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2021.05.20

犬の紫外線・白内障対策はいつから始める?犬のサプリメントの効果はあるの?

犬の紫外線・白内障対策はいつから始める?犬のサプリメントの効果はあるの?

私たち人間の場合は、「紫外線が強くなる5月から対策を!」なんていわれたりもします。暖かくなってくると同時に気になり始める紫外線は、犬の瞳にも影響を及ぼします。代表的な紫外線が関係するトラブルには、白内障があります。シニア犬になると多くの犬にみられる白内障は、対策を早め早めに始めておくことで進行を遅らせることができるトラブルです。
紫外線による瞳へのダメージ対策は、本格的な夏の到来の少し前から始め、継続して行うのがオススメです。
今回はそんな犬の紫外線対策としてオススメのアイテムと、ちょっと前からスタートがオススメの理由についてご紹介します。

ポチが、犬の瞳の健康を考えて作りました

ポチが、犬の瞳の健康を考えて作りました

POCHI 瞳ケアパウダー 80g

●分析値
タンパク質 27%以上  脂質 14%以上  粗繊維 3%以下  灰分 8%以下  水分 7%以下
○代謝カロリー398kcal /100g

●原産国:日本

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犬の白内障と紫外線の関係

犬の瞳トラブルのひとつ、白内障。白内障には大きく分けて2種類あります。まずひとつめが、遺伝的な原因で引き起こされる白内障。
もうひとつが加齢に伴い起こる白内障です。

加齢に伴って起こる白内障の場合、最初は飼い主も犬も気付きにくいことが多いのですが、犬の瞳の中に白っぽい「もや」のようなものが見えるようになったことで気が付くことが多いといわれています。
もちろん、加齢に伴って起こる現象ではあるのですが、シニア期になってから起こる白内障の進行と紫外線には深い関係があるといわれています。
白内障は、瞳の中のレンズの役割を果たしている水晶体と呼ばれる部分のタンパク質が変質することで起こります。そして、強い紫外線を多く浴びることで、水晶体のタンパク質の変質を進めることが分かっています。
ですから、犬の白内障の進行を少しでも遅らせるためには、紫外線のケアを行っていくことがとても大切になります。とくにシニア犬で、瞳の中を覗き込むと白っぽくなり始めているという犬の場合は、なるべく早め早めの対策をしていくのがオススメです。

 

 

POCHI 瞳ケアパウダーの働きについて


POCHI 瞳ケアパウダーに含まれるルテインは、鮮やかな黄色の天然色素です。卵の黄身の黄色やマリーゴールドの花弁の色はこのルテインに由来します。
ルテインはカロテノイドの中でも、とくに眼への働きかけが注目されている成分です。

ルテイン自体は犬の眼の中にある網膜に存在している成分です。
白内障は、水晶体のタンパク質が変質することで起こりますが、このタンパク質の変質には活性酸素と呼ばれる物質が関係しています。活性酸素は細胞を傷付ける作用を持っていて、強い紫外線などを浴びることで体内に活性酸素が増え、細胞にダメージを蓄積させてしまうのです。

ルテインはこの厄介な活性酸素を取り除き、細胞が傷ついてしまうのを防ぐ働きを持っています。しかし、年齢を重ねるごとに徐々に眼の中のルテインの量は減っていき、紫外線による水晶体の細胞が受けるダメージを軽減する力が衰えていくのです。
ルテインの減少によって取り除き切れなくなった瞳の中の活性酸素が細胞を傷付け、瞳の中を白く濁らせていってしまうのです。

瞳の中で活躍するルテインを新しく合成することができればいいのですが、残念ながら犬の体内でルテインを新しく作ることはできません。

既に瞳の中に「もや」が出始めている犬はもちろん、まだ瞳は気にならないけれど、将来のためを考えて早めの瞳の健康維持ケアとしてオススメです。

また、ヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸、ビルベリーエキスといった瞳の健康維持に嬉しい定番ともいえる成分もしっかりと押さえながら、ルテインと同様に、瞳の健康維持のために重要な働きを持つ卵黄由来のゼアキサンチン、細胞の健康維持に役立つキチン・キトサンといった通常の食生活では不足しやすい成分を配合。とくにキチン・キトサンは白内障の発症にも関係するといわれているAGE(最終糖化産物)と結合し、水晶体の細胞が受けるダメージを抑えるといわれています。とことん、犬の瞳の健康維持を意識して作られたサプリメントなのです。

犬の白内障に関係するAGE(最終糖化産物)とは?

 

AGE(最終糖化産物)とは、タンパク質と糖が加熱されてできた物質のことをいい、細胞の老化を進める原因物質のひとつとされています。

体内のブドウ糖の量が過剰になると、細胞の構成要素であるタンパク質に糖が結びつき、熱をくわえられて変質する「糖化」という現象が起こります。糖化によって生まれたものがAGE(最終糖化産物)です。
近年では、こうしてできたAGEが眼の水晶体の中で増えていくことで、細胞の老化が進み白内障を起こす原因のひとつになっていると考えられています。AGEが悪さをするのを抑えることが、白内障予防につながるのです。キチン・キトサンは、AGEが細胞を傷付け老化させる前にAGEに結合して排出を促すといわれています。

紫外線はいつから強くなるの?

では、どのタイミングから紫外線対策を始めるのが良いのかというと、紫外線が最も強くなる夏よりも前、春の内からスタートするのがオススメです。
紫外線の量は春頃から一気に増え、データにもよりますが、4月の紫外線の量は1月と比べると約2倍になるともいわれ、さらに7月8月に向けて加速度的に増えていきます。

紫外線によるダメージを考えると、春の内からルテインやキチン・キトサンを取り入れて継続していくことが紫外線対策としては効果的です。人間の日焼け対策でも早め、早めが効果的なのは同じですよね。
もっとも紫外線が強い夏の間だけではなく、瞳の健康維持のための紫外線を春から意識してみませんか?