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2026.05.13
ドイツの街角から~犬連れパリの旅行の様子ついて~
*1 pochinski: スペインで保護された犬と暮らす、ドイツ在住の旅行&ファッションライター。趣味は犬の絵を描くこと、犬の首輪や冬用のセーターを作ること、たまに犬の手作り食やケーキ作りも。犬と暮らす日常のひとコマを不定期にお届けします。
エッフェル塔とタビィの記念撮影を思い描き、私たち夫婦は4月のパリを訪れました。3泊4日の滞在中、日中は連日20度を超え、初夏を感じるほどの旅行日和。今回は犬連れの旅行であるうえ、夫が行列に並ぶのが大嫌いなため、ルーブル美術館やノートルダム寺院といった人気観光名所の見学は断念。その代わり、街の散策と食事を旅行のテーマにしてパリを満喫してきました。
タビィのマズルを購入したペットショップ。
「ムッシュ、その犬は乗れませんよ」とは、タビィを連れて公共バスに乗車した夫に対する運転手さんの言葉(フランス語はわからないので、想像です)。ドイツでは犬の乗車が認められており、パリでも問題ないだろうと乗車したところ、運転手さんに注意されてあわてて降車しました。
実は、パリの公共パスへの乗車が認められているのはキャリーバッグなどに入る小型犬で、体長45㎝以上の犬は乗車が認められていないのだそう。メトロには乗車できますが、マズルの着用が必須だということを知り、散策中に見かけたペットショップでさっそく購入。ところ変わればルールも変わることを実感し、事前準備が足りなかったことを反省しました。
大都会のパリですが、思いのほか緑が豊かにあることも1つの発見でした。ドッグランこそ見かけなかったものの、犬が入園できる公園をいくつか目にしました。それらの公園はたいていがフェンスに囲まれ、花壇や歩道が整えられた小規模な庭園のようなところ。入り口に犬の入園禁止、またはリードを付けた犬は入園OKといったサインが掲げられているため、観光客も私たちでも入園の可否を判断できました。
公園のゲートに掲げられた犬の入園OKのサイン。
一方、何軒かのビストロやカフェにタビィを連れて行ってみると、テラス席はもちろん、店内席でも入店拒否されることなく利用でき、犬連れ客には全般的に寛容だという印象を受けました。天候が良かったため、テラス席を選ぶ機会が多かったのですが、隙間がないくらいにテラス席を並べている店が多く、タビィにとっては少し窮屈だったかもしれません。
人気の老舗カフェでパンオレザンとバゲット、ホットチョコレートの朝食。朝からテラス席も混んでいました。
エッフェル塔とタビィとの記念撮影もどうにか願いがかないました。観光客が少ない公園側からの撮影を試みたところ、タビィが広々とした空間を怖がってしまい、撮影に苦労しましたが。再びパリを訪れる機会があれば、その時は凱旋門とタビィとを記念撮影したいという新しい夢を抱きつつ帰路につきました。
写真上:遠くにエッフェル塔が見えます。手前の広場ではボール遊びをしている犬のシルエット。/写真下:パリで出会った犬たち。大都市なので小型犬が主流なのかなと想像していましたが、意外と大型犬を多く見かけてびっくり。


