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2026.08.06

ドイツの街角から~熱波到来のドイツ 夏の過ごし方~

ドイツの街角から~熱波到来のドイツ 夏の過ごし方~

*1 pochinski: スペインで保護された犬と暮らす、ドイツ在住の旅行&ファッションライター。趣味は犬の絵を描くこと、犬の首輪や冬用のセーターを作ること、たまに犬の手作り食やケーキ作りも。犬と暮らす日常のひとコマを不定期にお届けします。

「ドイツの夏は湿気が少なくてカラッとしているし、気温もそれほど高くならないから快適」と思っていたころを懐かしく思える事態が6月の終盤に起こりました。ヨーロッパが熱波に見舞われ、各地で観測史上最高という暑さを記録したのです。私たちが暮らすケルンでも35~40℃という気温が数日間続き、夏本番を前にすでに夏バテしそうな経験をしました。

6,7月のケルンは雨が少なく、緑だった公園の芝生は茶色くなってしまいました。

6,7月のケルンは雨が少なく、緑だった公園の芝生は茶色くなってしまいました。

そもそもドイツがこれほど暑くなるとは思っていなかったため、心と身体の準備ができていなかったことも一因ですが、わが家を含めてドイツの一般家庭には冷房機器がほとんど普及していないことも暑さがこたえる理由でしょう。冷房機器は一般家庭どころか、街中のショップや飲食店でも備えていないところは珍しくありません。「冷房完備」とプリントアウトした紙を誇らしくショーウインドウやドアに張り出しているショップを見かけるくらいですから。

冷房がないわが家では、扇風機やうちわといった昔ながらの道具と冷たい飲み物を頼りに暑さを乗り切りました。今回の暑さで、冷房機器や扇風機はどこでも売り切れになったと聞きましたから、去年のうちに扇風機を買っておいてラッキーでした。

街中で移動式の噴水を発見。タビィは怖がってこれ以上近づけませんでしたが、噴水の近くで気持ちよさそうに水浴びしている犬もいました。

街中で移動式の噴水を発見。タビィは怖がってこれ以上近づけませんでしたが、噴水の近くで気持ちよさそうに水浴びしている犬もいました。

わが家の飼い犬、タビィへの暑さ対策としては、まだ涼しい早朝のうちに長めの散歩を済ませたことでしょうか。1日の中で最も気温が高くなるのが午後3時~4時頃となるため、夕方は短めに、できるだけ建物や木々の日陰を選んで散歩。ですが、帰宅しても家の中は涼しくなく、荒くなったタビィの息が落ち着くまでしばらく時間がかかってしまいました。

木陰を選んで歩いています。

木陰を選んで歩いています。

暑い中でもタビィの食欲や体力は落ちなかったものの、1つ影響があったのは鼻です。鼻鏡と呼ばれる部位が乾燥気味になってしまったのです。あわてて通販ショップで専用クリームを取り寄せて1日数回ずつ塗り続けており、少しずつ潤いを取り戻しています。

潤いを少しずつ取り戻しつつあるタビィの鼻鏡。

潤いを少しずつ取り戻しつつあるタビィの鼻鏡。

と、ここまで書いてきましたが、実は6月末の熱波が去ったあとのケルンは過ごしやすい気候で、朝の散歩はカーディガンやジャケットなしでは寒いくらいの日も続いたほどです。扇風機の出番もありませんでした。ただ、7月末には再び熱波が来ましたし、予報では8月も暑くなるらしいので、私たちも気を抜かずにタビィの体調管理をしなければならないようです。

ケルン大聖堂の塔の背後から神々しく差し込む朝日。朝の散歩中、そんな光景に出会いました。

ケルン大聖堂の塔の背後から神々しく差し込む朝日。朝の散歩中、そんな光景に出会いました。