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2021.12.06

シニア犬の健康管理に、ドッグフードで自然由来の漢方の考え方を取り入れよう。

シニア犬の健康管理に、ドッグフードで自然由来の漢方の考え方を取り入れよう。

ドッグフード選びを行う時に、皆さまはどんな基準を大切にしていますか?使用される原材料やカロリーの低さ、粒のサイズ、健康維持に役立つ成分の配合量など、注目しているポイントは人それぞれだと思います。

ドッグフード選びの時に注目してほしいポイントの一つに、フードのコンセプトもあります。フードコンセプトは、どのような考え方に基づいて作られたフードなのかという、作り手の思いになります。
今回ご紹介するビゴー&セージ アストラガルス ウェルビーイング シニア犬用は、伝統的な「漢方」を取り入れたドッグフードです。

古くから人間の医療や健康維持に役立っており、多くの方が実践している漢方ですが、自然の恵み、植物の力が改めて注目されつつある今、漢方をドッグフードに取り入れたビゴー&セージ アストラガルス ウェルビーイングの魅力について改めてご紹介いたします。

漢方&ハーブで健康管理

漢方&ハーブで健康管理

ビゴー&セージ アストラガルス ウェルビーイング シニア犬用

●原材料
ターキー  ドライドターキー  エンドウ豆(乾燥)  ポテト(乾燥)  フラックスシード  サーモン油  鶏脂肪    アルファルファ(乾燥)  ケルプ  ビール酵母  ミネラル類  アストラガルス  ホーソン  リコリス  ニンジン(乾燥)  キウイ(乾燥)  トマト(乾燥)  レモン(乾燥)  リンゴ(乾燥)  フラクトオリゴ糖(FOS)  ユッカ

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スタッフのおすすめポイント

■自然由来の成分で体調管理。漢方を意識したドッグフード

ビゴー&セージの最大の特長は、なんといっても漢方の考え方をドッグフードにも取り入れたということです。
漢方は、日本や中国などで伝統的に培われてきた考え方で、「体も自然の一部である」として特定の一部や不調だけにスポットを当てるのではなく、体を総合的に見てより良い状態で維持することを大切にしています。
漢方の考え方の中では、体のために長期的に健康的な状態を維持するのに、毎日の食事に注目する「食養生」というアプローチも存在しています。
その漢方の考えをベースに持つビゴー&セージは、毎日の食事から健康維持に役立つ漢方の成分を取り入れたい、と考える飼い主にぴったりのコンセプトを持ったドッグフードと言えます。

使用されている原材料は、主原料となる生肉と漢方で使用される植物などの食材を中心に組み合わせています。 

漢方の考え方に基づいているビゴー&セージのドッグフードの中でも、とくにシニア犬の健康維持という点に注目しているのが、アストラガルス ウェルビーイング シニア犬用。シニア犬の健康維持に役立つ成分を含む食材に以下のものがあります。

・アストラガルス(黄耆:おうぎ)

アストラガルスは、漢方では黄耆(おうぎ)と呼ばれていて、マメ科の多年草植物です。2000年以上前から薬や健康維持のためのお茶などに使用されてきたもので、細胞を健康的に維持したり循環器系の健康維持、免疫系の健康的な働きを維持するのに役立つといわれています。

シニア期は、老化に伴い細胞の入れ替わりが滞るようになったり、免疫細胞の働きが低下しやすくなります。そんな時に活用されてきたのがアストラガルス。シニア期になった犬が健康的にイキイキと過ごすのに役立つとされている成分を含んでいます。

・ホーソン(西洋山査子:セイヨウサンザシ)

ホーソンは、漢方では消化器系の健康維持や健康的な血流を維持するのに役立つ植物として活用されています。西洋では別名として「心臓を守るハーブ」という名前も持っている身近なハーブです。

シニア期になると心臓への負担を考慮した食事や生活習慣を意識することも、健康管理の一つになります。
また、ホーソンには、消化にも役立つ成分が含まれていますので、食が細くなってしまった犬やお腹の調子が安定しない犬がしっかりと栄養を消化吸収するのにも役立ちます。

・リコリス(甘草:かんぞう)

リコリスはマメ科の植物で、漢方での呼び名、甘草のとおりに強い甘味があります。多くの漢方薬で使用されている食材で、肝臓の働きのひとつである解毒作用をサポートしたり、粘膜の健康維持に役立てられています。粘膜の健康維持に役立つことから、飼い主さん用ののど飴も薬局などでよく見かけますのでぜひ見つけてみてください。

シニア期のもうひとつのケアポイントである肝臓の健康を維持して、イキイキ体調管理に繋げましょう。

 

■最新研究と伝統的な知識の組み合わせのポイント

ここまで使用される原材料と漢方の考え方や働きについてご紹介しましたが、少し前までは漢方は西洋医学と比較すると化学的なエビデンスが不十分、ととらえる人も多かったようですがその見方も変わりつつあります。今回ご紹介した植物はいずれも現在では健康維持に役立つ成分を含むことが判明していますし、実際に化学的な成分を用いる西洋医学的な治療と漢方や薬膳をうまく組み合わせて体調を整えていく、という柔軟な考え方を持つ獣医師も増えてきています。
大きく分けて病気やトラブルを治療すことに注目する西洋医学の考えに対して、漢方は健康的な状態を維持することに重きを置いているという違いがあります。それぞれの視点はどちらも大切ですので、状況に合わせてうまく選んでいけたら良いですね。
漢方で健康維持、という考えが気になる方へ、ビゴー&セージはオススメフードのひとつです。

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