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2026.07.02

ドイツの街角から~ペットオーナーのマナーについて~

ドイツの街角から~ペットオーナーのマナーについて~

*1 pochinski: スペインで保護された犬と暮らす、ドイツ在住の旅行&ファッションライター。趣味は犬の絵を描くこと、犬の首輪や冬用のセーターを作ること、たまに犬の手作り食やケーキ作りも。犬と暮らす日常のひとコマを不定期にお届けします。

サッカーワールドカップなどの国際大会では、試合後の観客席でゴミ拾いをする日本人サポーターのマナーが話題になりますよね。ドイツ人サポーターのマナーはそれほど良いとは思いませんが、毎日の暮らしのなかでドイツ人のマナーがひどいと感じることもありません。では、犬の飼い主さんのマナーはどうでしょう?

まず、散歩中のうんち処理は飼い主さんに求められるマナーの1つ。おそらく、日本では自宅に持ち帰る方が多いのかもしれません。私が知っている限り、ドイツではうんちを自宅に持ち帰る飼い主さんはまずいないはず。飼い犬がうんちをしたら処理袋に入れ、道路わきや公園内にある公共のゴミ箱に入れることが一般的です。

ただし、放置されたうんちも良く見かけます。最悪のケースは、歩道の真ん中に放置されたうんちを踏んでしまうこと。そんな人の足跡を見ると「あ~あ」と思ってしまいます。私たちが暮らすケルンには処理用袋を備えた公共のゴミ箱があちこちにありますし、市販されてもいるのですけれど。マナーの悪い飼い主さんがいるのは確かなようです。


犬のリード着用も大切なマナーでしょう。日本ではリードを着用せずに散歩する犬は少ないかもしれません。ドイツでも公園のドッグランエリア以外はリードを着用することが原則ですが、リード未着用で公園や街中を歩いている犬は珍しくありません。人々もリード未着用の犬に対しておおむね寛容です。

しつけられている犬はリード未着用でも、ほかの犬を無視するかのようにすれ違っていきます。

しつけられている犬はリード未着用でも、ほかの犬を無視するかのようにすれ違っていきます。

この後、リード未着用の犬2頭がタビィに駆け寄ってきてちょっとした騒ぎに。

この後、リード未着用の犬2頭がタビィに駆け寄ってきてちょっとした騒ぎに。

リード未着用の犬はたいていの場合、良くしつけられているらしく、飼い主さんのコマンドに従って散歩しています。リードを着用しているわが家の犬、タビィの元へ寄ってもきません。ですが、時にはオーナーさんの言うことを聞かず、タビィに走り寄ってきて追いかけまわす犬がいて、ちょっとした騒ぎに。それでも相手側が「ごめんなさいね」などと謝罪してくれて一件落着となります。

一方、犬や飼い主の行動が問題だと思ったら、その場で意見する人はいます。残念ながら、注意を受けると「だって犬なんだから(仕方ないでしょ)」と飼い犬の問題行動を認めない放任主義の飼い主さんも。理不尽な注意を受け入れる必要はありませんが、自分や飼い犬の非を素直に聞き入れることは飼い主としてのマナーなのかもしれませんね。

写真左:タビィはリード未着用の犬が近づいてくるととてもナーバスになるため、屋外でタビィのリードを外せるのは、公園のドッグランだけです。/写真右:公園にはさまざまな野鳥が生息しており、トラブルを避けるためにもリードの着用は必要でしょう。

写真左:タビィはリード未着用の犬が近づいてくるととてもナーバスになるため、屋外でタビィのリードを外せるのは、公園のドッグランだけです。/写真右:公園にはさまざまな野鳥が生息しており、トラブルを避けるためにもリードの着用は必要でしょう。