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2019.03.07

犬にはちみつ(ハチミツ)を食べさせても大丈夫?危険性はあるの?

春になってあたたかくなってくると、虫たちも活動を始めます。はちみつを作るミツバチは、私たちに大きな利益をもたらしてくれる貴重な"益虫"として大切にされていますよね。最近では、都会でも屋上などに作った庭園でミツバチを育て、はちみつを作るなどの試みもされるようになっているようです。

ニュージーランドで作られる"マヌカハニー"がその健康成分などから、メディアで取り上げられるなど、人気の食品になりました。自然由来の甘さと豊富な栄養が魅力のはちみつですが、甘いものが好きな犬たちの中には、はちみつを使った料理やお菓子に「それ、美味しそう!」と目を輝かせて食べたがる子もいるようです。
そこで、本日は「犬にはちみつを食べさせてもいいの?危険性はないの?」というお話です。

犬にはちみつを与えても大丈夫

量や与え方をきちんと守ることができれば、犬にはちみつを与えても問題ありません。
栄養たっぷりの健康食材としても注目度が急上昇しているはちみつ。人だけではなく、犬たちにも嬉しいポイントがいくつもあります。

■天然由来の強い殺菌作用、防腐作用がある


はちみつに含まれているグルコン酸という成分や、グルコースオキシターゼという酵素が強い殺菌作用・防腐作用を持っています。これらの物質は犬たちの体に悪影響をもたらすということはありません。この作用により、口内の健康維持効果が期待できます。

■高栄養のため、疲労回復効果が期待できる


はちみつの主成分といえば、果糖ブドウ糖の2種類の糖分です。これらは体内に吸収されると、速やかにエネルギーへと変換されるため、食欲が落ちている犬たちや、疲れが溜まっている犬たちへのエネルギー補給源としてもおすすめです。もちろん、過剰に与えることで肥満などのリスクになることもありますが、飼い主が量を調節して適量を与える分には問題ありません。
また、はちみつに含まれているビタミンB群アミノ酸ミネラルなどが犬たちの健康をサポートしてくれます。

犬に、はちみつに含まれるボツリヌス菌は危険ではないの?


さて、そんな嬉しい効果があるはちみつですが、人間の乳幼児では、はちみつを与えることは避けるべき、とされています。その理由としては、"ボツリヌス菌"に感染するリスクがあるためです。犬たちに、ボツリヌス菌が感染してしまう可能性や、犬の体調への影響は大丈夫なのでしょうか?

犬たちに関する研究によると、犬は一般的に、私たち人間よりもボツリヌス菌への抵抗性が高く、感染による毒性の影響を受けにくいといわれています。これは、犬たちがもともと野生で食べてきた食事の内容が、生肉であったり、半発酵状態のものであったことに理由があるようです。
ただし、全く毒性の影響を受けないという訳ではないようですので、人間同様に抵抗力が低い子犬などに与えることは避けた方が良さそうです。

他に、はちみつと同じようにミツバチが作る健康食材として、一般に女王蜂だけが食べることができる天然の高栄養食・ローヤルゼリーや高い抗菌力を持つプロポリス、ミツバチが集めた花の花粉をぎゅっと固めた植物由来の栄養たっぷりのビーポレンのサプリメントがあります。

ミツバチ由来の原材料を使用したアイテム

*1  POCHI DHAローヤル

*2  アーガイルディッシュ ネイティブポレン

子犬にはちみつを与える時は注意が必要

基本的に、犬にはちみつを与えることは問題ないといえそうです。
ただし、免疫機能や体の成長が不十分な子犬には与えないようにしましょう。
それから、当然ですが糖質の摂取量に注意が必要な糖尿病の治療中の犬をはじめとして、さまざまな病気の治療中であればまずは獣医師に相談したうえで判断するようにしてくださいね。

健康的な犬に与えるのであればさまざまな嬉しい働きが期待できます。
速やかにエネルギー源として使用できる糖類、アミノ酸などは犬の健康維持にも役立つ成分です。
また、殺菌作用を持っていますので、健康維持のために少しだけ与えてみるのも良いと思います。

おわりに

本日は栄養たっぷりで自然由来の甘さが魅力のはちみつが持っている栄養と、犬に与えてもいいのか、与える際の注意点についてご紹介しました。ハチミツにはボツリヌス菌と呼ばれる菌が含まれていることがありますが、犬の健康状態と与える量を間違わなければ問題ありません。
どんな食材や栄養でも同じですが、極端に多く与えたりすることで栄養バランスが崩れてしまったり、肥満につながることもありますので、しっかりと飼い主が犬の様子を見守りながら、上手く取り入れてみてくださいね。