ドッグフード探しを行う時に、原材料に注目して選ぶ飼い主さんは多いと思います。「犬の好み」や「取り入れたい成分が含まれているから」など、理由は様々だと思います。
でも、ポチで取り扱いしているドッグフードも数が多く、同じ原材料を使用しているフードでもどんな個性があるものなのかまでは分からず、迷ってしまう…という方も多いはず。

そこで今回は、ポチのペット栄養管理士がドッグフードの個性をまとめて比較してご紹介。今回は、人気の高い原材料の中から「サーモン」を使っているドッグフードをチェックしていきます。
サーモンを使ったドッグフードの中から、どれが良さそうか迷っている方の参考にしていただければ嬉しいです。

どんなポイントに注目してドッグフードを選ぶかを整理しよう

サーモンを使ったドッグフード 比較一覧表

トッピングに合わせて低カロリー＆低脂質。体重管理にも。POCHI ザ・ドッグフード ベーシック ワイルドサーモン(1kg/1,750円～)

ポチで取り扱いしているサーモンを使用したドッグフードの中で最も脂質が低いドッグフードのひとつです。カロリーも控えめで、なおかつ中程度のタンパク質量なので、体重管理を行いたい犬にもピッタリです。トッピングにも対応していますが、そのまま与えても総合栄養食の基準を満たしていますので、栄養面も◎。
さらにポイントなのが、第一原材料であるサーモンに、生鮭を使っているので嗜好性がとても高いことがあります。健康に良い食事であっても、やっぱり美味しいものでなければ続きません。

栄養面でも、生のサーモンを100％使用しているだけではなく、サーモンオイルや緑イ貝も配合していてEPAやDHAといった栄養もしっかり摂取できます。
1kgあたりの価格も比較的手ごろなので、グレインフリーでサーモンをメインに使用したプレミアムドッグフードを始めてみたい！という方にはまずオススメのフードになります。

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中～大型犬も食べやすいふっくら粒。低カロリーなので関節ケアにPOCHI ザ・ドッグフード ベーシック ワイルドサーモン ミディアムラージ粒(2.7kg/4,635円)

POCHI ザ・ドッグフード ベーシック ワイルドサーモンを中～大型犬でも食べやすいようなふっくらとした中～大粒にしました。
中型犬以上では、シニア期になると関節系のトラブルが多くなります。肥満は関節トラブルの大きな原因となりますから、なるべくカロリーや脂質は控えめのものをお探しという方も多いはず。そんな大きな犬のお悩みにピッタリなのが、POCHI ザ・ドッグフード ベーシック ワイルドサーモン ミディアムラージ粒です。

サーモンに含まれるオメガ3脂肪酸の一種であるEPAは関節や皮膚の健康維持に、DHAは神経系の健康維持にとても重要。関節だけではなく、繰り返す皮膚のトラブルや高齢になった時の認知症が心配、という日本犬(柴犬、秋田犬、紀州犬など)にもオススメです。
こちらももちろん生サーモンを第一原材料に使用していますので、美味しさもバッチリです。使用している原材料や栄養価はPOCHI ザ・ドッグフード ベーシック ワイルドサーモンと同じです。

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シニア犬向けの11種類の健康維持サポート成分をプラス。POCHI ザ・ドッグフード エイジングケア ワイルドサーモン(1kg/1,925円～)

POCHI ザ・ドッグフード エイジングケア ワイルドサーモンは、11種類のエイジングケア成分が魅力のドッグフード。関節、免疫系、体重管理、抗酸化成分、心臓の健康維持成分、下部尿路の健康維持成分、皮膚被毛の健康維持成分などなど、豊富なお悩みに役立つ成分を配合しています。
今はまだ、とくに気になる悩みはないけれど、これから年齢を重ねていくことを考えると「何か体に良いことを始めたい！」と思っている方は多いのではないでしょうか。そんな方に、エイジングケア ワイルドサーモンはオススメです。

こちらも生のサーモンを第一原材料として使用していて、嗜好性はお墨付き。
それだけではなく、カロリーは今回ご紹介するサーモンをメインに使ったドッグフードの中では最も低くなっています。美味しく食べながら、体重管理も行って行きたい時にも選択肢の一つとしてオススメです。
お値段はベーシックシリーズと比較すると少し高めですが、より健康を意識した食事を与えていくならエイジングケアシリーズがオススメです。

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サーモンに嗜好性UP食材、ラムトライプも配合！ペットカインド グリーントライプ＆ワイルドサーモン(2.7kg/5,720円～)

こちらのドッグフードは、第一原材料としてはラムのトライプを使用しています。トライプとは、草食動物の胃やその内容物のことで、犬たちにとっては大のごちそうといわれていて、嗜好性を大きく上げる原材料のひとつ。しかも、トライプは強烈なニオイを持っている食材としても知られていますが、ペットカインドの独自製法によりドライフードではニオイが抑えられていることも嬉しいポイント。
それにサーモンを組み合わせることで、トライプの嗜好性と生のサーモンの美味しさの両方を楽しむことができるドッグフードです。
食欲不振などで、とにかく食べるものを探してくれている、という時にもオススメしています。

ポチでは大型犬の飼い主さんに人気の傾向がありましたが、基本的なレシピはそのままの小粒タイプも登場して小型犬にもオススメしやすくなりました。

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アレルギーに配慮したシンプルプロテインウェルネス シンプル 全犬種用 体重管理用(1歳以上用) サーモン&じゃがいも

食物アレルギーへの対策として、アレルギーを引き起こす原因となるタンパク質を制限するという方法があります。チキンにアレルギー反応を起こす犬なら、チキン系の食材を、ビーフにアレルギー反応を示す犬ならビーフを避ける…といった具合です。
でも、さまざまな原材料や成分が組み合わさって作られることが多いドッグフードでは、完全に特定のタンパク質を避けた食事を探すというのは意外と難しかったりします。
食物アレルギーへの対策として、サーモンを使用したドッグフードを探しているのであれば、タンパク源となる食材をなるべく減らしたシンプルなウェルネス シンプルシリーズのサーモン&じゃがいもはオススメです。

動物性タンパク質源を1種類のみ、その他原材料の種類をなるべく限定することで、アレルギーの原因となる可能性を小さくしています。
さらに、体重管理にも嬉しい低脂肪(8％)レシピになっていますので、脂質が高い食事を与えることができない犬(獣医師から低脂肪フードを勧められている)にも与えることができます。
⇒小型犬向けの小粒タイプもご用意ございます。

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おわりに

今回は、サーモン(生鮭)を主原料として使用したドッグフードを比較してその特長をご紹介いたしました。
ドッグフードを探していくうえで大切なのが、「なぜドッグフードを探すのか」「どこにこだわるのか」といったポイントを絞っておくことです。
残念ながら、どんな犬も食べてくれて、なおかつ全ての犬の体質にも合っている、といった完璧なドッグフードはありません。ですから、ココだけは譲れないというポイントを決めておき、それに合致しているかどうかをチェックしてみるといいと思います。
今回ご紹介した内容が、皆さまのフード選びの助けになれば幸いです。

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