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2026.07.06

ライフステージ別「好き」の増やし方と生かし方 5〜9歳編《RETRIEVER + POCHI archive070》

ライフステージ別「好き」の増やし方と生かし方 5〜9歳編《RETRIEVER + POCHI archive070》

写真=野口祐一
構成・文=RETRIEVER編集部

「RETRIEVER」は、ゴールデン、ラブラドール、フラットコーテッドを中心とした、レトリーバー種の専門誌。
陽気で明るい性格は家族に笑いをもたらし、豊かな表情は言葉が通じなくてもコミュニケーションを可能にしています。
何と言っても、人間に対する愛情がとても深い。そんな犬種との暮らしを紹介する「RETRIEVER」さんの素敵な記事をピックアップしてPOCHIバージョンでご紹介。
犬種が違っても読めばきっと皆さんのドッグライフがより充実したものになるはずです。(POCHI編集チーム)

■ "継続"を意識して豊かな経験を重ねていく

5〜6歳はまだ元気いっぱいの時期ですが、シニア期を見据えた準備を始めたい年代でもあります。見た目には若々しくても、体の中では少しずつ加齢による変化が進んでいるため、これまでに育んできた「好き」や得意なことを継続することが大切です。遊びやお出かけなどの楽しい経験を続けながら、カラダを触られる練習や介助につながるケアトレーニングも日常的に取り入れ、シニア期を快適に迎えられる土台をつくっていきましょう。

運動の内容を切り替えていく激しい運動はほどほどに。年齢に合う、適度な運動量を意識して

大型犬の5〜6歳ごろは、関節への負担を考えながら運動内容を見直したい時期です。激しい運動は関節炎のリスクを高めることがあるため、無理のない運動へと徐々にシフトしていきましょう。代わりにおすすめなのが、嗅覚や頭を使う遊びです。ノーズワークなどは犬の作業意欲を満たしやすく、年齢を重ねても続けやすい活動です。また、運動そのものをやめるのではなく、坂道や少し足場の変化がある場所を散歩に取り入れ、筋力の維持を心がけることが大切。シニア期になっても自分の足で元気に歩き続けられる体づくりを目指しましょう。

犬とのコミュニケーション日々のルーティンもしっかり笑顔でほめてあげよう

5〜6歳ごろになると、犬がさまざまなことを当たり前にできるようになり、飼い主もほめたり一緒に取り組んだりする機会が減りがちです。しかし、年齢を問わず大切なのは、犬とのコミュニケーションを積極的に取ること。遊びやトレーニングの時間を設け、協力してくれた時や好ましい行動を見せた時はしっかりほめてあげましょう。日々の小さなやり取りを重ねることが、信頼関係を深め、これからのシニア期を支える大切な土台となます。

これから迎えるハイシニア期。 暮らしの取り組み、何をする?

シニア期を目前にしたこの時期は、将来起こり得る変化に備える準備が大切です。特に、カラダを触られることや服を着ること、歩行補助ハーネスやおむつの装着、室内トイレの利用など、介護につながるケアに少しずつ慣れさせておくと、いざ必要になった際の負担を軽減できます。また、社会化は子犬期だけのものではなく、生涯を通じて続けたい取り組みです。さらに、かかりつけ医との関係づくりや飼い主自身の体力維持、住環境の見直しも重要な準備の一つ。シニア期の急な変化にあわてないためにも、できることから少しずつ備えておきましょう。

出典:『RETRIEVER』 vol.122/ライフステージ別「好き」の増やし方と生かし方 

*1 監修=和田美帆(わだみほ)。獣医師。日本獣医畜産大学(現・日本獣医生命科学大学)卒業。2003年に「ファミリー動物病院」(現・千葉どうぶつ総合病院)を開業し、現在副院長、動物行動診療科医長。2011年に「犬と猫の学校 amie」設立、2015年に獣医行動診療科認定 医取得。




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