれるのかは、謎です。

「喜」や「怒」が可愛いくてたまらない柴犬ですが、哀愁ただよう表情で見つめてくることもあります。
その表情の切なさは、まさに「柴犬の哀」そのものです。

たとえば、ビニールの袋を開けるカサカサという音を聞くと、おやつだと勘違いして飛んできます。
実際はおやつじゃないと気づいた時の「え?」という声が聞こえてきそうな、なんとも哀しそうな顔といったら。

別の日には、散歩だと思ってルンルン顔で家を出たものの、行先が動物病院で呆然となっていました。
あまりにショックな顔をするので、ひどく悪いことをしたような気持ちになるものです。
時には「哀」を通り越して虚無状態になってしまうこともあります。
よく見かけるのが、苦手な洋服や被り物をさせられた時。
クリスマスや年賀状の撮影などのイベント時期になると、SNSでは「無」の状態になってやりすごそうとしている柴犬の姿をよく見かけます。
以前の記事でもご紹介しましたが、我が家の柴犬は写真を何度も取り直すと「無」になってしまいます。ごめんよぉ。

世界を救う「柴犬の楽」やっぱりみんな柴犬が好き

やっぱり楽しそうな笑顔を見せてくれると心がぱっと明るくなるような気がします。でもこれは、柴犬に限らず、飼い主あるある…?

やっぱり楽しそうな笑顔を見せてくれると心がぱっと明るくなるような気がします。でもこれは、柴犬に限らず、飼い主あるある…?

「柴犬の楽」こそ「飼い主の楽」

散歩中に飼い主を見上げてくる楽しそうな笑顔に、思わず周りの目も気にせず思い切りの笑顔で返してしまうこともあります。
知らない人から見ると、ニヤニヤしながら犬の散歩をする怪しい飼い主の出来上がりです。
それも気にならないほど、可愛いのだから仕方ありません(でも、人が多い時はちょっと控えめにしています)

「この写真は別の犬じゃないか疑惑」がでるほど、コロコロと変化する表情を見せてくれる柴犬たち。
泣いて笑って怒って、最後には安心しきったうっとり寝顔を見せてくれる表情豊かな柴犬との暮らしに、日々、心満たされている飼い主なのです。